毎年この時期になると開花を楽しみにしている「ネジバナ(捩花)」。
鎌倉では浄妙寺の本堂前が知られていますが、意外に身近な場所でも見ることができます。
「ネジバナ」は、花序がねじれているところからついた名です。
また、別名は「モジズリ(捩摺)」。
捩摺は、捩れ模様に染めた絹織物の一種で、ねじれた花序をこれにたとえたものだそうです。
ラン科ネジバナ属ですので、よく見ると小さな花はちゃんとランの形をしています♪
らせん状についた花一つの大きさは4~8㎜、ほんとうに可愛い花です。
花色は微妙に違うものが同じ場所で生えていました。左の画像のに比べ右のは、ピンク色の部分が細く、花自体もスリムな印象です。
近くの公園で偶然見つけた白花です(よく見るとうっすらピンク色が入っているのですが…)
その公園ではアカツメクサのピンクの花に混じって、白花が咲いていましたので、白花が咲きやすい環境なのでしょうか。
( 2012年6月28日撮影 )