「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

2月19日(水)14時~・2月18日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

自己中心から生かされている私へ!

2022年11月22日 07時46分19秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日11月22日は何の日かご存知ですか?

いい夫婦の日です。

ということで今から結婚式に行ってきます。

冗談ではありません。

先日よりドキドキでした。

おまえが結婚するわけではないやろ!(こころの声)

そうですが、一応神経質なので対人不安が強くなるのです。

そういえば新郎挨拶を夜中まで練習していたことを思い出しました。

集談会でも、最後の両家代表挨拶で悩まれていたお父さんが参加されたことがありました。

コメントを求められたので、自分がどう思われるかより、とにかく息子さんのお嫁さんを褒めまくってくださいと申しました。

主役は、新郎の父ではありません。

主役は新婦なのです。

その思いは、今も変わっていません。

ところで悪い夫婦の見本のような私です。

全ては自分にばかり関心が向いて、家族が見えていなかった私の自己チューによるものです。

罪滅ぼしで孫にせっせとケーキを買っています。

森田を学んでいなければ、学校も会社も結婚も早々にアウトだったと思います。

今日は若いカップルを祝福するために出席し、お祝いの言葉を述べて、笑顔でいることが目的です。

私のドキドキなど関係ないのです。

若き頃森田療法を学んだ、河野 基樹先生は、こう書かれています。

※私が生きている、私はこんなに辛い、私はこんなに苦しいというように、主役が自分であるときは苦しいですね。

※私が私がと、自分中心に考えているあいだは、周囲のことに目がいきません。

先生が仰るように、自分が生きていたというよりいつも誰かに支えられて生かされていたという事実に目が向いていませんでした。

ああそれにしても、結婚式の出費はキツイ!

還暦にも関わらずまったく森田が身につかず、自己中心が抜けていないトホホな一世です。


2022.11.22 一世

※発見誌1997年号外 河野 基樹講演集「生きるとはどういうことか考えてみましょう。」より一部抜粋

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とらわれを手放したくない神経質者!

2022年11月21日 06時14分07秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

此処のところ仕事が忙しい日々です。

今日も今から早出勤務です。

さて普段は忘れていますが、休みになると急に調子が悪くなる私です。

頭痛がすれば脳の病気、胸が痛めば心臓の病気というふうに何時も体の異変を見つけようとするのです。

さて、集談会で語られる様々な症状を聴いていると、ふとこう思うことがあります。

この人は、治したいと言いつつ実は症状を手放したくないのではないか?

かつて私もそうでした。

読書恐怖・雑念恐怖があるので勉強ができない。

症状が無ければもっと成績が良かったはずだという理屈です。

症状という言い訳がなくなると困るのです。

とらわれがあるからできない、とらわれがあるけれど少しやってみる。

この素直さの有無が天国と地獄の分かれ道のような気がするのです。

職場で新人の20代の若いスタッフと話をしていて伸びしろの大小は、持って生まれた能力というより素直さであると感じることがあります。

これは年齢に関係ありません。

10代からヒネクレていた私ですが、森田の学びでこのことに気づいてから出来るだけ素直に言われたことをやっています。

結果どんどん仕事が増えてきて、最近はセーブしています。

まだまだ、素直というより良く思われたいという邪心が働いているのです。

自己紹介で症状の話ばかり何年も繰り返す人がいます。

一方で最近こういう趣味をやっていますとか旅行に行きましたと語る人があります。

森田博士の「神経質は治すことをやめたら治る」という言葉がふと心に浮かんだ一世です。



2022.11.21 一世

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どちらにするか迷ったときにきく森田博士の言葉

2022年11月20日 07時21分28秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

毎日このまま仕事を続けるか、思い切ってやりたい世界に飛び込むか日々葛藤している私です。

そんな私の心に刺さる森田博士のある言葉が飛び込んできました。

※日常生活は、すべて仮定である。

仮定ということは、諸行無常である。

このことについて森田博士はこのように解説されています。

※いくら自分で都合のよいように決めても、周囲の事情で、どう変化してくるかわからない。

何も絶体絶命とかいうような頑張りの心はいらない。

この心の葛藤が起これば、仮に、どちらか一方に決めてみる。

すると都合の良い時は、じきに解決案が浮かび出て来るし、都合の悪いときには、心はいつの間にか、他のことに流転して、前の執着から離れるというふうである。

常にどちらか一方に完全に決めようとすることで苦しみが生じるのですね。



2022.11.20 一世

※森田正馬全集 第五巻 P423より抜粋

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スジ大根と鬱的感情!

2022年11月17日 07時24分00秒 | 集談会日記


大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨日は大阪水曜ほっと集談会であった。

本当に心癒される時間であった。

平日の昼間ということもあり、女性が2/3であった。

元々夜間集談会としてスタートしたのだが、昼間の集談会に移行して来年4月で4年目になる。

映画、音楽、美術、旅行本当に女性の方は話題が多い。

そのうえ家事、育児をこなし、仕事をされている方が大半である。

【二刀流】どころではない。

大谷翔平選手も真っ青である。

かつて思い描いていた集談会がここにある。

コロナ過でも休会は、2回だけである。

毎月夜間懇親会と集談会を開催してきた。

ただ、ただ感謝の気持ちしかない無能な一世です。

さて、いつものことだが集談会終了後、深い虚脱感に襲われた。

職場の嫌な人間が浮かんできて、過剰な責任感から本来の落ち込んだ自分に気がつく。

するとまた、辛い現実に引き戻される。

今回もどうしようもない感情のまま、おでんを作ろうとした。

残念ながら、100グラム280円のスジ肉と大根しかない。

スジ大根に変更した。

落ち込んだり、とらわれると煮込み料理を作るのが習いである。

これは中学生の頃から、変わっていない。

最初のとらわれは、中学2年生の頃であった。

当時はカレーばかり作っていた。

進歩していないと思わず苦笑した。

仕方なしの生活を続けるしかない一世です。

ぐつぐつと煮える大根を眺めながら、生きることに特に意味など求めなくても良いのではないかとおもった。

植物や動物が生きる意味など問うか?

人間だけが小賢しい知恵を働かせる。

落ち込んだり、時には喜んだりしながら、ただ生きていく。

今日のところはそれでよしとする。

とらわれを強制終了させた一世です。

私の気持ちとは裏腹に、スジ大根はとても美味であった。


2022.11.17 一世
※写真はイメージです。
これほど上手ではありません。

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男は心傷ついた戦士?

2022年11月16日 08時10分13秒 | 集談会の様子


大阪水曜ほっと集談会一世です。

3年前のコロナ過より男の井戸端会議を推奨している私です。

ところで昨夜は大阪水曜ほっとオンライン夜間懇親会でした。

戦争などない平和な国の日本ですが、男はいつの時代も傷ついた戦士かもしれないと感じた夜でした。

北海道・九州・島根・大阪・兵庫・愛知の各県より40代~60代の現役ATMオジサン男性が参加してくださいました。(笑)

還暦を過ぎてかなりくたびれた私ですが、そのままの自分でいられた貴重な時間でした。

皆さんには普段は職場や家庭で見せることのない男の弱さ、辛さを語っていただき本当に共感させていただきました。

詳細は個人情報もあり省きますが、この場所では、肩書も年齢も関係ありません。

同じ悩みをもつ男性が集まって本音で語るときに生じる心の化学変化が面白いですね。

ああ、楽しかった。

昔、男は黙って〇〇ビールというCMがありました。

名俳優、高倉 健さんに代表される、寡黙で渋いのが男の美徳とされた時代に青春時代を過ごした私です。

仕事がガンガンできて、パワフルで家庭では良き夫であり良きお父さん、そんなのは幻想です。

男は仮面を脱げば、いつまでもクヨクヨした心傷つきやすい繊細な生き物です。

中高年の男性の皆さん、もっと自分自身の弱さについて喋りましょう!

職場でも家庭でも攻撃の矛先を向けられることはあっても誰も褒めてくれません。

だから自分で自分を褒めましょう!

集談会では、エエカッコする必要はないのです。

ここで翼を休めて、また戦場に戻るのです。

心優しきオジサン世代の皆さん頑張らずに頑張りましょう!



2022.11.16 一世

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