イワウチワ(岩団扇) イワウメ科
葉の形が団扇(うちわ)に似ているところから付けられた名で、
かたくりの里では「コイワウチワ」と「オオイワウチワ」の2種類の札が立てられていました。
うっかり札を撮り忘れていたので、4枚の画像がどれなのかわからなくなってしまいましたが、
たぶん1枚目、3枚目、4枚目が「コイワウチワ」ではないかと思います。
花の色は淡紅色からごく淡い紅色で、とてもやさしい花姿をしています。
イワナシ(岩梨) ツツジ科
山地に生える常緑小低木。
茎は地面を這うので、地面すれすれの体勢での撮影でした。
淡黄色の鐘形の花がとてもかわいかったです。
ウグイスカグラ(鶯神楽) スイカズラ科
花冠は長さ1~1.5センチの細い漏斗形で、先は5裂して平開、
小さくて風に揺れるので撮影には悩ましい花です。
6月に直径1センチの楕円形の赤い実が熟しますが、甘くて食べられます。
まだ食べたことはありませんが、、、一度試してみたいと思っています♪
エンレイソウ(延齢草) ユリ科
( 撮影日:2018年3月25日 )
今日もカタクリの花のご紹介です
なにしろ園内には30万株ものカタクリがあるので、
撮影画像700枚中カタクリの花は7割以上。
必死でセレクトした結果、2日に分けてのアップとなりました。
珍しい白花のカタクリ
うっすらピンクを帯びていました。
花色はほとんどが紅紫色ですが、これは少しピンク色が濃い印象。
園内ではこの一株だけでした。
花弁が開く直前の花姿♪
花色が少し薄め
黄花セツブンソウと会話中…
アルビノ種と札が立ててありました。
白花との違いは花芯の模様の有無でしょうか。。
( 撮影日:2018年3月25日 )
神奈川県相模原市緑区にある『 城山・かたくりの里 』はカタクリの花の時期限定で入園でき、
かながわの花の名所100選に選ばれています。
カタクリの花以外にもさまざまな花を楽しめる、知る人ぞ知る名所です。
今日から数日に分けて花たちをご紹介したいと思っていますので、
どうぞお付き合いください。
まずはカタクリの花を…♪
( 撮影日:2018年3月25日 )
今回の裏高尾デジ散歩のアップは今日で最後です。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
ヤマエンゴサク(山延胡索) ケシ科
3月下旬から4月中旬が花の時期なので、
見ることはできないのではないかと半分諦めていましたが、
散策路脇に1つと昨年群生していた場所で2つだけ咲いていました♪
見るたび、その色彩の微妙な美しさに夢中になってしまいます♪♪
キクザキイチゲ(菊咲き一華)
ジロボウエンゴサク( 次郎坊延胡索) ケシ科
見つけられたのはこの1本だけ、でも見ることができてラッキー!!
ヤマエンゴサクを細く小ぶりにした印象で、かわいいです。
4月半ば頃にはきっと群生をしているのが見られると思います。
駒木野から上椚田橋の間の小仏川沿いには梅の古木があり、
見ごたえがありました。
コブシ(辛夷)でしょうか…
裏高尾・梅郷コースの終点、上椚田橋近くのネコヤナギ
陽を受けて輝いていました。
( 撮影日:2018年3月18日 )
かたくりの里のアップの前に、裏高尾の残りをアップしたいと思います。
今日と明日の2日間、お付き合いください。
裏高尾とは、国道20号線から分岐する旧甲州街道沿いの一帯のことで、
高尾山の北側を流れる小仏川に沿うようにして小仏峠まで至ります。
(のんぶる舎 「高尾山・陣馬山 花ハイキング」より)
私が歩いた日影沢から駒木野までは梅郷コース、
梅林が点在しているので、野の花と共に楽しむことができました。
キバナノアマナ(黄花の甘菜) ユリ科
バス通り脇の草むらで咲いているのを発見♪
川沿いの散策路を歩かなくても、いろいろな花を見つけることができるんです。
2枚目は昨年花が終わってしまって葉だけだった散策路の自生地で撮ったものです。
日当たりの違いなのか、少し細身でした。
バス通りのわきの石垣にオキナグサ(翁草)
滑り落ちないように石垣の隙間にしがみついているようです。
小仏川に枝垂れるように咲いていた白梅
ここならではの風景、4月になると桜が川沿いを彩ります。
キブシ(木五倍子) キブシ科
雌雄異株ですが、川の向こう側に生えていたので確認ができませんでした。
公園にも梅、白・ピンク・赤が重なりきれいでした。
( 撮影日:2018年3月18日 )
今日は相模原市緑区にある城山・かたくりの里へ行ってきました。
JR横浜線で橋本駅まで行き、北口からバスに乗車し15分。
バス停から歩いて20分程度で30万株のカタクリが群生をするかたくりの里に到着♪
また、カタクリだけではなくユキワリソウなどさまざまな可憐な花やミツマタ、桜…
思いっきり撮影を楽しむことができました。
約700枚の画像を整理しアップするまで少しお待ちください。
( 撮影日:2018年3月25日 )
日影沢の花を楽しんだあとは、バス通りと途中から小仏川沿いの散策路を歩きながら花探し。
ヤマエンゴサクやジロボウエンゴサクが咲き始めていないかと期待をしながらのデジ散歩です♪♪
山は木々の赤い新芽が輝いていました
フサザクラ(房桜/総桜) フサザクラ科
湿気の多い谷あいや渓流沿いに生える落葉高木で、高さ15メートルほどになるそうです。
今まで日影沢のキャンプ場近くで見かけたことはあるのですが、
見ごろを過ぎていたことと、花が高いところにあったのでちゃんと撮ることができませんでした。
今回は小仏川の川面近くに枝が伸びていたので、近くで撮ることができました。
葉が出る前に暗紅色の花が咲きます。
花弁やガクが無く、たくさんの雄しべが垂れ下がる不思議な花です。
ダンコウバイ(壇香梅) クスノキ科
雌雄異株だそうで、今回撮ったのはたぶん雄株…
アブラチャンによく似ていて、
枝からすぐ花になっているのがダンコウバイだと散策路で会った方が教えてくださいました。
アブラチャン クスノキ科
ダンコウバイに比べ花が少し黄緑色を帯びているように感じます。
ダンコウバイと同じく雌雄異株で、画像の花は雄花、、、
雄花序には3~5個の雄花がつき、一つの花のように見えました。
今回もまた雌花は撮れませんでした。残念!
小仏川沿いには何ヶ所も梅林があり、彩りを楽しませてくれました。
バス通り沿いの民家の庭に植えられていたトサミズキに似た花を金網越しに撮影♪
検索をしたところ、シナミズキ(支那水木)ではないかと…
バス通り沿いで咲いていたシデコブシ、ちょっと色が濃い目でした。
日当たりの良いバス通り沿いの土手に咲いていたスミレたち
( 撮影日:2018年3月18日 )
民家のお庭に咲いている花をバス通りから撮らせていただいた後、
日影沢の渓流沿いのハイキングコースをキャンプ場まで花を探しながら歩きました。
今年は雪が何度か降ったせいか、花の種類は僅かでしたが、
高尾山で春一番に咲くアオイスミレに出会うことができました。
今日は日影沢沿いの花たちをご紹介します。
コチャルメルソウ(小哨吶草) ユキノシタ科
ハナネコノメの傍にたくさん生えているのですが、
ほとんどの方はハナネコノメの方にばかり目がいってしまい
このコチャルメルソウには気付きません。
5個ある魚の骨みたいなのが花弁で、花弁の基部についているのが雄しべです。
花を撮っていて「どうしてこんな姿かたちをしているの?」と聞きたくなることがありますが
その中でも一番聞いてみたい不思議な花です。
ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科
まだ咲き始めたばかりで、開花していたのは数輪だけでした。
きっと4月に入れば、日影沢のあちらこちらでこの白い花を楽しむことができると思います。
キクザキイチゲ(菊咲一華) 別名:キクザキイチリンソウ キンポウゲ科
早春に直径3センチほどの白い花(実はガク片です)を一輪咲かせます。
撮っているときはアズマイチゲと思っていましたが、
葉が違うことで気付くことができました。
アズマイチゲ(東一華) キンポウゲ科
今回の日影沢で一番たくさん見ることのできたのがこの花。。
陽を浴びて3センチほどの白い花を一輪咲かせます。
ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目) ユキノシタ科
花のまわりの苞葉の淡い黄色と葉の焦げ茶色のコントラストがなかなかのフォトジェニック♪
それに加え、ガク片の中から覗く雄しべの葯の暗紅色が鮮やかで美しいです。
ヤマネコノメソウ(山猫の目草) ユキノシタ科
ヤマルリソウ(山瑠璃草) ムラサキ科
今にも崩れそうな斜面にしがみつくように大きな葉を広げて生えていました。
花は咲きはじめたばかり、これから株を増やし花数も増えるでしょう♪
ユリワサビ(百合山葵) アブラナ科
鎌倉の山際などでも見ることができます。
日影沢や小仏川沿いの散策路では、これからたくさんこの白い花が見られます。
アオイスミレ(葵菫) スミレ科
沢沿いの林にアブラチャンやダンコウバイの淡黄色の花が目につき始める早春に
淡紫色や白に近い清楚な花を咲かせます。
和名は葉の形がフタバアオイに似ていることによるそうです。
スミレの名前はなかなか同定が難しく悩ましいのですが、
アオイスミレは、花期や花弁が波打つように見えることなどで悩むことなくわかります。
( 撮影日:2018年3月18日 )
日影沢入口の民家の庭に咲いていた花を、今日はご紹介します。
カタクリ(片栗) ユリ科
日影沢で自生をしているのを見たのは1回だけ、、
踏まれたり、盗掘されたりで少なくなっているのかもしれませんね
去年は確かここにあったのに…と言うことが少なくありません
ショウジョバカマ(猩猩袴) ユリ科
花の色は変化が多いそうで、これは淡いピンク色です
シロバナショウジョウバカマ(白花猩猩袴)
まだ花茎が短く、花は少し開きはじめたところ
エンレイソウ(延齢草) ユリ科
昨年4月に同じ場所で見たのは淡いピンク色のでした
今はりん片葉がまだ緑色ですが、これから咲き進むにつれ色がついていくのかもしれません
( 撮影日:2018年3月18日 )
朝、起きた時には雨だったのに、ふと外を見ると雪。。
昨夜の予報では山間部だけだと思っていたのが、なんと雪!!
ただじっとしているのも、、、と思い、傘をさしカメラを抱えて近所をデジ散歩♪♪
咲き始めていた桜や早春の花は、シャーベット状の雪をかぶりちょっと重そうでした。
レンギョウ
シデコブシ
雪の上に降ったカンヒザクラ
雪の綿帽子をかぶったジンチョウゲ
寒くても背筋ピーンのツクシたち
ハナモモ
ハクモクレン
シモクレン
ヒマラヤユキノシタ
シダレザクラ
ハクモクレン
( 撮影日:2018年3月21日 )