とけいのうた
に出てくるのは
私のイメージでは
小さな柱時計
初めて歌ったのは
幼稚園か小学校か定かではない
ほぼ一周ごとに
大人の針と子供の針が
こんにちは
さようなら
を繰り返す様を
家での行ってきますとただいま
学校か幼稚園でのおはようございますとさようなら
に重ねて歌っていたような気がする
そして親はずっと変わらずいてくれるし
自分はずっとその子供でいるものだ
と疑わなかったように思う
時計の針の重なりは
同じことの繰り返しではなく
その瞬間が
毎回一度きりの出来事だと気がついたのは
ずいぶん後になってからだ
親は旅立ち
子は親になり
いずれ去り逝く
気をつけて見れば
長針と短針も
世代交代しているのかもしれないし
どちらの針が親でどちらが子供かも
定かでなくなってくる
に出てくるのは
私のイメージでは
小さな柱時計
初めて歌ったのは
幼稚園か小学校か定かではない
ほぼ一周ごとに
大人の針と子供の針が
こんにちは
さようなら
を繰り返す様を
家での行ってきますとただいま
学校か幼稚園でのおはようございますとさようなら
に重ねて歌っていたような気がする
そして親はずっと変わらずいてくれるし
自分はずっとその子供でいるものだ
と疑わなかったように思う
時計の針の重なりは
同じことの繰り返しではなく
その瞬間が
毎回一度きりの出来事だと気がついたのは
ずいぶん後になってからだ
親は旅立ち
子は親になり
いずれ去り逝く
気をつけて見れば
長針と短針も
世代交代しているのかもしれないし
どちらの針が親でどちらが子供かも
定かでなくなってくる