現代人にとって
わからないことをそのまま信じるというのは
かなり困難なことかもしれない
それは私にしてもそう
だけど
わからないから偽である
と判断するのは
傲慢である
人智を持って理解できなかったことが
人智の進歩とともにわかることになってくる
それがこれまでの人類の歴史であろう
おそらく
漢方薬に関しても
まだ人智が追い付いていない
という可能性が高い
いわゆる現代の薬は
化学的に単一の物質が含まれているものが
ほとんどであるが
漢方薬というのは
含まれる成分が多く
何がどのように働き
また成分同士がどのように相互に影響するのか
現在の科学ではまだ理解できていないようである
事業仕分けで
漢方薬の保健適応が外されるわけがないと思っているが
事業仕分けはいわゆる三段論法の世界
漢方薬の奥深さを知るにはあまりにも単純な思考
その辺に危機感を感じつつ
気が向いたら漢方薬について
思うところを書いてみようと
漢方薬のカテゴリーを追加してみました