ミゾカクシ(溝隠) 別名:アゼムシロ(畦筵)
水田と畔の境目で1輪だけ咲いていました
コバノカモメヅル(小葉の鷗蔓)
長い棘を持つカラタチの木に巻き付き、暗紫色で6~8ミリの小さな花をたくさんつけていました
1週間前、瀬上市民の森では蔓も花も見つけられずがっかりしたのですが、
たくさん見られて満足、満足(^^♪
日差しはそれほど強くはなかったけれど、木々の緑は濃くなってきました
オカトラノオ(丘虎の尾)
同じ方向を向いて群生している様子は見事です
タカトウダイ(高燈台)
咲き始め…ですね
葉の色がまだ黄緑色、何だか初々しく見えます
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おまけです
羽化したばかりなのか蝶もトンボも止まったままでした
( 撮影日:2021年6月20日 )
しばらく忙しくて更新できずにいましたが、
ぼつぼつ始められそうになったので、またお付き合いください。
アカメガシワ(赤芽柏)
面倒なものを撮ってしまったと少々後悔(^^;
でもよく見かける木の花、マクロで見る花は奇妙で面白い
マヤラン(摩耶蘭)
ちょうど2株が咲き始めたところでした
マヤランを見回っている住民の方曰く、今年は少ないとのことでした
リョウブ(令法)
園内ではこれからこの円錐型の白い花が咲き始めます
花冠は直径5~6ミリ、花弁は5個、雄しべ10個で雌しべは1個です
雄しべの葯のVマーク形が面白いです
ウマノミツバ(馬之三葉)
公園内の道沿いのいたるところで咲いている花
とは言え、極小の花の塊で、花とはたぶん気付かない道ばたの花です(^^;
肉眼では構造が分からず、ひたすら撮ってきました
図鑑には
「小形の複数形花序をだし、小さな白花を開く。
小散形花序のなかに両性花と雄花を混生する。
花弁は5個で内側に曲がる」
と書いてあります
う~ん、とすると花序の中心に見える2本の角を出しているようなのが両性花??でしょうか
面白いけど悩ましい、でもとても可愛い花です
ムラサキシキブ(紫式部)
ネムノキ(合歓の木)
まだ咲き始め、もう少しすると園内でたくさん見ることができます
( 撮影日:2021年6月20日 )
5月最後の日曜に行った横浜市自然観察の森で出会った花たちをご紹介します。
横浜霊園前バス停から石段を上がるのが自然観察センターへの近道です
オニシバリ(鬼縛り)の真っ赤な果実、お初です(^-^)
美味しそうに見えますが、ネットで検索してみると有毒とのことです
でも、私がいつも参考にしている山と渓谷社「日本の樹木」には
“果実は長さ約8ミリの広楕円形で赤く熟し、非常に辛い”と書かれています
どちらにしても口にはしたくないですけど…(^^;
花は終盤で、きれいなのはなかなか見つけられませんでした
クララ
和名は眩草(くらくさ)が略されたもので、
根をかむとめがくらむほど苦いことによるそうです
2017、18年に栂池高原の塩の道で初めて見て以来、
まさかこんなに近くに生えているとは知りませんでした
ミヤコグサ(都草)
道ばたや芝地などに生える多年草で、
茎は地面を這うそうですが、
ここのは結構立ち上がって元気いっぱい、黄色の花をつけていました
オカトラノオ(丘虎の尾)
ムラサキシキブ(紫式部)
ちょうど花の咲き初めで蕊がとてもきれいでした
立派なオニシバリ
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
1つだけ花が開いていました
日差しは強くても、木陰は風が抜けてほっと一息つけます
オカウコギの雄花(?)
5/9蕾だったのが咲いていました
肉眼だといまいち構造が理解できませんでしたが、
パソコン画面で花弁が見事にそっくり返って、全体的に球形に見えているのだと…
もっとしっかり他の花も撮っておけばよかったとかなり後悔です
サルナシの雄花
葉は見たことはあるような…
でも、サルナシという認識は無く、ましてや花は初めて♪
見ることができてラッキーでした
葉
サルナシ(猿梨)
葉のわきに直径1~1.5センチの白い5弁花をつけますが、
雄花と両性花は集散花序につき、雌花は1個ずつつくそうです
果実は長さ2~2.5センチ、甘酸っぱくて美味しいそうです
2018年栂池自然園へ行ったときにサルナシのシャーベットを食べましたが、
結構酸っぱくて、半分しか食べられませんでした(^^;
ニワトコの果実
サルトリイバラの若い実
ハンショウヅル(半鐘蔓)
もう少しすると白髭になるはず
( 撮影日:2021年5月30日 )
昨年8月に目玉の親父状のウメガサソウの果実を見て以来、花が咲くのを楽しみにしていました。
mirusiruさんや楽さんの開花情報のおかげで、やっと初ウメガサソウ♪♪
わずかに見頃から2~3日遅かったような気はしましたが、
見ることができ大大満足です。
ちょうど見頃かも…という株は背を向けていて顔を見せてくれませんでした
ウメガサソウ(梅笠草)
乾燥気味の山地や丘陵の林内に生える5~10センチの多年草
茎の先に直径1センチほどの白い花をつけます
花弁の中心が極淡いピンクを帯びていて、もっとじっくり撮ればよかったと少し後悔
でも、撮っているときは行き倒れスタイルで息を止めて…
30分が限度でした(^^;
( 撮影日:2021年5月30日 )
今日は品種名がわかっているヤマアジサイをご紹介します。
様々なヤマアジサイを見るたびに、花の姿と名前を付けた方の思いを知りたくなります(^-^)
深山八重紫(ミヤマヤエムラサキ)
藍姫(アイヒメ)
天龍碧(テンリュウミドリ)
土佐の暁(トサノアカツキ)
九重山(クジュウサン)
坊ヶ鶴の華(ボウガツルノハナ)
濃紫(ノウシまたはコイムラサキ)
トカラの空
嶺の妖精
九重麗華(クジュウレイカ)
由布の虹(ユフノニジ)
百笑鬼(ドメキ)
夜明けまえ
ももか
緑宝(リョクホウ)
装飾花がまだ開いていないと思っていたのですが、、、
もっとちゃんと観察、撮影をすればよかったと後悔です
紫雲(シウン)
紫紅梅(シコウバイ)
金玲(キンレイ)
千姫
鹿野の華(カノノハナ)
空(クウ)
瀬戸の月
脱藩の暁(ダッパンノアカツキ)
さくら姫
豊後なでしこ
紅風車
( 撮影日:2021年5月26日 )
『箱根の小さなあじさい展』で展示されていたヤマアジサイを
今日・明日の2回に分けてご紹介します。
展示コーナーに植えこまれていたのは名札が立ててあったのですが、
よしず前のひな壇に置かれていた鉢植えは、株の根元にミズゴケが置かれていて、
そのミズゴケの下に小さな名札が入っているという状態でしたので、確認できませんでした(^^;
今日は品種名を確認できなかったヤマアジサイたちですが、
色や形の様々を楽しんでいただければ何よりです。
今まで見たことがない斑入りの葉にびっくり
盃状の装飾花と白い斑が可愛らしくて♪
品種ごとに違う、装飾花と両性花の様々な色や形に感動!!
( 撮影日:2021年5月26日 )
カキノハグサ(柿葉草) ヒメハギ科
葉が柿の葉に似ているから付いた名だそうですが…
サイハイラン(采配蘭)
遊歩道から少し奥に咲いていたので、近づくことができませんでした
クサタチバナ(草橘)
木々の下で咲いている姿は清楚で、撮らずにはいられません
オカタツナミソウ(丘立浪草)
シライトソウ(白糸草)
ヤブデマリ(?)
イブキトラノオ(伊吹虎の尾) タデ科
伊吹山の草原に咲いていたことから付いた名だそうです
日本各地の高山で見られるとのこと
風に揺れる姿は風情がありますが、
撮影は息を止めてもゆらゆら
ハンカイソウ
漢の劉邦に従った有名な武将“ はんかい ”に因んでつけられたなだそうです
葉も花も大柄です
花期は6月中旬~7月上旬、もう少しすると濃い黄色の、キクに似た花を咲かせます
ヤグルマソウ(矢車草)
5枚に分かれた大きな葉が鯉のぼりの竿の先に付ける矢車に似ています
ニシキウツギ(?)
花冠の先がほんのり紅色、全体的にクリーム色をしていました
仙石原湿原植生復元区
ツリバナ(吊花)
風があって撮れたのはやっとこの1枚、
もっと明るく撮れれば良かったのだけれど(^^;
ノハナショウブ(野花菖蒲)
ハナショウブの原種
野生のハナショウブという意味だそうです
オサバグサ(筬葉草)
見頃は過ぎていたので、小さな花のアップは撮れませんでしたが、
姿はなかなか可憐です♪
1属1種の日本固有種だそうです
サラサドウダン(更紗灯台)
トウゴクシソバタツナミ(東国紫蘇葉立浪)
可愛すぎてまた撮りに寄り道
サンショウバラ(山椒薔薇)
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湿生花園からの帰り道で…♪おまけです(^^♪
コゴメウツギ(小米空木)
スイカズラ(吸蔓)
ミミナグサ(耳菜草)かなぁ~(^^;
( 撮影日:2021年5月26日 )
チョウジソウ(丁子草)
なんともシックな色合いの花です
サクラソウ(桜草)
トビシマカンゾウ(飛島萱草)
素人にはニッコウキスゲとの見分けがつきません
園内の案内板に書かれていなければ、きっとニッコウキスゲだと紹介をしていたと思います。
ガクウラジロヨウラク(?)
近くに立ててあった札にはウラジロヨウラク(裏白瓔珞)と書いてありましたが、
もしかすると傍にもう1本花が付いていない木があったので、
そちらの方の札だったのかもしれません
長めのガクの様子から「ガクウラジロヨウラク」ではないかと…
名前はさておき、可愛すぎる花に暫し時間を忘れました(^^;
クロユリ(黒百合)
エゾノキリンソウ(蝦夷麒麟草)
エゾルリソウ(蝦夷瑠璃草)
コマクサ(駒草)
ツクバネウツギ(衝羽根空木)
確か花を見たのは初めて…
近くの市民の森や高尾山で見たのは、花が落ちたガクだけの状態(^^;
やっと出会えました~♪
( 撮影日:2021年5月26日 )