Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

タチイヌノフグリ(ピンク花)、ハナイバナ、ヤエムグラ

2012-04-30 17:15:13 | 花・風景

今日も身近な場所で撮った花たちをご紹介したいと思います。

Img_3649blog Img_3695trblog 「タチイヌノフグリ(立ち犬の陰嚢)」のピンク花です。

一般的な青色のは先日ご紹介をしたのですが、ピンク色のはたぶん初登場だと思います。

左のは昨日アップをしたノミノツヅリと同じ場所、砂利敷きの駐車場で、右のは住宅展示場の芝がはってある斜面で撮ったものです。

花の直径は2㎜程度ととっても小さいのですが、どこにでも生える逞しさはユーラシア、アフリカ原産の帰化植物だからでしょうか。

                                                        

Img_3684blog Img_3685blog 左右、同じタチイヌノフグリなのですが、撮影中葉の間に首をすくめて入っているような花が、ぴょこっと首を伸ばした瞬間を目撃。

撮影をした日は、結構気温が高く日差しも強かったので、暑くなって伸びたのでしょうか…

面白いことをするものだと、ちょっと笑ってしまいました。

                               

                                                        

                                                       

                                                       

Img_4071blog Img_3745trblog キュウリグサと花の色と形が似ているので間違えやすい「ハナイバナ(葉内花)」

ムラサキ科ハナイバナ属の1~2年草です。

“ヤマルリソウ”や“ワスレナグサ”“キュウリグサ”などが同じムラサキ科で、花の構造はそれぞれ個性はありますが良く似ています。

“葉内花”の名は、茎の上部の葉と葉の間に花をつけることによるそうですが、“は(葉)・ない(内)・はな(花)”とは良くつけたものだと感心してしまいました。

道ばたや畑、庭などにごく普通に見られると図鑑には書いてありましたが、キュウリグサほどはどこにでも…という感じではないように思いました。でも、キュウリグサの隣りに株があったりという場面もありましたので、意外にキュウリグサと思って見過ごしているのかもしれませんね。

花の直径は2~3㎜とキュウリグサと同じ大きさです。ガラス細工でできた王冠ようなものが中心にあり、とてもきれいです。

                                                        

Img_3758blog Img_3749blog 幼い頃、この草を摘んでセーターの胸につけて「ブローチ♪」なんて遊んだ記憶があるのではないでしょうか。

アカネ科ヤエムグラ属の「ヤエムグラ(八重葎)」です。

幾重にも折り重なって生えるのでこの名がついたそうです。

人里近くの藪や荒れ地に普通に生える1~2年草。

茎や葉に逆向きの棘が生えていて、これで他のものにひっかかるのだそうです。                                                       

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茎の先や葉の脇から花茎をのばし、小さな(2mmほどでしょうか)黄緑色の花をつけます。

一つの花に2つに分かれた果実(2分果)をつけ、直径2mmの果実の表面にはカギ状の毛があり、衣服などによくくっつきます。このカギ状の毛を画像拡大して見ると、どうしても春雨に見えてしまって…

( 2012年4月28日撮影 )

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フデリンドウ、ノミノツヅリ

2012-04-29 22:09:58 | 花・風景

連休初日の昨日は、近所をデジカメ散歩。

日本住宅公団(現在は都市再生機構)によって、農村地帯や山であったところを宅地開発された土地ですので、意外に思わぬところに思わぬ野草が生えていたりします。

少しずつその野草たちは姿を消しつつあるように感じるのですが、まだまだ探せばいろいろと楽しむことができます。

Img_3817blog Img_3823blog 「フデリンドウ(筆竜胆)」

実家の前の公園の斜面で、今回初めて見つけました。

もう30年近く子供たちを遊ばせたり、小さな花を楽しんだりしていた公園なのに、自生のフデリンドウがあることは全く知りませんでした。

今まで一度見てみたいと思っていただけに、あまりにも身近なところで出会えたことにびっくり。。

花が咲いていたのは3株、あと小さな株がひとつだけでしたので、このままだれにも採られることなく毎年咲いてくれるといいなぁと。。。

花の名前は、茎の先につく花の様子を筆に見立てたものだそうです。

普通のリンドウに比べ、花弁の切れ込みが深く、花の長さは2~2.5cmとかわいい姿です。

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公園内には「タチツボスミレ」や「ヘビイチゴ」の花も咲いています。花探しをしながら、うっかり踏んでしまわないように抜き足差し足です(笑)

                                                       

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砂利敷きの駐車場で咲いていた、花径5mmほどの小さな花「ノミノツヅリ(蚤の綴り)」 です。

葉をノミの綴り(粗末な衣)に見立てた名だそうです。

道ばたや荒れ地、畑などに多い草丈10~25cmの1~2年草です。

小さな花ながら、砂利の間からでも芽を出し花を咲かせる、逞しくて可憐な花です。

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駐車場のフェンスの内側には「ノボロギク」と「マツバウンラン」も咲いていました。

駐車場でうずくまり座り込んで撮影をするのは少し(実はかなり…)恥ずかしいのですが、小さな花との時間は楽しいものです。

( 2012年4月28日撮影 )

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ヒメウズ、キュウリグサ、カテンソウ

2012-04-27 23:44:19 | 鎌倉

お釈迦様の日(4/8)、光則寺でカイドウの花を夢中で撮った後、収玄寺に寄り、鎌倉市役所裏から海蔵寺、亀ヶ谷の切り通しを抜けて北鎌倉駅へ戻りました。

光則寺で撮った花たちはご紹介したのですが、あとの分をすっかり忘れていました。

今更…という感は否めませんが、、、海蔵寺の花御堂も素敵でしたので是非見ていただきたくてアップをすることにしました。

Img_3149blog 海蔵寺は鎌倉駅江ノ電側から歩いて約25分、扇ヶ谷の一番奥まったところにあります。

境内には鎌倉十井のひとつ、底脱ノ井(そこぬけのい)と十六ノ井(じゅうろくのい)のあることで知られています。

また、梅、福寿草、カイドウ、ユキヤナギ、シオン、ノウゼンカズラ、サルスベリ、萩、紅葉など、花のお寺としても人気があります。

                                                        

Img_3163blog海蔵寺の脇には小さな竹林があり、下にはオオイヌノフグリ、タンポポ、ヒメオドリコソウそしてヒメウズなどの小さな花がたくさん生えています。

ここも楽しみな場所のひとつで、境内にいる時間よりも、ここで小さな花と格闘をしている時間の方が長いことも…(笑)

                                           

                                           

                                           

                                                       

                                                       

                                                        

Img_3193blogImg_3192trblog いつも風との戦いで根負けをしてしまうヒメウズです。

今回もピントがちょっと甘いのですが、花から果実になり始めているのが撮れたので(右の画像です)、無理やり登場させました。

「ヒメウズ( 姫烏頭)」

キンポウゲ科オダマキ属で、山麓の草地や道ばた、石垣の隙間などに生える高さ10~30cmの多年草です。鎌倉ではいたるところに生えているのですが、小さいのと、花が目立たないので、見過ごされてしまいます。

花はわずかに紅色を帯び、直径4~5㎜と小さく、下向きに咲きます。下から花を覗き込むと、オダマキに似ていることに感動します。

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これもどこにでも生えている「キュウリグサ(胡瓜草)」です。

葉を揉むとキュウリのにおいがするということから付いた名だそうですが、1枚程度ではイマイチ確認できませんでした。

ムラサキ科キュウリグサ属で、15~30cmの2年草です。

花は直径2mmと極小ですが、淡青紫色の花の中心が黄色でとてもきれいで可愛い花です。

                                                        

                                                       

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一時この花に夢中になって、北鎌倉の踏切脇の群落で、花粉を飛ばす瞬間をひたすら待ち続けたことのある「カテンソウ(花点草)」です。

これはやはり群落になっている亀ヶ谷の切り通しで撮ったものです。

イラクサ科カテンソウ属、山野の木陰などに群生をする高さ10~30㎝の多年草です。

                                                       

雌雄同株で、雄花序は上部の葉の脇につき、雌花序には柄が無く葉の脇に固まってつくため目立ちません。

画像のは両方とも雄花序です。雄花の花被片は5個で、雄しべも5個あります。左の画像の丸まった状態の雄しべの中の花粉が成熟するとはじけて花粉を飛ばします。花粉を飛ばしたあとの状態(星型に見えます)が右の画像です。

ふわっと煙が立つように見える、雄しべが花粉を飛ばす瞬間は、面白い光景です。

( 2012年4月8日撮影  鎌倉・海蔵寺~亀ヶ谷切り通し )

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桜、さくら

2012-04-26 21:46:12 | 花・風景

今日は生憎の雨模様でしたが、ちょうど満開を迎えた八重桜が風に舞い、通路をピンク色に染めてくれました。

風が吹くたびに舞う花びら、これほどたくさんの花びらが舞う姿をみたのは、ここにきて初めて。

いつも道を掃き清めてくださる方も、今日はこの花の絨毯をそのままにしておいてくれたようです。

そんな心遣いと粋なはからいに感謝♪♪

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ツメクサ、ムシクサ、タチイヌノフグリ

2012-04-25 23:29:42 | 鎌倉

桜の咲いているお寺の境内、足元にも小さな小さな春が来ています。

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妙本寺、参道の石畳の脇の砂利の間から芽を出し、茎をのばし、小さな白い花を咲かせている「ツメクサ(爪草)」

細い葉が鳥の爪に似ていることからついた名だそうです。確かに左の画像の葉を見るとなるほど…と納得。

ナデシコ科ツメクサ属で、日本全土、庭や道ばたなどに多い高さ2~20cmの1~2年草です。

花は直径4mmと小さくて、葉の脇に1個ずつつきます。花弁は白色で5個あるのですが、肉眼ではそこまで確認するのは難しいです(私の場合、、、ですが)

                                                                         

Img_3555blog Img_3556blog 「ムシクサ(虫草)」

ゾウムシの仲間がしばしば子房に虫えいを作って、果実のようになるのでこの名があるそうです。

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の1年草です。オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、フラサバソウなどと同じ仲間です。

葉の脇にわずかに淡紅色を帯びた白色の小さな花をつけます。(画像の花は、ほとんど白色に見えますね)

花は直径2~3mmとほんとうに小さく、その中に1個の雌しべと2個の雄しべが収まっています。

                                                       

Img_3561blog 前出のムシクサと同じ仲間の「タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)」です。

ムシクサと一緒に生えていて、ほとんどムシクサと同じ大きさ(というより、同じ小ささという表現の方があっているかと…)です。

今まで撮ってきた個体に比べ、花の開き具合が大きいように感じましたので、登場させました。

                                           

                                           

                                                       

( 2012年4月15日撮影  鎌倉・妙本寺 )

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鎌倉・光則寺の花たち(4/15)

2012-04-24 22:01:13 | 鎌倉

一週間前はまだ蕾の方が多かったカイドウ(海棠)は、風に舞うほど咲き進んでいました。

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Img_3298blog Img_3311blog 昨年の台風によるダメージにも負けず、たくさんの花を咲かせてくれたカイドウの古木。

今はもう花びらを散らせてしまっているでしょうけれど、満開の姿をいまいちどお楽しみください。

                              

                              

                              

                                                       

                                                       

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「ヤマシャクヤク(山芍薬)」

ボタン科ボタン属、関東以西の本州、四国、九州の落葉広葉樹林下に生える多年草です。

白く清楚な花は触るとはらはらと崩れてしまいそうですが、触らなくても3~4日で散ってしまう儚げな花です。

高尾や奥多摩には自生したものが見られるそうですが、最近は環境の変化や採取などで見難くなってしまっているようです。

                                                       

Img_3319blog ヤマシャクヤクの手前に植えられた「オクナグサ(翁草)」

日本全国の日当たりの良い山野に生える多年草で、草丈は10~40㎝です。(ただ、高尾や奥多摩あたりでは環境の変化や採取などで、絶滅状態になってしまっているようです)

名の由来は、花後の白毛をつけた果実を、老人(翁)の白髭にたとえたものです。

                                           

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長い距(きょ)をもつ4弁の花の形を、船の碇(いかり)に見立てた名の「イカリソウ(碇草)」

メギ科イカリソウ属の多年草です。

ヤマシャクヤクの奥、参道から少し奥まったところで毎年花を咲かせます。

                                                        

Img_3365blogImg_3368blog 境内のいたるところで咲いているタチツボスミレ、土牢への石段脇に咲くのは、ひっそりと佇んでいるかのようです。

                              

                              

                               

                               

                                                        

                                                       

                                                        

Img_3237blog 真っ白なスミレ、品種名はわかりませんが、陽のいっぱい当たる境内で元気一杯です。

                                    

                                    

                                    

( 2012年4月15日撮影  鎌倉・光則寺 )                                            

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鎌倉・光則寺の花たち(4/8)

2012-04-23 23:44:33 | 鎌倉

お釈迦様の日が数年ぶりに日曜に重なった4月8日に行った鎌倉長谷の光則寺、アップが遅くなりましたが花御堂や海棠(かいどう)と境内に咲いていた花などをご紹介します。

Img_2960blog_3 Img_2885blog_3 Img_2963blog_3                                                

                   

                   

                   

                   

                  

                                                        

                    

Img_2899blog_2                                                          

境内に咲いている花を中心に使って作られた「花御堂(はなみどう)」です。

例年でしたら、満開のカイドウ(海棠)とのコラボレーションで一段と華やかなのですが、今年は1~2分咲き。

それでも、愛らしいピンクの蕾が花御堂と競演。綺麗でした♪

Img_2971blog 「カイドウ(海棠)」   

バラ科リンゴ属で、中国原産の落葉低木です。

光則寺のカイドウの木は樹齢180~200年と言われ、鎌倉で一番の長老です。

毎年たくさんの花を咲かせ、訪れる人々の目を楽しませています。

                                                        

Img_2941blog Img_2948blog コアジサイの蕾がもう出ていました♪

例年5月10日頃に花を見ることができましたが、今年はどうでしょう。

ヤマアジサイの季節の始まりを告げるコアジサイの開花が楽しみです。

                                           

                                           

                                                        

Img_3013blog Img_3016blog Img_3379blog                  

                  

                 

                 

                  

                  

                                                        

                                                       

                                                        

紅色の葉が鮮やかな「オオバベニガシワ(大葉紅柏)」、別名「オオバアマメガシワ(大葉赤芽柏)」です。

トウダイグサ科オオバベニガシワ属、中国原産の高さ2~3mになる落葉低木です。

雌雄同株で、4月ごろ新しい葉を出すとともに開花しますが、花弁はありません。
真ん中の画像が雄花で、古い枝に多数がかたまってつきます。雄しべは8本で円形状に並び、反り返っています。
右の画像が雌花です。長さ2~3センチの穂状花序につき、柱頭は3つに分かれ、赤い糸のように見えます。

Img_3028blog Img_3025blog オオバアカメガシワの足元に毎年生える「バイモ(貝母)」、別名「アミガサユリ(編笠百合)」です。

ユリ科バイモ属で、中国原産で日本へは薬用植物として入ってきたそうです。

別名のアミガサユリは、花を下から覗いた姿から付いたものだそうです。

                                           

                                                        

Img_3084blog 光則寺手前の民家の塀の隙間から生えているスミレです。

毎年ここに薄紫色の花を咲かせるので、春の楽しみのひとつです。

                                     

                                     

                                                       

( 2012年4月8日撮影  鎌倉・光則寺 )

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キランソウ、タチイヌノフグリ、ホトケノザ、ムラサキケマン

2012-04-22 22:25:21 | 舞岡公園

長々とお付き合いいただいた4月7日撮影の舞岡公園の花たちですが、今日で最後になりました。

最後は普通にどこででも見ることができる花たちですが、精一杯の姿を見ていただければうれしいです。

Img_2372blog Img_2603blog 「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」というちょっと怖い別名を持つ「キランソウ(金襴草)」です。

シソ科キランソウ属で道ばたや庭のすみ、山麓などに生える多年草です。

同じ仲間にジュウニヒトエ(十二単)があります。

                                           

                                                        

                                                        

Img_2370blog 全体に縮れた毛があり、茎が丸く、地を這って広がります。

葉は紫色を帯びることがあり、葉の脇に長さ1cm程度の濃い紫色の花を数個つけます。

花が淡紅色の“モモイロキランソウ”という品種があるそうですが、まだ見たことはないので、一度見てみたいと思っています。

                                                       

Img_2606blog Img_2617blog

Img_2692blog                  

                  

                  

                  

                  

                  

                                                       

                                                        

                                                        

画像で見るとオオイヌノフグリに見えますが、オオイヌノフグリと同じゴマノハグサ科クワガタソウ属の「タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)」です。

定規を持ち歩いているわけではないので大体ですが、花径は2.5㎜~5㎜程度のうっかりすると見過ごしてしまうほど小さな花です。

ユーラシア、アフリカ原産の2年草で、明治の中ごろに気付かれ、現在は各地に広がっているそうです。

茎は直立(たぶん、ここから名前の“立”が付いたのではないでしょうか)して、10~30㎝になり、上部の葉の脇に青色の花を1個つけます。

Img_2755blog Img_2694blog                  

                 

                 

                 

                                                        

                                                      

どなたもご存知、どこででも見ることのできる「ホトケノザ(仏の座)」です。

シソ科オドリコソウ属の2年草です。

別名の「サンガイグサ(三階草)」は、扇状円形の葉が段々につくことからだそうです。

                                                        

Img_2773blog 公園を出たところの、元は畑だったような空き地にホトケノザとペンペン草が一面に咲いていました。

2年前に栃木で、肥料として植えられていた畑の景色を懐かしく思い出しました。

Img_6744blog                   

                  

                  

(2010年4月3日  栃木県さくら市で撮影)

                                                       

Img_2708blog Img_2713blog 「ムラサキケマン(紫華蔓)」

ケシ科キケマン属で、やや湿ったところに生える2年草です。

鎌倉でも少し日当たりの悪いところで、今の時期見ることができます。

この紫色のが一般的ですが、裏高尾では花弁の先だけが紫で、残りが白くなった「シロヤブケマン」や全体が完全に白くなる「ユキヤブケマン」を見ることができます。                            

http://hamujiro.2.pro.tok2.com/g2009_08_index.htm

http://hamujiro.2.pro.tok2.com/g2010_06_index.htm

                                                        

( 2012年4月7日撮影  横浜・舞岡公園 )                                                        

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ウグイスカグラ、ヒサカキ

2012-04-20 22:26:27 | 舞岡公園

Img_2559blog Img_2527blog 「ウグイスカグラ(鶯神楽)」

スイカズラ科の落葉低木です。

鎌倉では円覚寺・龍隠庵や明月院などで見られますが、すこし山の方に入ると結構見つけることができます。

舞岡公園では、あちらこちらに♪

名の由来は、“鶯の鳴く頃に花を咲かせることから”だそうですが、確かに園内では鶯がよく鳴いていました。

                                                        

                                                         

Img_2551blog Img_2552blog

葉腋から細い柄を出し、先に1個花を、下向きにつけます(まれに2個のこともあるそうです)

花冠は細い漏斗形で先は5裂し平開、とても可愛らしい花です。

上2枚に比べ、左のは花弁の色が白っぽい印象です。

園芸種には白花があるそうですが、左のは建物の裏で日当たりが悪そうな場所に生えていましたので、そのせいかもしれません。

                                                        

                                                       

Img_2357blog 「ヒサカキ(柃)」 ツバキ科ヒサカキ属の常緑小高木です。

雌雄異株で、左の画像は雌株の雌花。

花は白っぽいクリーム色で花径は2.5~5mm、枝にびっしり下向きに付けます。

                                           

                                           

                                                        

                                                        

                                                                                                              

Img_2799blog Img_2364blog こちらは雄株の雄花、小さな花ですが良く見るとツバキの花の雰囲気を持っているような…(ツバキ科ですから当然かもしれませんが)

花弁の中には雄しべがたくさん並んでいます。

雌花に比べて、花の形が丸みを帯びているように感じましたが、咲き進むと雌花のように先が少し開くのでしょうか。

                                           

( 2012年4月7日撮影  横浜・舞岡公園 )

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キブシ

2012-04-19 23:02:56 | 舞岡公園

Img_2749blog Img_2599blog 春の山で普通に見ることのできる「キブシ(木五倍子)」です。

枝から下にぶら下がる穂状花序の姿から「キフジ(木藤)」の別名もあります。

雌雄異株で、右の画像は雌株の花、雌花は穂が短く、雄花は退化しているので確認できません。

                          

                                                        

                                                         

Img_2352blog Img_2543blog こちらは雄花、雄しべは8本、その中心に雌花があるように見えるのですが…はて??

淡黄色の花序の中にオレンジ色の葯(やく)、、色合いがとてもきれいです。

                        

                                           

                                           

( 2012年4月7日撮影  横浜・舞岡公園 )

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Img_2124blog Img_2121blog Img_2117blog                   

                  

                  

                  

                  

                  

                                                                                 

                                                       

                                                        

4/1に大船フラワーセンター、森の小道で撮った「キブシ」の赤花(園芸種)です。

木はそれほど大きくはありませんが、横に枝を伸ばしていて存在感があり、紅色の花弁がとても綺麗でした。

画像のは雄株…だと思います。生えている場所が道から少し入ったところでしたので、雌株は見つけられませんでした。

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