今日は少し早起きをして、久しぶりの鎌倉へ。。
まずは駅から3分のところにある大巧寺、開花が気になっていた妙本寺のノウゼンカズラ、そして3週間ぶりの光則寺に行って来ました。
それぞれのお寺では、猛暑の中でも夏の花がそれぞれ咲いていて、しばし暑さを忘れ…(実はあまりの猛暑に暑さを忘れることはできませんでしたが、境内に吹く風にほっと一息)。
今日から数回に分けて、盛夏の鎌倉の花たちを見ていただきたいと思います。
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今日はそれぞれのお寺で咲いていた“ツユクサ(露草)”のいろいろを♪
大巧寺のナツフジの下で咲いていた「オオボウシバナ(大帽子花)」、花弁のフリルが可愛い花です。
ツユクサの園芸品種(突然変異種と言われているそうです)で、原産は中国だそうです。
和名の由来を調べたところ、ツユクサの別名に“帽子花”というのがあり、その帽子花よりも花が大きいところから“大”が付いたのだそうです。
普通のツユクサに比べ、草丈や葉・花がかなり大きいですし、染色の原料になっただけあり、花色は爽やかな青で、とても目立ちます。
「メガネツユクサ(眼鏡露草)」です。
左のは大巧寺の垣根の傍に鉢植えで置いてあったものです。
撮れる場所から少し離れていたのと、花が横向きだったので、はっきりとは確認ができなかったのですが、たぶん“メガネツユクサ”だと思います。
日があまり当たらないようなところに置いてあったので、花弁の色が右のよりも淡い印象ですが、優しげでいい感じです。
右のは妙本寺参道の民家の入り口に咲いていたものです。こちらは確実に「メガネツユクサ」でしょう♪
別名「複輪露草(ふくりんつゆくさ)」で、白い縁取りが特徴の園芸種です。
左は光則寺へ向かう途中の民家の入り口の花壇で咲いていたピンク色が入ったツユクサです。
2枚目の普通に見られるツユクサと比べると微妙な色の違いを確認することができると思います。
2枚目と3枚目は光則寺で咲いていたものです。
白のツユクサは、昨年光則寺の境内に仲間入りをしたのですが、ちゃんと白い花を咲かせてくれました。
「ツユクサ(露草)」
別名の「ボウシバナ(帽子花)」は、苞(ほう)の形によるものです。
古くは花の汁をこすりつけて布を染めたことからツキクサ(着草)とも呼ばれていたそうです。
( 2012年7月29日撮影 )
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