世界で起きていることを知りたいと思ったとき
世界の様々なニュースソースから重要な情報を取り出して
日本語として発信してくれていることが多いので
私はずいぶん長いことそれに安住していたように思う
受験英語は得意だったので
研究のために留学した時もあまり困らなかった
学校英語は役に立たないと一面を語る人も多かったが
文法にのっとった文章を発信するためには
とても役に立った
留学から帰国後ずいぶん年月は流れ
英語ができるとはとても言えない状態となってしまった
それでもまあ旅行に行くぐらいはできるからよしとしていた
しかしコロナ感染症という世界規模の問題が起こり
その情報を集めようとしたとき
日本語の情報だけではすでにさまざまなフィルターがかかっており
一部の情報しか見ていないということがよくわかった
やはりせめて英語はある程度の単語力をもって理解できないといけない
と改めて反省している
Twitterでの一つのつぶやきに対して
真っ向勝負の議論がみられるのも
英語による発信の方が多いようで面白い
英語以外に欧州 ラテン系 中国系 中東系の言葉
などが理解できればさらに良いのかもしれないが
なかなか今更そこまでは手が回りそうにない
ただちょっと学んだドイツ語と近場の中国語くらいは覗いてみようかと思う
一方で日本人の思索の基礎は日本語
英語教育のことがやたらと話題になるが
教育の現場で日本語教育の手を緩めるようなことにならないように願う