今日も舞岡公園の花です。
ここのところ休日ごとに舞岡公園通いをしているものですから…
もう少しお付き合いください(^^;
アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎) キク科
同じような花でタカサブロウというのがありますが、花はほとんど見分けがつかず
果実になってからのそう果に翼があるかいかで判別をするそうです
熱帯アメリカ原産の1年草で、
鎌倉の寺社の浅い水路や、近くの市民の森の畦などでもよく見ることができます
キンミズヒキ(金水引) バラ科
シラヤマギク(白山菊) キク科
花は見頃を過ぎていましたが、園内のあちらこちらに生えていました
タカトウダイ(高燈台) トウダイグサ科
山地や丘陵の草地に生える50~80センチの多年草
園内ではそれほど多く見られたわけではありませんが、
ひょろっと長く伸びた茎の先に細身で小さなナツトウダイがのっている…という印象です
秋には紅葉するそうですので、刈られないことを祈って。。
(白花ではありませんが、少し色が薄いのも♪)
ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科
図鑑によるとサイヨウシャジンの変種で、日本全土などに普通に生える多年草だそうです
たしかにバスに乗って外を眺めていると、この薄紫色の花を見かけることが結構あります
鐘形の先が5つに切れた青紫色の花が下向きに咲き、ガク片は細長くて少し反り返っています
普通は花は長細いと思っていましたが、少し丸っこいのもありました
ヒヨドリバナ(鵯花) キク科
山野に多く見られる多年草で、鎌倉の山際などでも見ることができます
フジバカマ(藤袴) キク科
中国原産で、日本へは奈良時代に渡来したと言われているそうです
秋の七草のひとつです
前出のヒヨドリバナに似ていますが、ヒヨドリバナは葉につやや香りはありませんが、
このフジバカマは葉につやがあり乾燥すると香気があることで判別できます
ホトトギス(杜鵑草) ユリ科
白花のホトトギス
小谷戸の里の入り口に一株だけ生えていました
見頃は少し過ぎていたのか、きれいなのは1つだけ。。
でも、見られて撮れてラッキー♪
( 撮影日:2019年9月29日、10月6、20日 )
ゲンノショウコ(現の証拠) フウロソウ科
別名:ミコシグサ(神輿草)
高さ30~50センチになる多年草です
紅紫色~白色の花をつけますが、鎌倉や自宅周辺では白色の方が多いように思います
園内の散策路脇ではほとんどが白色、公園入口付近では紅紫色と白色が同居していました
別名のミコシグサの名の由来の果実が開いた状態が最後の画像です
この神輿を見るのが毎年の秋の楽しみです♪
※3枚目の赤白揃った画像はロシナンテからの寄付です(^^;
イヌショウマ(犬升麻) キンポウゲ科
山地の林の中に生える多年草
花弁状の萼は開花してすぐに落ちてしまい、雄しべと雌しべが残ります
クコ(枸杞) ナス科
川の土手や溝の縁などに生える落葉低木です
園内では比較的湿っていると思われる散策路脇や藪の中に多く生えていました
紫色の直径1センチほどの花を付けますが、
咲きすすんで色が抜けた花も落ちずに残っているのが見られます
橙紅色に熟した果実は、お酒や焼酎に漬けて「クコ酒」になりますが、
ドライフルーツの方が私は好きです(飲めないので…)
コメナモミ(小雌菜揉) キク科
山野の荒れたところや山道のそばに多く見られる1年草
鎌倉・瑞泉寺の駐車場奥や瀬上市民の森の遊歩道脇でも見ることができました
頭花には黄色の筒状花と、目立たないが縁に赤い2ミリほどの舌状花があると図鑑に書いてありました
なので、、、画像を拡大(最後の画像)したところ、わずかに赤みを確認♪
肉眼では、また撮影中ではそこまで気付くことができず、
いつも帰宅し調べてからの反省になっています
ヤブタバコ(藪煙草) キク科
公園内の乾いたような広場や、散策路脇の藪のような所でたくさん見られました
1~越年草
図鑑によると太い茎は途中でのびるのをやめ、数本の長い横枝をだす特徴があるそうです
全体を撮った画像が無かったので、相棒のロシナンテから寄付(最後の画像)をしてもらいました(^^;
センボンヤリ(千本槍) キク科
別名:ムラサキタンポポ
山野に生える多年草
千本槍という名は、秋に何本もの花茎をのばし、
花を付けることなく褐色の冠毛のある実を結んだ姿(閉鎖花)からきているそうです(1、2枚目画像)
春にはロゼット状の葉の間から10センチほどの花茎をのばし、
裏側が紫色を帯びた白い花を咲かせます
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(2019年4月撮影)
(2011年秋に撮影した綿毛)
( 撮影日:2019年9月29日、10月6、20日 )
ノハラアザミ(薊) キク科
画像すべてがノハラアザミかどうか自信がないのですが、、、
アキノタムラソウ(秋の田村草) シソ科
東アジアの温帯、暖帯に広く分布する多年草だそうです
青紫色の唇形花を何段かに輪生します
いつもヤマハッカと混同してしまうのですが、
下唇が3裂し、真ん中の部分がハートっぽい形をしていることで見分けています
花冠の色は青紫色ですが、白っぽいのがありました♪
ヤマハッカ(山薄荷) シソ科
アジア東部に広く分布する多年草だそうです
葉は卵形、青紫色の小さな花を数個ずつ数段つけます
花の先が尖っていることでアキノタムラソウと見分けています…
とは言っても、家に帰ってから「どうだっけ~」(^^;
公園で見られたのはほとんどが青紫色でしたが、1か所で白っぽいのとピンクっぽいのがありました♪
ヒメジソ(姫紫蘇) シソ科
山野や林の縁に生える1年草だそうです
シソ科の小さな花は私にとっては名前を調べるのが難しく、
今回は舞岡公園で販売をしているしおりのおかげでばっちり!!
淡紅紫色か白色の唇形で4ミリほどしかないほんとうに小さな花です
舞岡公園で見られたのは白色ですが、中を覗くと淡いピンクの葯が可愛いです
ナギナタコウジュ(薙刀香需) シソ科
薙刀状の花穂と、淡紫色の花が一方向についているのが面白可笑しな花です
昨年群落があった場所には少ししか生えていませんでしたが、
小谷戸の里入口付近でたくさん見ることができました
オケラ(朮) キク科
日当たりの良い乾いた草地に生える多年草
小谷戸の里の庭に植えられていました
ネットで調べたら、雌雄異株とのこと…えっ、、、
来年に持ち越しです(^_-)-☆
イヌゴマ(犬胡麻) シソ科
1本だけ咲いていた花で、初めて見る花でした
またまた名前調べで四苦八苦していたのですが、舞岡公園のしおりに出ていて一件落着
1か所だけでしたがたくさん生えていたらしい葉っぱだけの株がありましたが、
花を付けていたのはこの1株だけでした
図鑑で調べると花期は7~8月の夏の花
季節外れでも咲いていてくれて、見ることができてラッキー(^^♪
( 撮影日:2019年9月29日、10月6、20日 )
17:35
17:41
今日の夕焼けです
富士山からは左にかなり外れた所に太陽は沈みましたが、
久しぶりの見事な夕焼けに感動しました
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今日も舞岡公園の花たちのご紹介、ひとつの花に対して画像数が多めですが、
なかなか選びきれずアップをしてしまいました(^^;
アカネ(茜) アカネ科
山野の林の縁や藪に普通に生えるつる性の多年草です
ここにもあそこにも、、、というくらい、他の植物の間から伸びています
勿論、瀬上市民の森でも散策路脇にびっしり生えています
肉眼では気付きませんが細かい棘があり、茎を触るとざらざらとした感触がします
黄緑色の小さな花、拡大をしてみると砂糖菓子のようです
アカバナ(赤花) アカバナ科
秋の花の楽しみの一つのアカバナ、今年は見られないかと思っていましたが、
舞岡公園・小谷戸の里や田んぼの畦に少しでしたが生えていて
今年もなんとか撮ることができました
茎の上部に紅紫色の花をつけます
花弁は4個で先端に浅い切れ込みが入っているのが可愛らしい♪
おまけに雌しべの柱頭がこん棒状をしているのが面白い♪♪
5枚目の画像に写っている細長いのは蒴果で、
熟すと上部が4つに割れて綿毛をつけた種子が風に乗って飛んでいきます
ベニバナボロギク(紅花襤褸菊) キク科
アフリカ原産の1年草です
花序全体がほとんど下を向いていますが、頭花が重たいからなのでしょうか?
図鑑によると、下部の葉は柔らかくて野菜の春菊に似た香りがあり、
第二次大戦中は南洋春菊、昭和草と呼んで兵士たちが食用としたそうです
ダンドボロギク(段戸襤褸菊) キク科
北アメリカ原産の1年草で、
昭和8年、愛媛県・段戸山で発見されたことにちなんだ和名だそうです
鎌倉の寺社の境内でも見ることができます
ベニバナボロギクに比べると、全体的に小さめで頭花も細めです
アキカラマツ(秋落葉松)
山野に普通に生える多年草で、舞岡公園では散策路脇でたくさん見ることができます
茎の先に円錐花序をだして、淡黄白色の小さな花をたくさん付けます
花弁に見えるのは萼で3~4個ありますが、早く落ちてしまいます
アキノノゲシ(秋の野芥子) キク科
山野に生える1~2年草ですが、自宅から駅への歩道脇の植え込みでも毎年生えます
淡黄色で約2センチの花は上向きに咲きます
ボタンクサギ(牡丹臭木)
別名にベニバナクサギ、タマクサギですが、鎌倉・大巧寺では「アマギノクサギ」と札が付いていました
舞岡公園入口のサツキの植え込みの中から生えていたので、
公園を整備したときに植えられたものでしょうか?
中国原産で観賞用に植えられるそうです
アレチノヌスビトハギ(荒地盗人萩) マメ科
北アメリカ原産の帰化植物です
花を正面から見ていると、鉄腕アトムのお茶の水博士の顔に見えてきます
ハギ(萩) マメ科
( 撮影日:2019年9月29日、10月6、20日 )
近くの瀬上市民の森が台風の影響で入れなくなってしまっているので、
秋の野の花の撮影は自宅からバスで行ける舞岡公園へ♪
9/29、10/6、10/20の3日間で撮った画像は1500枚(^^;
野の花は94種類もありました。
今日から数日に分けてご紹介をしたいと思っていますので、
またお付き合いください。
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まずは水田や畦などに咲いていた花からご紹介します。
アゼナ(畦菜) ゴマノハグサ科
水田などに普通に生える1年草だそうです
幅は5~6ミリの小さな花です
イボクサ(疣草) ツユクサ科
水田や湿地に生える1年草です
花弁の白から淡い青紫へのグラデーションがきれいです
水田の中で群生をしているのが見られました
中心の淡いブルーのは雄しべで3個、その周りにある白っぽいのが仮雄しべ3個だそうですが…
仮雄しべの役割は・・・なんなんでしょうか
オモダカ(面高) オモダカ科
稲のすぐ根元に生えていました
1枚目は雄花、2枚目は雌花で3枚目がまだ若い集合果です
運よく畦の近くに生えていたので、ラッキーでした
キクモ(菊藻) ゴマノハグサ科
浅い水のなかに生える多年草だそうですが、
舞岡公園では水田の中にびっしりと生えているのが見られました
水田の中には入れないので、なんとか畦から手を伸ばしての撮影♪
花は淡い紅紫色や少し濃い目の色などがありました
葉は春菊に似ていて、お浸しか天ぷら??って、食べられるかどうかはわかりませんが(^^;
コケオトギリ(苔弟切) オトギリソウ科
休耕田や湿地などに生える小形の1年草です
舞岡公園では稲刈りの終わった水田の畦にへばりつくように生えていました
他の場所で生えていないか探したのですが、見つけられませんでした
10/20にもう一度と思い探したのですが、見つけることができませんでした
花径は4ミリ…小さいです
コシロネ(小白根) シソ科
瀬上市民の森では水田の端っこに生えていました
舞岡公園では残念ながら小谷戸の里で水鉢の中で保護され、ちいさな白い花を咲かせていました
花冠は長さ3ミリ、極小なのでパソコン画面で拡大をして見ないと花の様子が確認できません
コナギ(小水葱) ミズアオイ科
水田の厄介者として見つかると抜かれてしまう運命
たった1輪が生き残っていました
野の花好きには厄介者ではなく、出会いたい花の一つなのですが。。
タコノアシ(蛸の足) タコノアシ科
台風の影響か、真っ赤に茹で上がる前に茶色に変色をしてしまったようです
休耕田の奥にミゾソバと一緒に群生をしますが、近くに寄れないので遠目で
チョウジタデ(?) アカバナ科
和名の丁子蓼は、姿がタデに、花がチョウジに似ていることによるそうです
水田や湿地に多い1年草
撮影中や画像整理中はチョウジタデと思っていたのですが、、、
図鑑やネット検索で調べてみるとどうも違うかもしれないし、そうかもしれない…と迷いが(*_*;
同じ仲間のウスゲチョウジタデかな??
でも、どちらも4弁花(図鑑などによると)となっているので、この画像のは5弁花???
どんどんわからなくなってしまいます。
葉が紅葉していることや果実の姿などでチョウジタデとしました
ウスゲチョウジタデ(2018年9月2日 瀬上市民の森で撮影)
ミゾカクシ(溝隠) キキョウ科
別名:アゼムシロ(畦筵)
名前の由来は、筵を敷いたように一面に広がって生えることからですが、
葉の多さに比べ意外に花は少な目に感じます
今回は稲刈りが終わった田の畔際で1つだけ見つけたものです
もともと舞岡には少ないのか、時期が遅かったのか、、、
でも、見つけられて良かったです
( 撮影日:2019年9月29日、10月6、20日 )
日影沢の秋の花にお付き合いくださり、ありがとうございました。
今日のシソ科の花のご紹介で9/22に撮影した花は最後になります。
次は横浜・舞岡公園のアップになりますので、またまたお付き合いいただければ嬉しいです。
イヌコウジュ(犬香需) シソ科
シソ科の花は名前調べはいつも苦労します
この花も然り(*_*;…と言っても、私の知識不足なのですが💦
葉の様子などからイヌコウジュではないかと思っていたものの、
唇形花の下が濃い紫なので確信が持てませんでした
で、1年前にシマツユクサでお世話になった花調べのサイトでSOSを出した結果
イヌコウジュと教えていただきました
アジア東部に広く分布する1年草で、
枝先に花穂を出し淡紫色で小さな唇形花をたくさん付けます
ヤマトウバナ(山塔花) シソ科
山地の木陰に生える10~30センチの多年草です
白色の唇形花は小さく清楚です
レモンエゴマ(檸檬荏胡麻) シソ科
エゴマに似ているが、レモンの香りがあるので付いた名前だそうです
たしかに葉っぱの先を少しちぎって匂いを嗅いでみると、
仄かにレモンの香りが…
図鑑には、ややまばらに白色の唇形花をつけると書かれていますが、
アップで見ると淡いピンク色をしています
近くの市民の森でも見ることができる日本の在来種です
( 撮影日:2019年9月22日 )
台風19号の影響で、高尾山・1、6号路と日影沢林道が通行止めになっているようです。
年内、紅葉の頃行って見ようと思っていただけに残念。
奥多摩方面も随所で通行止めなど、今年の台風の被害は広範囲に及んでいるんですね。
でも、撮影に行けない…なんてことを言っていてはいけないと反省です。
住居などに甚大な被害を受けた方々は、これからの生活再建がほんとうに大変だと思います。
ヤブミョウガ(藪茗荷) ツユクサ科
山地の林内などに生える多年草で、鎌倉の寺社や近くの市民の森などでも見ることができます。
花は透明感のある白色で花径は7~10ミリ、青藍色に色づいた果実もまた美しく被写体になります。
ミヤマフユイチゴ(深山冬苺) バラ科
秋の日影沢での楽しみのひとつはこの白い花♪
林道脇の斜面をつる状の茎が這い、葉の脇に円錐花序を出して、
白い花を数個咲かせます。
球形の果実は赤く熟し食べられます
ミズタマソウ(水玉草) アカバナ科
花期は8~9月で、最盛期は過ぎていたようです。
僅かに数本、残っていたのをなんとか撮ることができました
撮影をするたび、可愛らしく面白い花に嵌まってしまいます
マツカゼソウ(松風草) ミカン科
観葉植物のアジアンタムに似た葉の先に花序を出し、
白色の小さな花を咲かせます
風に揺れて揺れて、、、撮影中は風との戦いです(*_*;
チヂミザサ(縮笹) イネ科
イネ科の植物に嵌まってしまうと大変なことになると思い、今まで避けてきましたが、
不思議な造形美につい…撮ってしまいました(^^♪
( 撮影日:2019年9月22日 )
10/20(日)、また舞岡公園に行ってきました♪
目的はナギナタコウジュの一方向に並んで咲く花がそろそろ見られるのではないかと(^^♪
今日も日影沢の花のご紹介ですが、舞岡の花と蝶々を少し♪♪
ナギナタコウジュ
ウラナミシジミ
舞岡公園の花は、日影沢が終わってから纏めてご紹介をさせていただきますので、もう少しお待ちください
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日影沢の秋の花にもうちょっとお付き合いください(^^;
キンミズヒキ(金水引) バラ科
山野に多い高さ30~80センチの多年草ですが、意外に身近な場所でも見ることができます
果実にはかぎ形の棘があって、動物につき種を運んでもらいます
勿論、人間にも。。
ヒメキンミズヒキ(?)
日影沢林道にヒメキンミズヒキがあるのですが、
画像で見るとどうも自信が持てないので(?)をつけました
同定のポイントはいくつかあるようですが、
「小葉は先端の3枚が大きく、小さな2枚の小葉がつく」
という部分でヒメキンミズヒキではないかと…
キバナアキギリ(黄花秋桐) シソ科
山地の木陰に生える多年草です
花弁が傷んでいましたが、咲いていました!ということで。。
ハエドクソウ(蝿毒草) ハエドクソウ科
花は5ミリ程度と小さいのでうっかり見過ごしてしまうことが多い花ですが、
良く見ると可愛い姿をしています
根のしぼり汁でハエ取り紙(若い方はご存じないかも)を作ったことから
ハエドクソウ、ハエトリソウと呼ばれているそうです
先がカギ形になった萼に包まれた実は、衣服について運ばれます
ハグロソウ(葉黒草) キツネノマゴ科
日影沢では花期が終わったのか少ししか見られませんでした
花は2~3個の葉に見える苞に包まれ、その中に2~3個の紅紫色の花を咲かせます
淡い色のツユクサ(露草)
以前から青色のツユクサと色や花弁の形が違うのが気になり、
ツユクサを見ると撮ってしまいます
日影沢でも花弁の形や重なり、色の違うのが2つありました
ネットで検索をすると“ウスイロツユクサ”という分類があるようですが、、、
普段良く目にする青色のツユクサ
( 撮影日:2019年9月22日 )
また更新が滞ってしまい、日影沢の花を撮ってから1ヶ月が経ってしまいましたが、
もう少しお付き合いください。
オオヤマハコベ(大山繁縷) ナデシコ科
見られないと思っていましたが、1か所だけ数本残っていました
開いている花は少し傷んでいましたが、見られただけでOK
ゲンノショウコ(現の証拠) フウロソウ科
果実が裂開した形が神輿の屋根に似ているから別名ミコシグサ(神輿草)
明日は近くの公園で見ることができるかも♪
ミツバフウロ(三葉風露) フウロソウ科
ゲンノショウコに似ていていつも悩むのですが、
区別の決め手は葉が深く切れ込んでいるところと、
花が少し大きめ。。(と言っても花径は1~1.5センチ程度ですが)
ツリフネソウ(釣船草) ツリフネソウ科
今年は例年に比べ株が少ないように感じました
日影沢では水際に生えているのが多いので、
もしかすると増水などで流されたのかもしれません(私の勝手な想像ですが…)
キツリフネ(黄釣船) ツリフネソウ科
日影沢林道入口で多く見られました
ツリフネソウとの違いは 色はもちろんですが、
距が丸まっていなくてぶらんと下がっている所です
この花を初めて見たのは鎌倉・光則寺…
鎌倉へはしばらく行っていませんが、きっと咲いているはず…♪
( 撮影日:2019年9月22日 )
ヤマホトトギス(山杜鵑) ユリ科
昨年、何株も見ることができた斜面は土が流れたあとがあり、
数株しか見ることができませんでした
でも、見ることができただけでOK
良く似たヤマジノホトトギスとは、
花弁状の花被片が強く反り返ることで見分けることができます
ヤマハッカ(山薄荷) シソ科
上唇が4つに分かれている(ちょっと判別しにくいのですが)ことと、
線状の点模様があることからイヌヤマハッカと区別することができます
アキノタムラソウ(秋の田村草) シソ科
大きな口を開けて「がはは…」と笑っているような愛嬌のある花です
セキヤノアキチョウジ(?) シソ科
高尾山や日影沢では多くみられるということでセキヤノアキチョウジとしましたが、、、
2~3株しか生えておらず、小さい個体でしたので確信が持ず「?」をつけました(^^;
トキリマメ(吐切豆)→ノササゲ(野大角豆) マメ科
タンキリマメかトキリマメか…
アップ時、僅かに写っている葉が毛深くないことからトキリマメとしましたが、
流れ星さんからノササゲでは?というコメントをいただきました♪
葉の様子や花の形をもう一度良く見た結果、ノササゲに訂正をいたしました
流れ星さんに感謝です(*^^*)
ヤブマメ(藪豆) マメ科
近くの市民の森などでも普通に見られる花
個体によって、上唇の色が濃かったり薄かったり♪
ついついしゃがみこんで撮ってしまいます
フジカンゾウ(藤甘草) マメ科
時期が遅かったのかこの株しか見ることができませんでした
花は長さ8ミリほどで、やさしいピンク色をしています
ノブキ(野蕗) キク科
やや湿った林の下などに生える多年草で、
日影沢の遊歩道の両脇にこれでもか!というほど生えています
咲き初めからそう果までを順番にアップしましたが、
雌花はふちの花だけで、中心は両性花で実りません
そう果はこん棒状で腺毛があり、衣服などに粘りついて運ばれます
小さな頭花ですが、観察をしてみるとかなり面白く嵌まってしまいます
( 撮影日:2019年9月22日 )