ウエマツソウ 【ホンゴウソウ科】【和名、植松草。 別名、トキヒサソウ】
徳島県絶滅危惧 1類。
環境庁絶滅危惧 2類。
「日本名」この植物を最初に土佐で発見した 時久、植松両氏を記念したもの。
県内では極めてまれに生育する植物。
本州の中部地方以西および新潟、四国、九州の林下の腐った葉などの間にはえる多年生植物。
雌花は径4~5mm、球状になり暗紫色である。
ホンゴウソウ 【ホンゴウソウ科】【和名、本郷草】
徳島県絶滅危惧 1類。
環境庁絶滅危惧 1B類。
日本名の本郷草は初めての産地、三重県楠村本郷で見出されたところからいう。
本州中部の樹蔭の枯葉の間に生える紫色で、葉のない多年生植物。
花は夏から秋にかけ開花し、小型で紫色の総状花序をなして茎に頂生する。高さは約5cm。
植松さんが発見された花、どちらも小さくて、色も枯れ葉と見分けが付きにくく、撮影大変だったことでしょうね。
この両者の花の名前もしかりです。
写真にしてもどれがどれか??
ウエマツソウとホンゴウソウ見分け付きませんよね!
カメラレンズで見てもどちらがどちらだか見分けることが出来ないくらい小さな花です。
ホンゴウソウの撮影中雨に会い、車と花とを何度も行ったり来たり、散々でした。
暗紫色のウエマツソウに比べ、ホンゴウソウの花の方が赤みを帯びています。
以前より数回お声を掛けて頂いてますが、未だに同行したことが無い未知の植物です。
こんなのが有ると言う地域に住んでいるのが、誇らしげに思います。
いつかは、もっと凄い発見をできるのでは・・!