関東は今夜半から未明にかけて、積雪の予報です。
明日の朝は、凍った道で転ばないように気をつけないといけませんね。
毎年恒例のフラワーセンター・展示室で行われる「スプリング・ガーデン展」で、一足早い春の花を楽しみに行って来ました。
年々展示される花の種類が少なくなってきているように感じていたのですが、今年は花の開花が遅れていることもあってか、ちょっと寂しい内容でした。
でも、来月末あたりまで開催されるので、花や花木の入れ替えが行われ、賑やかに華やかになっていくのではないでしょうか。
菜の花やチューリップ、桜、パンジーなど、春の花を楽しみました。
毎年この蘭を撮るのが楽しみになっている蘭、今年も数株が展示されていました。
この蘭はお正月に花が楽しめるように、フラワーセンターで品種改良をしたもので、春咲きの「蓮弁蘭(れんべんらん)」に秋咲きの「寒蘭(かんらん)」を交配して育成したものなのです。
全体的にグリーンのものと、花弁に茶色がかった筋が入っているのとの二種類がありました。
説明板には、“レモンに似たほのかな香りが漂う”とあり、どのような香りなのかにおって見たのですが、感じることができませんでした。
花弁が開いた時とか、時間帯によるのでしょうか…それとも、すでにみなさんが香りを吸い込んでしまったあとだったのでしょうか。
今年こそは、、、と思っていたのですが残念。
「リュウキュウ ヒメサザンカ」
展示室の入り口に置かれた小さな鉢に植えられた小さな椿のような花。
札には「リュウキュウ ヒメサザンカ」と書いてありました。
いろいろ調べてみたのですが、「ヒメサザンカ(姫山茶花)」のことではないかと思われます。
**************************************
一重のラッパ~平開咲き、極小輪です。
花は白色で香りがあり、名の印象からはサザンカの小型種と思われがちですが、サザンカではなく、別の仲間(ヒメサザンカ節)。
琉球列島の固有種で照葉樹林内に散在し、幹は直立して高さ6~7m、花は小さく花径2~3cm。
ウメの花のような香りがあることから、有香のミニツバキ作りの交配に利用されています。 ( 以上、「花図鑑 椿」より )
**************************************************
「イリオモテスミレ(西表菫)」
ヤエヤマスミレ(八重山菫)の中で、葉が心形(ハートのような形)になるもので、ヤエヤマスミレやイシガキスミレの群落の中に見られるそうです。
西表島、石垣島の両方で見つかっているのだそうですが、葉や花の形などの違いを、似た花の中から見つけるって凄いことですね。
( 2012年1月22日 大船フラワーセンター )