Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

伊予獅子テマリ、伊予の夕立、伊予絞り、伊予冠雪、伊予テマリ、伊予の盃、伊予錦

2012-05-30 23:35:42 | 鎌倉・ヤマアジサイ

奥多摩コアジサイが咲いてから、週末は光則寺のヤマアジサイ…

そんなに必死にならなくてもと自分でも思いながら、やはり撮らずにはいられないヤマアジサイ。

ということで、26日土曜日に撮った中から名前に“伊予”のつく愛媛県産の品種をいくつかご紹介します。

Img_0137blog 「伊予獅子テマリ」

まだ咲き始めで可愛い姿。

今の色は白ですが、段々に水色にたぶん変わっていくかと思います。

                                      

                                                       

                                                       

Img_8862blog 「伊予の夕立」

一重のガク咲きで、淡いピンクに淡い青の斑が入っていて、やさしい雰囲気です。

                                          

                                           

                                           

                                                       

                                                       

                                                       

                                                       

Img_9263blog Img_9257blog

「伊予絞り」

今年のお気に入りのひとつ。

青に白の絞りとピンクに白の絞りの2通りの色が並んでいます。                

剣弁の一重ガク咲きですが、装飾花の柄が少し長めで自己主張しているように見えます。

                                                       

Img_9419blog 「伊予冠雪(いよかんせつ)」

すでに何度か登場させていますが、爽やかな水色の装飾花と同色の両性花も開き始めています。

                                     

                                     

                                                        

                                                      

Img_9428blog 「伊予テマリ」

テマリ咲きの間から両性花が少し覗いています。

栽培条件によって、色の変化が大きいのだそうですが、淡いピンクや青、白などの色が混在しているように見えます。

これからのどのように変化をしていくのかが楽しみな品種です。

                                                       

Img_9434blog 「伊予の盃(いよのさかずき)」

装飾花を横から見ると盃のような形をしているのを見つけることができます。

昨年はピンクの盃もありましたが、今年はまだ水色だけです。

両性花が装飾花と同色なのも可愛いですね。

                                                       

Img_9718blog 「伊予錦(いよにしき)」

葉に黄色の斑が入るのが特徴ですが、全体に葉の色が淡い黄緑色を帯びているような感じです。

装飾花は青、両性花は白…でしょうか。。

                                           

                                           

                                           

                                                       

( 2012年5月26日撮影  鎌倉・光則寺 )                                          

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガマズミ、ダイダイ、コバノズイナ、ガンゼキラン

2012-05-29 23:56:40 | 鎌倉

Img_9475blog Img_9475trblog まだそれほど大きくはない「ガマズミ(莢蒾)」ですが、ちゃんと毎年白い花を咲かせます。

スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、山野に普通に生え、高さ2~4mになります。

5~6月に直径5mmほどの小さい花をたくさん付け、果実は9~10月に赤く熟し、霜が降りる頃になると白い粉をふいて甘くなり食べられるそうです。

忘れなければ一度味見をしてみたいと思っています。

                                                       

Img_0110blog 境内にはミカン科の木が数種ありますが、大ぶりの橙色の実をたくさんつける「ダイダイ(橙)」の木に白い花が咲いていました。

古い時代に中国から渡来したと言われているそうです。

果実は冬に黄色に熟しますが、木に残しておくと次の年の夏に再び緑色になるそうです。

                                                       

                                                                                                              

Img_8653blog Img_9285blog

客殿前に植えられている「コバノズイナ(小葉の髄菜)」も白い花を咲かせ始めていますが、今は手前に置かれたヤマアジサイ“綾”の背景になってしまっています。

ユキノシタ科ズイナ属の落葉低木で、コバノズイナは北米原産、別名“アメリカズイナ”とも言うそうです。

鎌倉では大巧寺の参道脇にも植えられています。

                                                       

                                                                                                              

Img_9828blogエビネの倍ほどの大きさの花を咲かせる「ガンゼキラン(岩石蘭)」です。

一株だけですが、今年も山門脇で淡黄色の花を咲かせていました。

                                    

                                                       

                                                       

(2012年5月20日撮影  鎌倉・光則寺 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニオイバンマツリ、アリドオシ、コウホネ

2012-05-28 22:51:51 | 鎌倉

ヤマアジサイの季節が始まると、つい他の花に気付かず撮り忘れてしまいがち。

それでも休憩の合間に撮った花がありますので、ご紹介したいと思います。

Img_0125blog Img_0148blog

                   

                    

                    

                    

                                                         

                                                         

Dscn5234blog バナナのような芳香の“カラタネオガタマ”が終盤に入った頃に咲き始める「ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)」、この花の魅力は、花色が紫から薄紫、そして最後は白へと変化をしていくことと、甘い香りです。

また、蕾の姿が宇宙人の顔に見え(というのはあくまで私見ですが…)、木の前に立つとたくさんの蕾に見つめられているような気がしてしまうのです。

ナス科バンマツリ属の常緑低木で、熱帯アメリカ原産です。

明治末期に渡来し、観賞用に栽培されています。

直径4cmほどの紫色の花は、2日くらいたつと白くなり、木全体咲いた紫~白の花が綺麗で、この花を目当てに訪れる人も多い人気ものです。

                                                       

S20120514_7304blog こちらはほとんどの方に気付かれることなく花を咲かせている「アリドオシ(蟻通し)」です。

センリョウ(千両)やヒャクリョウ(百両)、ジュウリョウ(十両)に対するイチリョウ(一両)という別名を持っています。

5月ごろ、長さ約1cmの白い筒状花を咲かせ、冬に直径5~6㎜の実を赤く熟します。

画像には冬に熟した赤い実と蕾、白い花と三つ揃い♪ 友人のs子さんが撮ってメールで送ってくださったものです♪♪

                                                       

Img_0188blog Img_9535trblog 本堂前の水鉢の中で育てられている「コウホネ(河骨)」が黄色の花を咲かせています。

左の画像は午後閉じ始めたとき、また右は午前中に撮ったもので同じ花です。

アップで見ると、複雑で美しい造形に花の不思議を感じます。

スイレン科コウホネ属で、浅い池や沼に生える多年草の水草です。

和名の“河骨”は、根茎が白骨のように見えることによるのだそうですが、私にはうらなりのレンコンにしか…

                                                       

(2012年5月26日撮影  鎌倉・光則寺 )

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クスダマツメクサ(薬玉詰草)、キツネアザミ(狐薊)

2012-05-25 23:53:19 | 花・風景

この一週間、咲き始めた光則寺のヤマアジサイをご紹介してきましたが、今日は、先週土曜日に撮った舞岡公園へ行った折の花を少しご紹介したいと思います。

Img_8349blog Img_8351blog

                   

                   

                   

                    

                                                        

                                                         

Img_8362trblog Img_8433blog                   

                  

                  

                  

                                                       

                                                       

舞岡公園の少し手前にある小さな公園は、昨年秋にハダカホオズキを初めて見ることのできた場所。

今回も何かあるかもしれないし、ハダカホオズキの株の様子も見たい、、、と立ち寄ってみました。

散策路脇に黄色の小さな花の群落、最初はコメツブツメクサだと思っていたのですが、良く見ると少し大きめ。。一度見てみたいと思っていた「クスダマツメクサ(薬玉詰草)」でした♪

4枚目に写っているアカツメクサと見比べていただくとわかるように、大きめと言っても十分小さい花です。

マメ科シャクジソウ属でヨーロッパ原産の1年草です。

花序が薬玉のように見えることから付いた名ですが、受粉後に下を向き大きくなった花弁の形がホップの雌花に似ていることから、“ホップツメクサ”という別名もあります。

花弁に艶があり縞模様が入っているのを見て、こんなリボンがあったなぁ・・・なんて思い出していました。

                                                        

Img_8380blog Img_8382blog

Img_8416blog                   

                 

                

                

                

                

                                                       

                                                       

                                                      

こちらも栄養不足のアザミかと思っていましたが、良く見ると葉が柔らかくて普通のアザミの葉とは様子が違っていました。

とにかく撮るだけ撮って、帰宅後に調べると「キツネアザミ(狐薊)」だとわかりました。

キク科キツネアザミ属で、道ばたや田畑、空き地などに普通に見られる高さ60~90cmの2年草だそうです。

普通に見られる、、、と図鑑には書いてありましたが、私には初めて目にした花でした。

環境の変化や宅地開発などによって、以前は普通に見ることのできた花もなかなか見ることができなくなっているのではないかと、あらためて考えさせられました。

                                                       

( 2012年5月19日撮影 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉・光則寺のヤマアジサイ(6)  虹、大虹、伊予小紋、伊予絞り、別子テマリ、エゾ十和田 

2012-05-24 20:55:39 | 鎌倉・ヤマアジサイ

Img_8872blog 愛媛県産の「虹(にじ)」

装飾花は青の地色に縁に向かって紅紫色が出る“虹”という名に相応しい花姿です。

この品種が本堂前に並ぶのを毎年楽しみにしているのですが、今年はまだ一鉢だけでした。

こんどの週末には…と期待をして♪♪

                                                         

Img_9038blog 上の“虹”と同じ愛媛県産の「大虹」です。

“虹”のガク片が尖っているのに対して、“大虹”はぽっちゃり丸顔です。

色は“虹”より少し濃い目の印象ですが、青の地色に紅紫と同じ色合いです。

                                                       

                                                       

                                                       

Img_9004blog Img_9003blog 「伊予小紋(いよこもん)」

ヤマアジサイとコガクウツギとの自然交雑種で愛媛県産です。

コアジサイと同じ両性花だけで、装飾花はありません。

ピンクというよりも桃色と言ったほうがぴったり!愛らしい姿です。

                        

                                                       

Img_9029blog「伊予絞り」

先の尖った剣弁(けんべん)の装飾花がきりっとした印象。

白の地色にガク片の先の透明感のある薄紫色がとても綺麗です。

咲き進むと青に白斑が入った姿になるのですが、撮影から一週間経った今度の週末の様子が楽しみな品種です。

                                                       

Img_9079blog Img_9082blog 「別子(べっし)テマリ」

愛媛県別子が産地の半テマリ咲きのヤマアジサイです。

まだ咲きはじめですが、ガク片の色は、虹色や淡青が出ています。

                                                                                                              

Img_9184blog 「エゾ十和田」

青森県産のエゾアジサイです。

一重のガク咲きで大輪になりますが、装飾花・両性花共に淡い青色なので、清々しい印象です。

                                    

                                                       

( 2012年5月20日撮影  鎌倉・光則寺 )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉・光則寺のヤマアジサイ(4)  三葩、土佐の月、横浪の月、ティアラ、黄冠、藍姫

2012-05-24 11:49:29 | 鎌倉・ヤマアジサイ

Img_8874_blog Img_8888blog 「三葩(みひら)」

先が尖った一重のガク咲きのヤマアジサイです。

3弁が多いことから“三葩”の名が付いたようですが、中には4弁や5弁のものも見られます。

                                                         

Img_8911_blog 「土佐の月」

本来の色は淡桃色なのですが、昨年、今年と淡水色になっています。

Img_42112009blog 右の画像は2009年のものです。

わずかに水色がかった桃色という風情です。

その後2010年、2011年と淡い水色が続いていますが、涼しげでお気に入りです。                                     

                                                        

                                                        

Img_8925blog 「横浪の月(よこなみのつき)」 別名:土佐織姫(とさおりひめ)

4_img_2143list 両性花に小さな淡緑色のガクがあるのが特徴で、装飾花より両性花の方が目立ちます。(右の画像は昨年撮影をしたものです)

今年はもうすぐ両性花が開いてくると思います。今度の週末の姿を見るのが楽しみです。

                                                        

Img_8981blog「ティアラ」

フランスからの里帰り品種です。

一重のガク咲きで、装飾花が両性花をリング状に囲んだ姿は気品を感じます。

淡い青と淡いピンクの2種類があるのですが、今年はまだ青だけが境内に出ていました。冬越しの場所からそのうちピンク系が出てくるかもしれませんので、楽しみに。。

                                                       

Img_9189blog 「黄冠(おうかん)」

新しい葉が黄色を帯びていることからつけた名でしょうか。

福岡県英彦山中でこのヤマアジサイを見つけた方は、きっと葉の美しさに感動をしたのでは…と勝手に想像をしています。

                                    

                                                       

Img_9034blog 「藍姫(あいひめ)」

七変化・紫姫と同じ品種ではないかと考えられていますが、鉢につけられた名札でご紹介します。

両性花は濃紫になるのですが、今はまだ白いガクに紫の縁取りの姿です。

ヤマアジサイの楽しみ方には人それぞれ、いろいろありますが、私は咲き始めのこの姿が 好きです。

                                                       

( 2012年5月20日撮影  鎌倉・光則寺 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉・光則寺のヤマアジサイ(3)  土佐涼風、マイコアジサイ、清澄沢、三嶺の月

2012-05-22 22:55:52 | 鎌倉・ヤマアジサイ

Img_8830_blog 「土佐涼風(とさすずかぜ)」

淡いブルーの装飾花はまだ俯いていますが、もう少しすると首を上げてきます。

4_110604_tosasuzukaze_img_0918list 右の画像は昨年の姿です。

白い両性花とブルーの装飾花が爽やかな涼風を呼ぶような気がします。

                               

                                                         

                                                       

                                                         

Img_8839blog Img_8843_blog_2

「マイコアジサイ」

名前の響きからはピンク系のヤマアジサイかと思ったのですが、青紫色のテマリ咲きです。

咲き始めは白、そこから段々に青紫色に染まっていきます。

                                           

                                           

                                                        

                                                        

Img_8864_blog 「清澄沢(きよすみさわ)」

千葉県清澄山産のヤマアジサイです。

本堂前にたくさんの鉢が並べられ、クレナイと共に光則寺の代表的な品種です。

3_kiyosumisawa_2_img_1450list_2 この品種の装飾花の特徴である“白に赤の覆輪”が小さいながらも出てきています。

見頃になると右の画像(昨年撮影)のような姿になります。

乞う、ご期待♪です。

                                                       

Img_8954blog Img_8950blog 「三嶺(みうね)の月」

今年始めて見る品種です。

装飾花だけの姿は“モモイロ”似。

装飾花とお揃いのピンクの両性花がとっても可愛い新入りさんです。

                                                       

                                                       

( 2012年5月20日撮影  鎌倉・光則寺 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉・光則寺のヤマアジサイ(2)  木沢の光、土佐の楽園、千代の光、入野絞り、白雪姫、七人の小人

2012-05-21 23:03:41 | 鎌倉・ヤマアジサイ

Img_8723_blog 「木沢(きざわ)の光」

徳島県木沢村産のヤマアジサイです。

細いガク片が星型・八重に咲き、色の変化も様々。特に濃いオレンジ系のピンクになるのは珍しいとのことです。

今はまだ咲き始めですが、下の3枚の画像(昨年撮影)のように色が変わっていく経過や、株ごとの色の違いなどをこれから楽しむことができます。                                      

4_img_5966list 7_kizawanohikari_2_img_2032list

8_img_4627list             

             

             

                                                       

                                                       

Img_8739_blog 「土佐の楽園」

名前に“土佐”がついているのでもちろん高知県産です。

ヤマアジサイを撮り始めて初めて見る品種ですので、どのような姿になるのかが楽しみです。

装飾花はまだ恥ずかしげに下を向いています。

                                                       

                                                       

Img_8778_blog 「千代の光」

今年初お目見えの品種です。

装飾花は一重の細いガク片の様子。色は透明感のあるブルーでしょうか。

真ん中の両性花は…楽しみです♪

                                          

Img_8820_blog 「入野(いりの)絞り」

“一重のガク咲き・虹系に白の絞り”と名札には書いてありましたが、このなんとも微妙な色合いは初めてのような気がします。

これもまたこれからの変化が楽しみな品種です。

                                                       

                                                       

Img_8805_blog 「白雪姫」

昨年から仲間入りをした品種で、両性花の形に特徴がある、名にふさわしい可憐さです。

3_110604_img_0772list 右は昨年の画像です。

今年もきっと同じ姿を見ることができると思います♪

                                         

                                                       

Img_8813_blog “白雪姫”といったら「七人の小人」…です。

“どうして?”この名がこの品種についたのかはわかりませんが、咲き進んでいけばもしかしたらわかるかもしれません。

咲き始めの今は、装飾花はうすいブルーで盃形ですが、このあとどう変化するのでしょうね♪♪

“白雪姫”を守るように“七人の小人”の鉢が置かれていますので、探してみてください。

                                                                                                               

( 2012年5月20日撮影  鎌倉・光則寺 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉・光則寺のヤマアジサイ(1)  奥多摩コアジサイ、コアジサイ、綾、土佐紺青、祖谷テマリ、祖谷の風

2012-05-20 21:10:04 | 鎌倉・ヤマアジサイ

ヤマアジサイは次々と境内に並べられ、訪れる人も様々な種類のあることにびっくりしながら、また、毎年楽しみにしておられる方々など、みなさん楽しんでおられました。

もちろん、私も…♪♪

今日撮ってきたヤマアジサイたち、まだ咲き始めの状態のものがほとんどですが、何回かに分けてご紹介しようと思っています。

                                                       

Img_9138_blog 「奥多摩コアジサイ」

先週が見頃だっただけに、今日はほとんど終わりの状態でした。

でも、両性花のガク片が残り少ない姿でも、雰囲気は十分持っています。

Img_8635_blog「コアジサイ」

装飾花が無く両性花のみです。

箱根や霧降高原で自生をしているコアジサイを見て以来、ますますファンになってしまいました。

                                                       

                                                       

                                                       

                                                       

Img_8646_blog 「綾(あや)」

淡い桃色の八重の半テマリ咲きのエゾアジサイです。

咲き始めの透き通ったような極淡いピンク色がとても可愛く綺麗です。

                                                       

                                                       

                                                       

Img_8660_blog 「土佐紺青(とさこんじょう)」

本来は名のような紺青なのですが、今年はピンク系に…

今年限りの姿になると思いますので、一見の価値あり!かな。。。

                                     

                                                       

                                                        

Img_8706_blog「祖谷(いや)テマリ」

産地は徳島県祖谷渓で、装飾花、両性花共に白色のテマリ咲きです。

やや扁平のテマリ咲きなのですが、清楚で 美しいヤマアジサイです。

                                                       

                                                       

                                                       

Img_8788_blog 「祖谷の風車」

咲き進むと両性花をぐるっと一周するように装飾花が囲む姿から“風車”をイメージしたのかもしれません。

2_img_iyanokazaguruma_5134list 右の画像は、2年前に撮った祖谷の風車です。

今年もこのような花姿を見ることができるのではないかと、、、楽しみにしています。

                                          

                                                       

Img_8799_blog 「新宮(しんぐう)テマリ」

愛媛県新宮産のヤマアジサイです。

今はまだ淡い緑~白に近い淡青ですが、見頃には青になります。

                                     

                                                       

                                                        

( 2012年5月20日撮影  鎌倉・光則寺 )                                                       

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉・亀ヶ谷の切通し  クサノオウ、ツルカノコソウ

2012-05-18 22:43:27 | 鎌倉

三方を山に囲まれた鎌倉への陸路の入り口は、“極楽寺坂切通し”“大仏坂切通し”“化粧坂(けわいざか)”“亀ヶ谷坂”“巨福呂坂(こぶくろざか)”“朝比奈切通し”“名越切通し”の七箇所があり、これを“鎌倉七口(かまくらななくち)”と言います。

その中のひとつ「亀ヶ谷(かめがやつ)坂」は、北鎌倉・山之内から鎌倉・扇ガ谷(おうぎがやつ)へと抜ける少し急な坂です。

北鎌倉で撮影後、この坂を抜け海蔵寺へ寄るのが私の定番コースなのですが、最近は長谷方面から海蔵寺へ行き、亀ヶ谷坂を上り北鎌倉へ。。で、坂を抜けたところで気力と体力の限界が来てしまい(実はこのコース、上りが結構きついのです)、ひたすら北鎌倉駅へと向かってしまっています。

5月12日も結局亀ヶ谷切通しのあとは北鎌倉駅に直行になってしまったのですが、切通しではそれなりに撮影を楽しむことができましたので、ご紹介をしたいと思います。

                                                        

Img_8071blog Img_8018trblog 鎌倉の道ばたや山際などでよく見られる「クサノオウ」です。

ケシ科クサノオウ属で、日当たりのよい道ばたや草地、林縁などの生える高さ30~80cmの2年草です。

クサノオウは茎や葉を切ると黄色の乳液が出るので“草の黄”だという説、また、皮膚病にも効くので「瘡(くさ)の王」、薬草の王様という意味で「草の王」など諸説あるようです。

たくさんの雄しべの真ん中に薄黄緑色の雌しべがありますが、先が途中から曲がったような面白い形をしています。

                                                       

Img_8088blog Img_8090trblog                    

                  

                  

                  

                                                       

                                                        

Dscn4833blog Img_8092trblog 切通しの斜面には今の時期、たくさんの極小の綿毛をつけた「ツルカノコソウ(蔓鹿子草)」の群生を見ることができます。

花よりもこの綿毛が可愛くて、風に揺れるのを酸欠になりながら必死で撮影。

綿毛の下にはしっかりと果実がついています。

右の花の画像は、舞岡公園で4月16日に撮ったものです。

開いた花はほぼ白色ですが、蕾の淡いピンク色が可愛いです。

                                                       

Img_8086blog 途中にはハルジオンやクサノオウの花畑、もう少しすると、ベニバナボロギクにバトンタッチです。

                                     

                                     

                                     

                                                       

( 2012年5月12日撮影  鎌倉・亀ヶ谷切通し )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする