大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨日久しぶりにてっちゃんの投稿を読ませていただき、とても共感させていただきました。
人生の最も苦しい時期に出会った仲間の皆さんとの交流は、一般社会では得難い経験だと思います。
私たちは人間関係によって、時に傷つき苦しみますが、それを癒してくれるのもまた人であると改めて感じています。
話は変わりますが、先日まで休職していました。
業務中の事故がその理由です。
20代~30代が中心の職場で働いており、生活の発見会では、未だ若い世代でもあり老いに対する備は先のことだと油断していました。
老化は既に確実に始まっています。
お恥ずかしいことですが、作業中に顔面から転倒したのです。
気持ちだけ若かったというショッキングな現実に唖然としました。(笑)
気持ちと体の反応に、微妙なタイムラグが生じるのです。
今回は顔面が腫れ上がり、顔中ぐるぐる巻きの包帯で外出も意にならず、心身共にトンネルビジョンでかなり苦しみました。
抑鬱から全身の痛みが起こるのですね。
顔が痛い、腰が痛い、胸が痛いの三重苦でした。
1歳半の孫娘が、私の顔を見て大泣きするのでさらに凹みました。
何とか先日職場復帰したことで、すべての痛みが消えました。
不思議ですね。
ところで、このようなときに本当に有難かったのは、集談会の仲間の皆さんの存在でした。
リアル家族ではありませんが、ある意味※「魂の家族」だと思っています。
※同じ苦しみを体験した者同士が、それを分かちあい、癒し合うための「心の家族」のこと。
今後も虐待やネグレクト、いじめなどにより家庭や学校が安全な場所ではない子供たちが益々増えると思います。
事実コロナ禍で貧困や家族間のストレスから虐待が増えているという統計もあります。
やがて、彼らが大人になったときに社会の中で自分を責めて神経質症に苦しみ、生きづらさを感じる時が来るかもしれません。
事実アダルトチルドレンや発達障害やHSPなどが、ネットで随分取り上げられています。
今後生活の発見会もSNSの整備だけではなく、このような社会背景に向き合い現代の若者に適した森田療法のアプローチの仕方を考える時期に来ています。
是非、神経質症以外の鬱や依存症など様々な心の病に対しても、現代の若者の視点から森田療法をどう活かしていけるのか集談会で皆様と共に考えたいと思う私です。
2021・12・11 一世
※参照 斎藤学氏 「自分のために生きていけるということ」