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Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

苦痛の軽減

2006-07-29 | 医療・病気・いのち
 痛みや吐き気、腹痛その他、多くのつらい症状がある。可能ならば病気自体を治してしまうのが医療の大切な目的の一つであろうが、症状を少しでも早く軽くしてあげるのも負けないくらい大切な目的だ。

 症状を軽減することが大切な任務であることを理解しているならば、緩和ケアにおいても苦痛の緩和にもっと積極的になれるのではないだろうか。

 たとえば、緩和ケアの場面で、疼痛のコントロールが必要なことは非常に多い。そのコントロールの多くは、知識と経験が有れば達成しうる、治療技術である。技術の向上を目指さないのは怠慢でしかない。せめて病気を治そうとする努力と同じくらいの情熱を症状緩和に注いで欲しいものだ。
 

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1 コメント

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Unknown (みわ)
2006-07-30 10:41:09
元気に退院できれば病院に入院したことも良かった。そう思える。でも、病院に長くいるのは重い人。外科では手術をしてある程度すると退院し、病室の中も次から次へと入れ替わっていく。 退院後、同室の人に会いに病院へ行きました。 とても周りに気を遣う人、自分からはあまり喋らない人だったけど。 “ 延命治療はしないって言ってたのに、殺してくれればいいのに!” はじめて聞く少し強い口調。

手術でお腹を開いたけど、手術も出来ないまま そのまま閉じたんだと前に言っていました。

その頃、県内にもこれからホスピスが出来る。 建設中の建物には緩和病棟が出来るんだ。そんな時でした。 もっと早く出来ていれば、そう思わずにはいられませんでした。
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