Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

荒井沢市民の森 5/17-(5) ツメクサ、トウバナ、ドクダミ、ハナウド、ユキノシタ、ハイキジムシロ

2020-05-21 19:57:57 | 横浜・荒井沢市民の森

今日はお昼過ぎから小雨、ホットカーペットをつけちゃうほど肌寒い一日でした。
今度の日曜は25度になる予報が出ていて、
暑かったり寒かったり、体調を維持するのが大変。
下手に風邪を引き発熱をしてしまったら…と考えると、
じっとしているしかありませんね(^^;
電車に乗って出かけられる日が待ち遠しい♪
せめて、せめて、鎌倉にでも…行きたぁい♪♪


今日は5/17の荒井沢市民の森の最後のアップです
緊急事態宣言で身近な場所で撮影をすることになりましたが、
思いがけずいろいろな花に出会うことができ、
あらためて自然って身近な場所にもあるということを実感しました。
 
 
ツメクサ(爪草)  ナデシコ科
庭や道端に生える小さな草で、踏まれても耐えて3~4ミリほどの白い花を咲かせます
花弁、ガク片とも5個、丸みを帯びたかわいい形をしています
雄しべは5または10本、雌しべは先が5つに分かれますが、
なにせ、ちっちゃな花ですから、息を止めても体が動いてしまい
雄しべ、雌しべをちゃんと捉えることができず悩ましい花です
名の由来は、細い三日月形の葉が切った爪を思わせることからだそうです

 
トウバナ(燈花)  シソ科

 
 
ドクダミ  ドクダミ科
昔から身近で重宝な薬草で、
昔、小さかった頃(私にもありました)背中が痒いことがあり、
刈取ったあと乾燥させたドクダミの葉を煮出し、その汁を飲まされました
最近では、花が咲くと切ってきて水に差し、トイレの消臭に使ったりしています
4枚の白い花に見えるのは、葉が白く変わった総苞で、
小さな花が中央に集まって下から上へと咲いていきます
小さな花といっても花弁は無く、雌しべと3本の雄しべ(黄色の葯)だけです

 
 
 
 
ハナウド(花独活)  セリ科
いたち川プロムナードで見たのは草丈が低く、同定に悩みましたが、
これは荒井沢からの帰り道にちょっと寄り道をした山際にたくさん生えていて、
花もちゃんと開いていたので悩むことなくハナウドとしました(*^^)v 
大形の複数形花序をつくり、白色で5弁の花をたくさん付けます
花序の外側の花弁は大きく、2深裂するという図鑑の記述通りでした

 
 
 
 
 
 
 
ユキノシタ(雪の下)  ユキノシタ科
庭の隅や石垣に生える常緑の多年草です
鎌倉の寺社の石垣や斜面などでも群生しています
初夏に「火」の字に似た白い花を咲かせます
花びらは上に3枚で美しい赤と黄色の模様が入っていて、
下は2枚で上の3枚より長めで垂れ下がります(丸っこいのもあり可愛い~)

 
 
ハイキジムシロ   バラ科
荒井沢からの帰り道のバス通り沿いの植え込みに咲いていました
今まで見たヘビイチゴやミツバチツチグリ、キジムシロに似ていますが、
花弁が4枚という部分でいくら調べてもわかりませんでした
偶然、林の子さんのblogに掲載されているのを夫が見つけてくれて、
やっと知ることができました
和名は「這雉筵」でしょうか??


( 撮影日:2020年5月17日 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森 5/17-(4)  イヌツゲ、イボタノキ、クスノキ、サルトリイバラ(実)、スイカズラ、テイカカズラ、ヤマボウシ

2020-05-20 20:12:34 | 横浜・荒井沢市民の森

 
 
 
イヌツゲ(犬柘植)  モチノキ科
民家の生垣などにも使われる常緑低木~高木
雌雄異株で画像のは雄株…ですから↑の花は雄花です
花弁とガク片はそれぞれ4個、雄しべも4個です
小さな白い花ですが、遠目からでも咲いているのがわかるほどたくさん花を付けています
身近にあっても意外に花の時期を見逃してきたので、
今回雄花だけでも撮ることができて良かったです

 
 
 
イボタノキ(水蝋の木)??  モクセイ科
blogで書いているうちに「本当にイボタノキ??」と疑問がわき、
同じモクセイ科のネズミモチでは?オバイボタでは??と迷路に入ってしまいました
いろいろ調べた結果、イボタノキ…かな?ということに
(斜面で手の届かない所に生えていたので、葉などの観察ができませんでしたが)
山野に生える落葉低木です
イボタノキの仲間の樹皮にはイボタロウムシ(水蝋樹虫)がついて、
イボタロウが取れるそうです
(イボタ蝋:高級なロウソクの原料のほか、桐タンス・桐箱など桐材の艶出しや、
ふすま・障子など建具敷居のすべり剤、碁石の艶出し剤として用いられる)

 
 
クスノキ(楠)  クスノキ科
ちょうど花盛り、身近な公園などでも植えられているので
しげしげと花を見ることはありませんでした
ちょっと透明感のある黄白色の5ミリほど、意外に可愛い花でした

 
 
サルトリイバラの実
これぞサルトリイバラの実という姿、
赤く色づくのが楽しみです

 
 
 
 
 
スイカズラ(吸蔓)  スイカズラ科
花が白色から黄色に変化するので「金銀花(きんぎんか)」という別名があります
荒井沢市民の森への道路脇の斜面で一番元気に咲いていました
目の錯覚か気のせいか…朝9時頃と帰りの3時頃では黄色の花が多くなったような。。
4枚目の画像の花は上弁がわずかに淡紅色を帯びていますが、
ちょうど白色から黄色に変わる途中の状態です

 
 
 
テイカカズラ(定家葛)  キョウチクトウ科
スクリュー状の花は最初白色で咲きすすむと淡黄色になります
良く見るのは林内の高木に絡み這い上る姿ですが、
↑のは散策路脇の斜面を覆っていました

 
ヤマボウシ(山法師)  ミズキ科
高木でしたので花を近くで撮ることができませんでした


( 撮影日:2020年5月17日 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森 5/17-(3) ウツギ、マルバウツギ、ハコネウツギ、ミツバウツギの果実、ケカマツカの花後

2020-05-19 20:26:01 | 横浜・荒井沢市民の森

緊急事態宣言はいつまで続くのでしょう
解除されたとしてもワクチンや治療薬ができるまでは、
出来る範囲、無理のない範囲で自主的に自粛生活をしていくことが必要ですよね。
でも、ちょっと遠出の撮影や旅行もそろそろしたい…
それもなんとか感染をせずにきたからそう思えるのかもしれません。
自分だけは大丈夫!!・・・ではなく
もう少し、もうちょっと、我慢我慢(^_-)-☆



 
 
 
 
やっぱり花弁や葉の質感がウツギと少し違うような気がしますが、
調べても良くわかりません
どなたか教えてくださ~い(^^;

 
 
 
ウツギ(空木)  アジサイ科
(以前はユキノシタ科になっていました)
別名:ウノハナ(卯花)
マルバウツギに代わって白い花を咲かせます
直径1~1.5センチの白い花が垂れ下がって咲きます
咲いている場所が離れていたので花のアップは撮れませんでしたが、
花弁は5個、雄しべは10個、花糸には狭い翼があります

 
マルバウツギ(丸葉空木)  アジサイ科
ほとんどのマルバウツギは花が終わっていましたが…

 
 
 
 
ハコネウツギ(箱根空木)  スイカズラ科
咲き初めの花は白色、咲き進むとピンク、赤にと変わります
沿岸地に自生をするそうですが、観賞用として庭などにも植えられていて、
今の時期、近くの公園などでも花を見ることができます

 
 
 
 
ミツバウツギ(三つ葉空木)の果実
花を見た時から果実を見てみたいと思っていました
短めのサヤエンドウが2つくっついたような面白い形♪
中の種が熟してくるとぷっくりとハート形になるみたいです♪♪
 
(5/5撮影のミツバウツギです)

 
 
ケカマツカの花後
花は落ちて、ガクだけになっていました
秋には赤く熟した果実が見られるでしょうか♪


( 撮影日:2020年5月17日 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森 5/17-(2) ミミナグサ

2020-05-18 20:22:38 | 横浜・荒井沢市民の森

外来種のオランダミミナグサ(和蘭耳菜草)に押されて減ってきているミミナグサ(耳菜草)、
5/5にここで見た時に花弁に切れ込みが入っていないのがあり、
ミミナグサとして良いのか悩み、もう一度見に行きたいと思っていました。
花は終盤になっていましたが、草刈りをされずに残っておりゆっくり見ることができました。
 
一緒に写っているのはドクダミの葉です
ドクダミの葉は普通の大きさですので、
ミミナグサの花の小ささを感じていただけるのではないでしょうか(*^^)v
 
 
 
正統派ミミナグサの花です~♪
花弁はガクと同じ長さ(気持ちガクの方が長いような気がしますが…)で、
先は桜の花のように割れています
画像で見ると大きく見えますが、花の直径は6ミリほどしかありません
 
5枚の花弁の内、2枚だけが桜の花びら状です
 
これは1枚だけが桜の花びら状
 
先が少しギザギザになっているような…
 
これは3枚が…♪
 
 
ガクは5枚ですが、花弁は4枚、1枚は落ちてしまったのかも
 
雄しべは10個、丸い子房に5裂の柱頭
 
1本の雄しべの先の葯の形が面白かったので、切り取り拡大をしてみました(^^)/
皿回しみたい~
 
花後の果実もたくさんできていて、
 
種子が出た後もちょっと面白い

( 撮影日:2020年5月17日 )


ミミナグサの花弁の特徴は桜の花びら状が基本ですが、
個体によってはそうならないのもあるということを確認できました♪♪
花って、植物って、、、面白い!!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森 5/17-(1)

2020-05-17 21:41:17 | 横浜・荒井沢市民の森

5/5に撮影をしたミミナグサをもう一度確認をしたくて、
また荒井沢市民の森に行ってきました。
画像の整理がまだなので、今日は少しだけ木の花などをご紹介します。
前回から12日ほど経って、フジの花が咲いていたところにはスイカズラ、
マルバウツギの代わりにウツギ…
季節の移り変わりと同じように花の種類も移っています
 
ウツギ(?)
葉っぱの様子がちょっと違うような(^^;

 
 
スイカズラ

 
ガマズミ

 
 
ヤマボウシ

 
カキ(雌花)
 
カキ(雄花)

 
ウグイスカグラの果実(たぶん)

 
オカタツナミソウ
まだ元気に咲いていました♪♪

 
エゴノキ

 
ハコネウツギ

 
ハナウド
荒井沢市民の森の帰り道に咲いていました


( 撮影日:2020年5月17日 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森(9)  テンナンショウ属のいろいろ

2020-05-14 20:34:41 | 横浜・荒井沢市民の森

最後は面白いけど難しいテンナンショウ属
間違えずに同定できるのはウラシマソウとミミガタテンナンショウくらいでしょうか(^^;
荒井沢市民の森では散策路脇や林の斜面にたくさん生えていたので撮ったのですが、
さて、アップしようと思って画像を整理しているうちに良くわからなくて…
ウラシマソウ以外はテンナンショウの仲間ということでご容赦ください。
 
 


 
ウラシマソウ


 
 
 
 


 


 
 


 
 


 


 



( 撮影日:2020年4月30日、5月5日 )

荒井沢市民の森の花たちを最後までご覧くださりありがとうございました。
花の名や説明など違っていることに気付かれましたら、
コメントにて教えていただければうれしいです。
荒井沢市民の森は他の市民の森では見られない花などがあり、
ちょっと通ってしまいそうな予感…です(^^;
またご紹介したときにはお付き合いください。
ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森(8)  ホオノキ、マユミ(雄花)、ヤブデマリ、ジャケツイバラ

2020-05-13 19:37:29 | 横浜・荒井沢市民の森

あと2日ほど荒井沢市民の森の花たちにお付き合いください。
 
 
 
 
 
 
ホオノキ(朴の木)  モクレン科
山地に生え、高さ20~30メートルにもなる落葉高木で、
高尾などでも花が咲いているのはわかっても、高いところで咲いているので撮るのは難しく
いつも残念に思っていました。
荒井沢市民の森では使ったレンズは100ミリと250ミリの望遠でしたが、
花姿や美しい花糸の紅色と葯の黄白色を捉えることができ良かったです(^^♪
花の直径は15センチ、葉の長さは20~40センチもあり、
いつも地面すれすれの小さな花ばかりと遊んでいるので、
久しぶりの上向き撮影を楽しみました♪♪

 
 
 
 
マユミ(真弓)  ニシキギ科
山野に生える落葉低~高木です
雌雄異株で、今回撮れたのは雄株のみ。雌花を探したのですが見つけられませんでした
まだ咲き始めたばかりでしたので花の色や形などの様子がよくわかり良かったです
直径約8ミリの淡緑色の花、花弁とガク片は4個で雄花は花糸が長く、
雌花では短いそうです

 
 
ヤブデマリ(藪手毬)  スイカズラ科
アジサイに似ていますが、ガクが変形して装飾花になったユキノシタ科のアジサイと異なって
ヤブデマリのガマズミ属は花冠が大きくなったものだそうです
鎌倉・光則寺にも大きな木があり、たくさんの花を付けていましたが枯れてしまいました

 
 
ジャケツイバラ(蛇結茨)  マメ科
別名:カワラフジ
高尾山のジャケツイバラは有名ですが、まだ見たことはありませんでした
意外にも荒井沢市民の森でも見事なジャケツイバラの黄色の花を見られるということを知り、
ぜひと思っていました
少し時期が早かったのか、まだ蕾の状態のしか見つけられませんでした
今週末、もう1回行ってみようと思っています…(*^^)v
花を見られるといいなぁ~


( 撮影日:2020年5月5日 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森(6)  ウワバミソウ、カテンソウ、カンアオイ、ミヤマシラスゲ

2020-05-11 20:36:09 | 横浜・荒井沢市民の森

今日は咲いていないように見えて、実は花を咲かせていた植物たちをご紹介します
花自体は超地味ですが…咲いているのを見つけると嬉しくなってしまいます(^^;
 
 
 
 
 
 
 
 
ウワバミソウ(蟒蛇草)  イラクサ科
山地の湿った斜面に群生する多年草
荒井沢市民の森では水が澄みだしているような崖の斜面や下に
これでもかというほど行儀よく並んでいました
図鑑で調べると雌雄異株とのこと…
撮ったのは雄花ばかりでした~残念。。
別名はミズ、ミズナといい山菜として食べられます
もちろん、ここではたっくさん生えていますが、山菜採りはできません

 
 
カテンソウ(花点草)  イラクサ科
北鎌倉・明月院近くの踏切や亀ヶ谷切り通しなどでも見ることができ、
一時この雄花の花粉飛ばしに夢中になった時期がありました。
荒井沢のは雄花が開いていたのはこの1本だけで、花期はこれからのようです
1枚目が雄花ですでに花粉は飛んでしまった後でしたが、
飛ばす瞬間を想像するだけでもちょっと楽しい♪
上部の葉の脇から花柄を出し雄花をかためてつけ、
雌花(2枚目)は上部の葉の付け根にかたまってつけます
ただ、雌花は小さすぎて、撮影後は酸欠で眩暈がしてしまうほどです

 
 
 
 
 
カンアオイ(寒葵)  ウマノスズクサ科
散策路のすぐ脇に生えていたので花をしっかり撮ることができました
花(萼裂片というようですが)の中心も不思議な造作で何が何だか(^^;

 
 
( ↑ 雌小穂 )
 
 
( ↑ 上部のは雄小穂、下部が雌小穂 )
 
 
( ↑ 雄小穂 )
 
ミヤマシラスゲ(深山白菅) カヤツリグサ科 
夏にはツリフネソウやミゾソバが群生をする湿地一面に生えていました
説明のプレートによると、この湿地は元は下流の田んぼを潤していたため池の跡だそうです


( 撮影日:2020年4月30日、5月5日 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森(5)  ミミナグサ

2020-05-10 19:36:32 | 横浜・荒井沢市民の森

身近な所でいつでも見ることができると思っているミミナグサですが、
実は外来種のオランダミミナグサに押されて減っています。
たぶん私は見るのは初めて…
今回荒井沢の畑地近くの散策路で見ることができラッキーでした。
 
 
 
 
 
ミミナグサ(耳菜草)  ナデシコ科
道ばたや畑などに生える越年草
葉や茎にうぶ毛が多く、さわるとちょっとべとつきます
花弁は萼(がく)と同じ長さで、先はサクラの花のように割れています
和名の「耳菜草」は、葉がネズミの耳に似て、若いときには食用となることによるのだそうです
道ばたにたくさん生えていたわけではないので、無くならないといいのですが…
散策をする際、
靴の底に他の植物、オランダミミナグサなどの種子をつけて歩いてしまい結果的に
ミミナグサを減らしてしまうことにならないよう気をつけなければなぁと改めて思いました


 
 
 
これは道の反対側に生えていたのです
撮っているときはミミナグサでは無いなぁと思っていたのですが、
帰ってから調べてもわかりませんでした
ミミナグサとの相違点は花弁の切れ込みが無いという点ですが、
花弁と萼の長さや蕾の状態はとてもミミナグサに似ていたため、
ミミナグサとしても良いのではないかと…
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください
よろしくお願いします


( 撮影日:2020年5月5日 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒井沢市民の森(4) ケカマツカ、ミツバウツギ、ハコネウツギ、コゴメウツギ

2020-05-09 20:20:19 | 横浜・荒井沢市民の森

今日から4/30、5/5に出会った花たちをご紹介したいと思います。
 
 
 
 
 
ケカマツカ(毛鎌柄)  バラ科
最初、カマツカと思っていましたが、調べるうちに葉が丸みを帯びていることから
ケカマツカではないかと…
特徴は葉の表面にややまばらに軟毛があり、花序の軸や花柄にも軟毛があるということだそうですが、
散策路脇の斜面に生えていたので手が届かず確認はできませんでした
ケカマツカは図鑑によるとカマツカとワタゲカマツカの中間型だそうです
“カマツカ”という名は知っていたものの、見るのは今回が初めて♪
秋には赤い実がつくそうですので、見に行かねば~

 
 
 
 
 
 
 
ミツバウツギ(三葉空木)  ミツバウツギ科
新治市民の森で初めて見てから2度目の遭遇
予想していなかったので、気付いた時は嬉しくて…
4/30の時はまだ蕾の状態でしたが、6日後5/5には開いているのを見つけやすくなっていました
5~6月、枝先に円錐花序をだし、長さ8ミリと小さな花を開きます
花弁は5個、完全には開きません
図鑑に載っている蒴果はちょっと面白い形ですので、
ケカマツカの赤い実と一緒に秋に見られるといいなぁ~

 
 
マルバウツギ(丸葉空木) ユキノシタ科
日当たりの良い山地に生え、他のウツギに比べ鎌倉などでは一番多く見られる花です
今年は残念ながら鎌倉のマルバウツギを見ることはできませんが、
円海山や近くの市民の森でたくさん見ることができたので
良しとしましょう(*^^)v

 
 
 
 
ハコネウツギ(箱根空木)  スイカズラ科
白花かと思いましたが、上の方に少し赤みを帯びた花が見えましたので、
咲き初めなのだろうと思います
沿海地に自生し、観賞用としても広く植えられているそうです
5~6月、枝先や葉腋白色から赤色に変わる花を咲かせます

 
 
 
 
 
コゴメウツギ(小米空木)  バラ科
花径は4~5ミリほどしかない小さな花
花弁は5個でへら形、雄しべは10個(小さすぎて確認できませんでした)、
雌しべは1個です


( 撮影日:2020年4月30日、5月5日 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする