大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日のタイトルは同世代で現役の看護師、作家の宮子あずささんの書かれたつらい心への処方箋からいただきました.。
それにしても面白い表現ですね。
郵便ポストを見る度に笑ってしまいます。
そういえばどこか私たちの自助グループに存在しているようなキャラですね。
人のことは笑えますが、自分のこととなると同じようなことを結構私たちはしているのです。
何でもかんでも自分が悪いのではないかと過度に反省をしてしまうのが、神経質タイプと言われる人たちの一つの特徴でしょうか?
反面、世の中には何でもかんでも人のせいにして特に反省することのない〇〇のような人がいます。
固有名詞を出すと家族内で揉めますので、伏せ字にしておきます。(^-^*)
とらわれたり、心の葛藤はないかもしれませんが、長年観察していますとほとんど言動が変わりません。
曰く、私は悪くない!
これって本当に幸せなことなのでしょうか?
知らんけど!(小さな声で)
このすべてを他人のせいだと言い張る感情も、すべては自分に原因があるとする感情も、実は同じように心の事実に対する無知から生じるような気がしませんか?
ああ嫌だ、嫌だ、似たもの夫婦!
※今日の心に響く言葉
思えば人間はとても理屈っぽい動物です。
何かが起こった時、それを「なぜ?」と考え一生懸命理由を探そうとする。
そしてこれは結果として、爆発しそうな感情を、論理的思考に切り替えることで、一時的に抑える働きもします。
しかしなぜと考える思考はどうあがいても悪い結果しか待っていない状況に対して切り込んでいくと、むなしい犯人捜しになることも知っておく必要があります。
この誰も幸福にならない迷路にはまらないためには、自分が気持ちの操作をしていることをきちんと自覚することが一つ。
そしてもう一つは誰のせいでもない不幸があることを心のどこかに留めておくこと。
その二つに尽きると思います
2024/06/13 一世
※つらい心への処方箋/宮子あずさ氏/ポプラ社