Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

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ダンジーブログ

サリン裁判

2006-03-21 | 想い・雑感
 もう11年経ったんですね。地下鉄サリン事件。

 首都東京の地下鉄で、朝の通勤時間帯に多くの人が倒れた。

 テロか?という話しが出たときには、国外からの組織かなとぼんやり思ったが、国内組織オーム真理教が実行。

 実行犯の何人かにはすでに死刑判決がでているが、松本被告はまだ刑が確定していない。公判途中からの被告だんまりが続き、実質的裁判が行われていないような状態なのだろうか。

 現在は、訴訟遂行能力があるかないかでごたごたしているようだが、実行当時に心神耗弱などあり得ないだろう。行った罪に対し刑を確定していけばいいのではないかと素人としては感じる。

 公判を通じて事実関係を明らかにしていく努力は必要だが、あまり時間をかけるのも被害者には苦痛なのではないだろうか。

 サティアンへの捜査が入ったとき、天井裏のようなところへ身を隠していた被告。それは、作り上げた自分勝手な正義に向かい人を動かしていながら、実はそこに正義がないと認識していた被告の姿なのではないだろうか。偽物ながら宗教集団を動かしてきたなら、せめて胸を張って自己正当性を主張するくらいすればまだこちらも彼なりの義があったのかと勘違い出来るかもしれないが、こそこそと逃げ出すような態度は醜い。

 すべてを白日のもとに晒すことに執着し時間を使い過ぎることなく、明らかにされた罪に対して償いを求めていってほしい。

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