大阪水曜ほっと集談会一世です。
本日は有給休暇です。
当然のごとくぼっとしています。
今朝NHKの朝の番組に、現役の内科医で小説家の南 杏子氏が出演されていました。
主婦で子育てをしながら38歳で医師になり55歳で作家デビューをされた女性です。
ターミナルケアーに関心のある私には、緩和ケア病棟の勤務医であられることも関心のひとつでした。
究極の寄り添いとは、死を前にした傾聴ですね。
南先生のような医師に出会えることは本当に幸せな事ですね。
以前専門の緩和ケア病棟を持つ市立病院の医師や看護師長さんのお話を伺う機会があり人が人に寄り添うとはどいうことか少しだけ学ばせていただきました。
実際に特別に入院施設も見せていただきました。
大体2~3ヶ月をそこで過ごされる方が多いようですが、1週間位の方も有るそうです。
あまり考えたくないことですが、人は皆いつか死を迎えることになります。
私は兄弟を若くして亡くしているせいか、生死一如の感があります
どのように死を迎えるかわかりませんが死の問題と向き合うことは裏を返せば、よりよく生きることにつながるかと思います。
本日のテーマは自助グループの役割について、素人なりに考えました。
一言で言えば主治医や専門のカウンセラーが出来ない心の隙間を埋めることでしょうか。
医師との関係性が縦の関係であるとすれば、とことん横一列の関係性でつながる。
肩書のような役割はとことん廃止する。
間違っても処方されている薬に言及するなど医師や心理カウンセラーの領域に踏み込むことは一切しない。
そこは出来る事と出来ない事に明確な一線を引くことが最低限のマナーですね。
中途半端な評価やアドバイスであれば一切しない方が良いと個人的には思います。
男性に多いのですが、企業社会の中で培われた成果主義のような価値感を無自覚に持ち込もうとする人が時々見られます。
自助グループの中で経験や会員歴を盾に承認欲求を満たそうとする動きも避けたいですね。
集談会では代表幹事が、具体的にこの部分は駄目ですと自覚を促すことは必要かと思います。
理想を言えば比較・競争からは無縁の安全な場所なのですが、もう少しシンプルにあなたが居ないとあの人最近参加しないけどどうしているのかな?と気にしてくれる人が複数いる集まり、そんな気がしています。
これはあくまでも、私の個人的な感想です。
2022・1・28 一世
※南 杏子氏 内科医・作家・映画「命の停車場」の原作者