Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

家族に伝えたいけれど

2008-09-15 | 想い・雑感
医療は
患者本人と
医療者との間で
認識を共有しつつ
本人の意思決定に従って進められていく
というのが大前提になっている

本人にきちっと説明を行っていれば
家族への説明を本人が望まなければ
医療者は家族への説明をする義務はない
これは現実に司法でもそのように判断される判決が出ている

法的にはそうかもしれないが
本当にそれでいいのだろうか

前医から私が引き継ぎ
胃がんに対する化学療法を行っているCさん
動注療法なども組み合わせて行っているが
いよいよ厳しくなってきた

先日
「Cさんはいつも一人で来られるけど
現在の状態を一度ご家族にお話ししなくてよいですか?」
とおたずねしたが
「まあしなくていいでしょう」
とのお答え

そうは言ってもねぇ…

家に電話をかけて
家族にご本人とお話していただいた上で
来てもらうようにお伝えしてよいものかどうか
思案中である

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