大阪水曜ほっと集談会一世です。
下記は今からちょうど1年前に投稿させていただいたブログです。
本日2021年12月14日、大阪水曜ほっと夜間懇親会を開催してあらためて集談会のすばらしさを実感しました。
僭越ですが、集談会のすばらしさを教えていただいた河野先生のことを記したブログです。
原点に帰って集談会について再度考えたいと思いました。
再度ご覧いただければ、幸いです。
以下、
1997年5月20日生活の発見会編集による一冊の小冊子が号外として発行されました。
発行人は、当時の理事長大谷鈴代氏です。
表紙には「生きるとはどういうことか考えてみましょう」河野基樹講演集というタイトルがつけられています。
この小冊子は私一世の生涯の宝物です。
河野基樹先生の事は、何度もこのブログで紹介させていただきました。
先生から学ばせていただいた事を若い次の世代の会員の皆さんに語り継ぎたいという思いがあります。
以下先生のお言葉の一部を紹介させていただきます。
私が、私が、と自分中心に考えているあいだは、周囲の事に目がいきません。
※主役の座降りる緑が美しい(河野基樹先生作)
私はこんなにつらい、私はこんなに苦しいというように、主役が自分であるときは苦しいですね。
生活の発見会で、大勢の会員たちと接することは、ともすれば閉鎖的になりがちな、閉じこもりがちなわれわれ神経質者の人間関係の輪を広げる、大きな役割を果たしているように思います。
機が熟するということが有ります。
森田に接して森田療法を受け入れられる時期というものがあります。
生活の発見会に出会ったり、集談会にせっかくチャンスがあって出席してもその人の機がそこまで熟していないと、発見会に飛び込めないで、そのまま離れてしまう場合があります。
そして発見会での人間関係のよさは上下関係がないということがひとつと、それから二番目には、利害関係もないということであろうと思います。
早く入会したからその人が上だ、初心者だからこの人は下だ、ということはありません。
発見会の中では、みんな平等だと思っています。
河野先生が他界されて来年で25年になろうとしていますが、先生からの学びは、今も続いています。
そしてこれからも・・・・・
2020・12・14 一世