光則寺は鎌倉長谷地区にあり、長谷観音で知られている長谷寺の隣に位置しています。
花の寺としてファンも多く、特に山門脇の樹齢90年と言われているシダレザクラ、本堂前の樹齢180年以上のカイドウは見事です。
また、200種を超えるヤマアジサイは鎌倉随一。5月中旬から6月いっぱいまでたくさんの人が次々と咲くヤマアジサイを目当てに訪れます。
山門には手作りの“境内花マップ”が用意されており、みなさんマップを片手に「この花は?」と境内の花散策を楽しんでいます。
3/29撮影の光則寺、最後は境内の春の風景にお付き合いください。
今週末には満開になるでしょう
土牢前からは境内を見渡せます シデコブシは満開
振り返ると、桜越しに山門が見えます
( 撮影日:2015年3月29日 )
光則寺の歴史についてウィキペディアの記述を転用させていただきます。
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日蓮の佐渡配流に際し鎌倉幕府5代執権北条時頼は、弟子の日朗も捕らえ家臣の一人宿屋光則邸の土牢に監禁した。しかし、監視役の光則は日朗と日蓮を私淑する様になり、文永11年(1274年)、日蓮の放免後自邸を寺に改め日朗を開山に迎えに創建した。
これに先立ち文永元年(1260年)には「立正安国論」が、宿屋光則の父宿屋行時から北条時頼に建白されている。
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今日は3週間ぶりの撮影、約2ヶ月ぶりの鎌倉・長谷にある光則寺と長谷寺に行ってきました。
今朝のNHKニュースで光則寺・本堂の天井を飾る136枚の鎌倉彫が一般公開されることが紹介されていたことと、紹介の映像の中で本堂前のカイドウが咲いているのが映っていたので、いつもよりは早起きをして“いざ、鎌倉・光則寺”
カイドウの花は3~4分咲きで開いた花と蕾のバランスがとてもいい感じでした。
また、山門前の参道にあるソメイヨシノ、アメリカモモ、シデコブシがちょうど見ごろ、そして枝垂れ桜は見ごろは少し過ぎてはいましたが、まだ咲いていてくれました。
今日撮影をしてきたカイドウをはじめ、境内を彩っていた花々をご紹介する前に、アップの準備をしたままになっていた記事「早春の彩り・鎌倉円覚寺」を遅ればせながらアップさせていただきますのでお付き合いください。
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円覚寺には塔頭がたくさんあり、それぞれ季節ごとに花を楽しむことができます。
訪れた3/8は梅の時期でしたが、そのほかにも早咲きの桜「おかめ桜」や椿、フクジュソウ、フキノトウ、そして思いがけない花「ショウジョウバカマ」などを見ることができました。
( 撮影日:2015年3月8日 )