夏は花撮影には暑くて、どこに行こうかと悩みます。
少し遠出もしたいと思いつつ、コロナの感染者が増えてきていることを考えると躊躇してしまいます。
結局、久しぶりに近くの観察の森へGo!
深緑は美しかったけれど、暑かった(^^;
それでも、木陰の風で汗が引きます
コクラン(黒蘭)
初めて見ることができた花、
たった一株に花も一つ、、でも、花が付いていなかったら見逃していたはず
そしてずっとここで生えていることを知らずにいたかもしれません
後姿だったのがちょっと残念!
ウメガサソウ(梅笠草)の果実
私的通称「目玉の親父」
今年は花の時期に見に行けなかったので、
せめて果実だけでも…
昨年撮った花を再掲
これを見ると、やっぱり今年も見たかった…
( 撮影日:2022年7月3日 )
5月最後の日曜に行った横浜市自然観察の森で出会った花たちをご紹介します。
横浜霊園前バス停から石段を上がるのが自然観察センターへの近道です
オニシバリ(鬼縛り)の真っ赤な果実、お初です(^-^)
美味しそうに見えますが、ネットで検索してみると有毒とのことです
でも、私がいつも参考にしている山と渓谷社「日本の樹木」には
“果実は長さ約8ミリの広楕円形で赤く熟し、非常に辛い”と書かれています
どちらにしても口にはしたくないですけど…(^^;
花は終盤で、きれいなのはなかなか見つけられませんでした
クララ
和名は眩草(くらくさ)が略されたもので、
根をかむとめがくらむほど苦いことによるそうです
2017、18年に栂池高原の塩の道で初めて見て以来、
まさかこんなに近くに生えているとは知りませんでした
ミヤコグサ(都草)
道ばたや芝地などに生える多年草で、
茎は地面を這うそうですが、
ここのは結構立ち上がって元気いっぱい、黄色の花をつけていました
オカトラノオ(丘虎の尾)
ムラサキシキブ(紫式部)
ちょうど花の咲き初めで蕊がとてもきれいでした
立派なオニシバリ
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
1つだけ花が開いていました
日差しは強くても、木陰は風が抜けてほっと一息つけます
オカウコギの雄花(?)
5/9蕾だったのが咲いていました
肉眼だといまいち構造が理解できませんでしたが、
パソコン画面で花弁が見事にそっくり返って、全体的に球形に見えているのだと…
もっとしっかり他の花も撮っておけばよかったとかなり後悔です
サルナシの雄花
葉は見たことはあるような…
でも、サルナシという認識は無く、ましてや花は初めて♪
見ることができてラッキーでした
葉
サルナシ(猿梨)
葉のわきに直径1~1.5センチの白い5弁花をつけますが、
雄花と両性花は集散花序につき、雌花は1個ずつつくそうです
果実は長さ2~2.5センチ、甘酸っぱくて美味しいそうです
2018年栂池自然園へ行ったときにサルナシのシャーベットを食べましたが、
結構酸っぱくて、半分しか食べられませんでした(^^;
ニワトコの果実
サルトリイバラの若い実
ハンショウヅル(半鐘蔓)
もう少しすると白髭になるはず
( 撮影日:2021年5月30日 )
昨年8月に目玉の親父状のウメガサソウの果実を見て以来、花が咲くのを楽しみにしていました。
mirusiruさんや楽さんの開花情報のおかげで、やっと初ウメガサソウ♪♪
わずかに見頃から2~3日遅かったような気はしましたが、
見ることができ大大満足です。
ちょうど見頃かも…という株は背を向けていて顔を見せてくれませんでした
ウメガサソウ(梅笠草)
乾燥気味の山地や丘陵の林内に生える5~10センチの多年草
茎の先に直径1センチほどの白い花をつけます
花弁の中心が極淡いピンクを帯びていて、もっとじっくり撮ればよかったと少し後悔
でも、撮っているときは行き倒れスタイルで息を止めて…
30分が限度でした(^^;
( 撮影日:2021年5月30日 )
先日、撮影をしたヤマアジサイの画像整理が終わりました。
品種の数は125、例年に比べ少し少な目かなぁとは思いますが、
これからどんどん咲き始め、境内の通路に並べられるはず
できればもう一度撮りに行きたいなぁと…ちょこっと考えています(^^;
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イボタノキ
マルバウツギ
マユミの雌花(?)
ガマズミ
オオバウマニスズクサ
葉は園内の何か所かで見かけましたが、花を付けているのはなかなか無く、
やっと一株だけ見つけることができました
花をアップで見るとちょっと異様に感じるかもしれませんが、
大きな葉の陰に隠れて咲いている姿はとっても可愛いのです
ノイバラ
ヘイケボタルの湿地では鴨のつがいがのんびりしていました
コウホネ(河骨)の花はまだ咲いていませんでした
ユキノシタ
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自然観察の森を出て、金沢市民の森を抜け瀬上市民の森へ
テイカカズラ
尾根道脇に咲き残りのフタリシズカ
オカタツナミソウ
花を探しながら歩いていると木の根に躓いてしまいます
シロバナハンショウヅル
ハンショウヅルは既に終わっていましたが、
シロバナハンショウヅルはかろうじていくつかの花を見ることができました
一昨年の台風15号で散策路に倒れ、一時通行止めになっていた場所
倒れていても新しい枝葉を出して生きています
この倒木の下をくぐって行きます
コゴメウツギ
ハナイカダの雌花
小さなキノコ
ウグイスカグラの果実
ナルコユリ(鳴子ユリ)
山地の林下に生える多年草
葉のわきからでる花柄は枝分かれし、その先に2センチほどの緑白色の花が3~5個ぶら下っています
なかなか花を見る機会が無かったので、良かったです
たぶんツクバネウツギの花後のガク片かと…
ニガナ
倒木にも絡みつき花を咲かせているテイカカズラ
ここはもう瀬上市民の森です
タチツボスミレの若い実がたくさん付いていました
何度か躓いてしまった(+_+)
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瀬上市民の森から住宅街に出てから見た花など
ハコネウツギ
エゴノキ
イソヒヨドリ(♀)
イソヒヨドリ(♂)
車が通る道で何かを啄んでいました
あまり人を気にしていないようで、我が道を行くモード
ネットで検索したところ
『磯でさえずるヒヨドリ似の鳥。建造物を崖に見立てて市街地にも進出』
とありました。
5/2にも見かけましたので、この付近に定着しているのかもしれません
キキョウソウ(桔梗草)
北アメリカ原産の帰化植物で1年草です
道ばたのコンクリートの間から生えているのをよく見ます
花の直径は1.5~2センチほどです
近くの花壇で咲いていたアヤメ(園芸種かも知れません)
( 撮影日:2021年5月9日 )
光則寺のヤマジサイの前に、5/9の自然観察の森のアップが残っているので先にご紹介します。
撮影順にアップしますので、自然観察の森の雰囲気も楽しんでいただければ何よりです。
バス通りから見えた観察の森の崖
ジャケツイバラの黄色い花が見えました
多分、マルバウツギ
崖の上に張り付くように生えていて白い花を咲かせていました
長倉町のバス停近くの小川いっぱいに繁茂していたクレソン
オヤブジラミ
見たら撮りたくなるムラサキケマン
ウグイスカグラの赤い実
食べられるそうですが勇気が…
カタバミ
どこででも見られる花ですが、花姿が美しかったので♪♪
イトトンボの仲間(?)
マルバウツギはちょうど見頃でした
ヤブジラミかと思ったのですがオヤブジラミですね(^^;
長倉口にある東屋(実はトイレです)
緑の木々に囲まれていると風情を感じます
サルトリイバラの実
今年は花を撮る機会がなかったので、実を…
コナスビ(小茄子)
果実がナスに似て、小さいからということから付いた名
茎には軟毛が生え、葉のわきに黄色の花を1個ずつ付けます
花は直径5~7ミリで、深く5裂しています
植生保護のロープ際に生えていたので、なんとか撮ることができました
日差しは強かったけれど、木々が日差しを遮ってくれて爽やかな散策路でした
マルバウツギ
ヤブデマリ
イボタノキ
ガマズミ
ノイバラ
ガマズミ
コゴメウツギ
( 撮影日:2021年5月9日 )
端正な小葉5枚の掌状複葉の葉柄の腋から蕾が…
見たことがあるような無いような(^^;
樹木ウォッチングの立て札は36番でした
自然観察センターでウォッチングマップをもらい確認すると
オカウコギとのこと
で、、、ふとセンター入口に同じ葉があることに気付き、
なお且つ花が付いていました
花は終盤に近いようでしたが、見られただけでも満足♪
雌雄異株でセンター前のは雌花でした
7月になるとヤツデに似た形の黒い実をつけるそうです
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帰り道の瀬上市民の森を出た植込みの斜面で
オカウコギの雄花ではないかと思うのを見つけました
道から少し離れていて十分観察ができなかったのと、
既に帰るモードになっていたため撮影も3枚だけでしたので自信はありません(^^;
オカウコギ(?)の雄花(?)
( 撮影日:2021年5月9日 )
久しぶりに訪れた鎌倉の画像をアップしたいのですが、
9/13撮影の自然観察の森の花にもう一日お付き合いください。
前回よりもかなり大きな株に育っていて、
たくさんの花と果実をつけていました。
秋には、細い枝いっぱいに赤くなった実がぶら下がる光景は一見の価値あり…です(^^♪
雨に当たったか朝露の仕業か、、、花弁がガラス細工?飴細工??のように透き通ったのがひとつ
花弁の根元の僅かな部分でくっついていて、このあと少しの揺れで落ちてしまいました
ハダカホオズキの名の由来の果実、
葉腋からいくつもぶらさっがていて可愛い♪
まだ緑色ですが…早く赤くなぁれ
メドハギ マメ科
今まであまり気にしていなかった花、
花弁の長さが7ミリほど、ちょっと見には白っぽいあまり目立つ花ではありません
でも、東慶寺に咲くマキエハギ(蒔絵萩)に似た紅紫色の線が入って可愛いです
ヌスビトハギ(盗人萩) マメ科
盗人の忍び足の足跡に果実の形が似ていることからついた名だそうですが、
私には泥棒がかけている(?)サングラスに見えてしまいます(^^;
最近よく見るアレチヌスビトハギとの違いは、この果実の節の数でヌスビトハギが2個に対し
アレチヌスビトハギが基本5個程度ですので、この数さえ覚えていれば見分けは簡単です
( 撮影日:2020年9月13日 )
アカバナ(赤花) アカバナ科
観察の森で見られるとは思っていなかったので、
湿地の木道と木道の間に生えているのを見過ごすところでした(^^;
山麓や野原の水湿地に生える多年草
特徴あるこん棒状の雌しべの柱頭は、どんな感触なのでしょう~
ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科
ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根に寄生をする1年生の寄生植物で、
私が今まで見たのはススキの根元に生えているのでした
観察の森でもススキに寄生をしていましたが、今まで見たのより花が大きくてちょっとびっくり。。
もしかしたらオオナンバンギセルかと思いましたが、
花冠裂片に鋸歯が無かったので、栄養をたくさん得られたナンバンギセルということに(^^)/
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
撮ったのが午後でしたので、開花した花があまりなくて残念!
ムラサキニガナ(紫苦菜) キク科
花期が6~8月ですので、ほんとうの残り花、1輪だけ。。
( 撮影日:2020年9月13日 )
今日からまた横浜自然観察の森で撮った花をアップしていきたいと思っています。
まずは久しぶりに見ることができたツルマメから
ツルマメ(蔓豆) マメ科
ヘイケボタルの湿地に生えているススキの葉に茎を絡ませ、
紅紫色の小さな花を咲かせていました
日当たりの良い野原や道ばたに普通に生えるつる性の1年草
葉は意外に大きいのですが、花は1センチもない小ささです
以前見たのは瀬上市民の森の水田の畦、
今はロープが張ってあり入ることができないため、
生えているかどうか確認できず。。
思いがけず自然観察の森で見ることができて良かったです
( 撮影日:2020年9月13日 )
今日は時折陽が差すものの雲の多い日中でしたが、
夕方からは気温が下がり今は涼しい風が吹き抜けています。
今日の撮影は横浜自然観察の森♪
今日撮った花はまだ整理ができていないので後日。。
思いがけずツルマメやアカバナ、ナンバンギセルなどを見ることができました♪♪
( 撮影日:2020年9月13日 )