今日は亡き母の誕生日
私は命日よりも誕生日に線香をあげるほうがすきだ
母の元気な姿をイメージすることができ
私自身も元気をもらい 勇気づけられる
線香の煙
すうっと立ち上り
途中で乱れ
次第に薄く消えていく
そして香りだけが残る
立ち上り消えていった命も
その思い出という香りを
私のなかに残していてくれる
母は50歳くらいになった頃から
誕生日を迎えると
「ああ また一年命があったとおもい うれしくなる」
とつぶやいていた
自分の母親が若くして亡くなっており
自身がそれほど長生きできるとは思っておらず
生きているありがたさを感じていたのだろうか
そんなものかな
と思っていた私も
その気持ちがわかる年齢になってきた
今 庭の桜は満開
毎年桜を見ると
散る桜
残る桜も散る桜
という言葉を口にしたくなるが
年々その言葉の身に沁みる度合いが
増してくるのを感じる
私は命日よりも誕生日に線香をあげるほうがすきだ
母の元気な姿をイメージすることができ
私自身も元気をもらい 勇気づけられる
線香の煙
すうっと立ち上り
途中で乱れ
次第に薄く消えていく
そして香りだけが残る
立ち上り消えていった命も
その思い出という香りを
私のなかに残していてくれる
母は50歳くらいになった頃から
誕生日を迎えると
「ああ また一年命があったとおもい うれしくなる」
とつぶやいていた
自分の母親が若くして亡くなっており
自身がそれほど長生きできるとは思っておらず
生きているありがたさを感じていたのだろうか
そんなものかな
と思っていた私も
その気持ちがわかる年齢になってきた
今 庭の桜は満開
毎年桜を見ると
散る桜
残る桜も散る桜
という言葉を口にしたくなるが
年々その言葉の身に沁みる度合いが
増してくるのを感じる