Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

国技

2007-10-06 | 想い・雑感
先日の相撲九月場所で
観衆の一人の女性が土俵に上がろうとして制止されたニュースがあった
進行に影響があるためだろうが
女人禁制という伝統も大きく作用しているのだろう
そして「神聖なる土俵」との想いもあるのだろう

しかしその土俵を
親方が 力士が 
暴力で汚してしまった

命より大切な魂といいながら闇討ちに刀をけがす武士
大切なバットを感情にまかせて地面にたたきつける野球選手
のこぎりを丁寧に扱わない大工
事実関係を確認しないまま記事を書き紙面をけがす記者 
などなどに通底する滑稽さがある

また相撲取りは体型からしても
どっかりと腰を据えているものと思っていた
いわんや親方となれば精神的にもある程度鍛えられた人間しかなれない
と思っていた
どうも勘違いのようだ

力士死亡後3ヶ月もうっちゃって置いたにもかかわらず
文部科学大臣から一言言われたとたんの右往左往
これまた滑稽な風景だ

ひょっとしてこれら全部含めて
国技 と考えているのかもしれない