電車に乗っての移動を自粛し、徒歩で行ける近くの市民の森をデジ散歩♪
ちょうどヤマフジが見ごろでしたし、散策路脇にも様々な小さな花が咲いていて、楽しむことができました。
今日から数回に分けてご紹介をしていきたいと思います。
ニョイスミレ(如意菫) 別名:ツボスミレ
スミレの仲間の中ではもっとも花の時期の遅いもののひとつ
田の畦や沢沿いの林の中など、少し湿り気があればいたるところで見られるそうです
瀬上市民の森でも散策路脇のいたるところで花を見ることができました
花は直径1センチほど、唇弁に緻密な紫色のすじが入っている清楚なスミレです
***********************
唇弁の色が紅紫色で上の唇弁にも1本ずつすじが入っている変わったニョイスミレだと思って
撮ってきました
画像を確認するとニョイスミレの葉は心形に対しこれは円形…
山渓ハンディ図鑑「日本のスミレ」で調べたところ
「ミヤマツボスミレ(深山坪菫)」に似ているような
でも、ミヤマツボスミレはニョイスミレの高山型で白山から八甲田山まで分布し、
北アルプスでは林縁の草原に見られるとのこと
細かい特徴などを観察をしてきたわけではないため、同定することはできませんでした
どなたか教えてください(^^;
( 撮影日:2021年4月25日 )
小仏川沿いの遊歩道の花たちのご紹介は今日で最後です。
高尾駅北口からバス停で言うと5つ目の荒井までの短い距離のデジ散歩でしたが、
様々な花や新緑の景色を楽しむことができました。
緊急事態宣言が解除されコロナが収まったら、日影沢や高尾山へまた行きたいです。
フデリンドウ(筆竜胆)
日当たりのよい山地や野原に生える2年草
裏高尾では初めて。。
これも1か月遅れのお墓参りをしたおかげ…です
ミツバツチグリ(三葉土栗)
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
最近はなかなか見られなかった淡いピンクや極々淡いブルーなど
一度に見られてラッキーでした
ハナイカダ(花筏)の雄花
雄花は複数集まって付くそうですが、それにしてもこんなにたくさん、
おまけに二段構え…面白いものを見られました
ミツバウツギ(三葉空木)
遊歩道ではあちらこちらで白い花を咲かせていました
ヒメフウロ(姫風露)
天神梅林から荒井バス停へ行くため橋を渡った道路脇に群生をしていました
( 撮影日:2021年4月21日 )
今日も小仏川沿いの遊歩道で出会った花たちをご紹介(^^♪
ミミナグサ(耳菜草)
花の種類が少なかったからこそ気付けた花、
たぶん裏高尾では初めて…
外来種のオランダミミナグサに押されて減ってきていると言われていますが、
自宅近くの市民の森ではまだ頑張っている可愛い花です
オランダミミナグサとの見分けは、花びらとガクの長さがほぼ同じで、
花弁の先が桜の花のように割れていることだそうですが、
撮影中はどっちかなぁと迷うこともしばしばです(^^;
ニリンソウ(二輪草)
見頃はすでに過ぎていましたが(今年は早いようなきがします)
寄り添うように2輪、花はちょっと小さめですが
二輪草のお手本のような姿でした
イチリンソウ(一輪草)
ニリンソウと同じく見頃はすぎていたようですが、
数輪見ることができラッキーでした
直径4センチほどの白色の花、花びら状のガク片は5~6個あるそうですが、
2枚目の画像のガク片は7枚あり、何となく葉の切れ込みが浅いような…
クサイチゴ(草苺)
遊歩道沿いでちょこちょこ見ることができました
オオアマナ(大甘菜)
セリバヒエンソウやカラスノエンドウなどに埋もれるように咲いていました
ヨーロッパ原産の多年草で、観賞用に栽培されていたものが野生化しているそうです
自宅近くの道路脇の街路樹の根元で群生も(もしかすると近所の方が植えたのかもしれませんが)
( 撮影日:2021年4月21日 )
少し時期がずれただけですが、思いがけない花に出会えました。
オドリコソウ(踊子草)
東アジアの温帯に分布するシソ科の多年草
花の形が笠をかぶった踊子の姿を思わせることからついた名だそうです
花色が白、淡い紅紫色、極淡い紅紫色の3種類が同じ場所で見られました
ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
畑や道ばた、どこにでも群生している印象のヨーロッパ原産の帰化植物です
オドリコソウを小さく縮めたような形からついた名だそうです
ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
日影沢のキャンプ場近くの斜面で良く見る花ですが、
小仏川沿いでは初めて…♪
( 撮影日:2021年4月21日 )
小仏川沿いの遊歩道沿いで見られた花たちを数回に分けてご紹介します。
ジロボウエンゴサク
遊歩道沿いで2~3株を見ることができました
今年は桜をはじめいろいろな花の開花が早かったので、
もしかするとジロボウエンゴサクも咲き遅れた株が残っていたのかもしれません
でも、見られただけで満足です…♪
ミヤマキケマン
生えていた場所は川が増水したら流されてしまいそうなところと
遊歩道沿いの岩の上でした
以前日影沢沿いで見たのと比べると小さくて儚げ…
ムラサキケマン
終わりに近い状態からか花色は紅紫色よりも渋め
それともシロヤブケマンに近い状態なのか…判断がつきません
シロヤブケマン(?)
花の筒状部分はほぼ白色ですが、先の唇形部分は僅かに極淡い紅紫色が見られます
ということで、シロヤブケマンではないかと…
ユキヤブケマン(?)
ユキヤブケマンは全体が白色のを言うそうですので、
もしかすると、↑のは唇形部分が白に近いシロヤブケマンかもしれません
( 撮影日:2021年4月21日 )
今年初めて、1か月遅れの墓参に上野原へ行った帰り道、
JR高尾駅から小仏川沿いの遊歩道を荒井バス停までちょこっとデジ散歩♪♪
一番の目的は途中の空き地のジロボウエンゴサクの群落でした。
が…あろうことか空き地は造成工事中で遊歩道際まで土が掘り返されてしまい、
楽しみにしていたジロボウエンゴサクの姿は皆無でした。
でも他の場所でわずかに残っていたので、少しでも増えてくれると良いのですが…
今日は遊歩道沿いの新緑をご紹介します。
遊歩道入口の上椚田橋(かみくぬぎだばし)の京王・高尾線沿いにあった立派な柿の木
新緑が美しかったので1枚
遊歩道に入ってすぐの小仏川沿いは桜と梅の木が植えられています
花は終わっていますが、新緑のなかの道は清々しくて気持ちの良いものです
上を見上げるとヤマフジ
サクラの木に思いがけずカヤランが…♪
ここでもヤマフジ
以前はコチャルメルソウの群落があったのですが、見つけられませんでした
山の緑と川の流れ、マスクの息苦しさを忘れさせてくれました
明日から遊歩道沿いで咲いていた花をご紹介したいと思っていますので、
引き続きご覧いただければ嬉しいです(*^^*)
( 撮影日:2021年4月21日 )
3/25に訪れた時にはまだ蕾でした
今回は咲いていることを期待しての再訪
少し見ごろを過ぎた花はありましたが、十分楽しむことができました
シラネアオイ(白根葵)
キンポウゲ科シラネアオイ属で1属1種の日本特産種だそうです
花径7センチほどで、淡い紅紫色の花びらに見えるのはガク片…
名の由来は日光の白根山に多く、花がタチアオイの花に似ていること
北海道と本州中部地方以北の日本海側の雪の多い深山に生えるとのことですが、
植えられたものであるものの、
雪が降ることがあまりない丘陵地で毎年複数株の花を咲かせているのはびっくりです
エチゴルリソウ(越後瑠璃草)
今回初めて知り、初めて見た花です
ネット検索をしたところ
「ルリソウの変種で、新潟県など日本海側に分布し山地の落葉樹林内などに生える多年草」とのこと
花色は濃い藍色、咲きすすんだ花はピンク色を帯びていました
ヤマルリソウ(山瑠璃草)
花色は淡い青紫色、とてもやさし気です
ユキモチソウ(雪餅草)
カップに入れたアイス風?お餅風??
なんとも可愛らしい、ウラシマソウやミミガタテンナンショウと同じ仲間です
ヤマブキソウ(山吹草)
山麓や平地の林下に群生する多年草
上部の葉のわきに黄色の花径4~5センチの4弁花をつけます
黄色の花が群生している様子は圧巻でした
( 撮影日:2021年4月11日 )
今回是非見たかったアズマシロカネソウ
生えている場所が小さな水路際、小さな花なのと俯いているので
水没覚悟で片足を水路の中に入れてやっと撮ることができました
家に帰ってから裸足になって水路にしっかり入って撮ればよかったと後悔(^^;
それでも見られて撮れただけで満足です
「アズマシロカネソウ(東白銀草)」
キンポウゲ科シロカネソウ属で、同じ仲間にトウゴクサバノオがあります
秋田県から福井県にかけての日本海側に生える多年草だそうです
葉は柔らかい感じで明るめの黄緑色をしていました
花は7~10ミリで黄緑色(どちらかというとクリーム色に近い印象)で
外側は紫色(赤茶色に近かったような)を帯びています
ネットで検索をしてみると比較的育てやすいとのこと、
この水路際でドクダミやニリンソウ、他の野草たちに混じって毎年花を咲かせているようですので、
意外にここの土に合ったのかもしれません
来年はしっかり下から花の中を覗き撮りたいと思います
クマガイソウ(熊谷草)
名の由来は、
袋状の唇弁を熊谷直実(くまがいなおざね)が背負った母衣(ほろ)に例えたものだそうです
なんとも不思議な姿の花、鎌倉・円覚寺の塔頭“龍隠庵”に以前は植えられていましたが…
直径10~20センチの扇円形の葉が2枚が対生し、
8~10センチの大きな花を1個つけます
日本カタクリの花が終わった後にひょこひょこ出ていた「ウラシマソウ(浦島草)」
浦島太郎のの釣り糸に見立てられた糸状の付属体も伸び伸びとしていました
クサイチゴ(草苺)
カキドオシ(垣通し)
通路脇に置かれた倒木に寄り添うように…
どこででも見られる花ですが、1枚シャッターを切りました
( 撮影日:2021年4月11日 )
キバナカタクリは満開から1週間ほど経っていた時期でしたが、場所によってはまだまだ元気♪
紅紫色の日本カタクリ(かたくりの里ではそのように表示されていました)に比べ、
花数も多く日当たりの良い場所で元気に咲いていました。
今日はキバナカタクリをご覧ください。
( 撮影日:2021年4月11日 )
黄花のカタクリが満開から1週間経ったとのことでしたので、
人出が落ち着いたのではないかと思い、ふたたび城山・かたくりの里へ行ってきました。
数回に分けてご紹介を…
またお付き合いくださればうれしいです。
まずは園内の様子から♪
ヤマブキソウとクマガイソウ
園内はいたる所に黄色のヤマブキソウの群落
3/28にはまだ蕾だったシラネアオイが咲いていました
ミツバツツジ(?)
ヤマブキソウとシラネアオイと…♪
キバナカタクリとヤマブキソウとヒカゲツツジ
キバナカタクリ
日本カタクリが咲いていた場所にはチゴユリが群生していました
こんなにたくさんのチゴユリを見たのは初めて!!
ハンカチノキにもう少しすると白いハンカチのように見える苞が咲き始めていました
ツタも風景の一部
ムラサキハナナはますます元気に咲き誇っていました
思いがけずウワミズザクラが咲いていて♪♪
ヤマブキの花も…
駐車場脇の風景
左側斜面の上がかたくりの里
( 撮影日:2021年4月11日 )