やっとちらほら梅の便りが聞かれるようになってきました。
今日は長谷の光則寺へ…
昨年に比べると約1ヵ月遅れですが、この花が咲き始めると、境内のほかの梅たちもそろそろ。。
本堂脇の「白侘助(しろわびすけ)」、清楚な花をつけていました。
白花のワビスケはこの種類だけです。
早咲きで花つきも良く、茶花として人気があります。
白侘助を初めて知ったのはここ光則寺で、一目で清楚な花姿にファンになってしまいました。
今考えると、椿に興味を持ち始めたのは、ここからだったように思います。
ピンクの花がたくさん咲き始めて、見ごたえ十分です。
「太郎冠者(たろうかじゃ)」
花色は紫色をおびた桃色で、葉はやや長めで先が尖っています。
名は狂言の舞台で開口一番に口上をのべる太郎冠者と、この花が季節の最初に咲くことにかけたものではないかと記述されています。
葯(やく)が退化し、花が小ぶりで早咲きの品種ができることがあり、それが侘助の起源と考えられているそうです。
( 2012年2月26日撮影 鎌倉・光則寺 )