台湾総統の一文がTIMEに掲載された
台湾が一致団結して
COVID19のアウトブレイクと対峙していることを示す
How My Country Prevented a Major Outbreak of COVID-19
というタイトルの文章
2003年のSARSから得た教訓を
きちっと分析し
新たな感染症に対する防御システムを
確実に組み上げてきたのだとわかる
損得で動くように見える日本の議員と違い
何をなすべきかを考え
なすべきことを確実に実行するためには
どうすればよいかを明確にし
必要な方策を決定してきていたのだとわかる
総統一人ではなく
国家の中枢にいる人たちが
明確な意思を持って動かなければ
なかなかこうはいかないだろうなぁ
と感心する
翻って安倍政権は何をしているのか
一貫性や論理性がいかにも脆弱に見える
台湾総統の文章を読むと
安倍政権のふがいなさがいろいろ浮かぶが
私がキーワードと感じたのは
transparent information
透明性のある情報
真実に基づいた隠し事のない正確な情報
という言葉である
安倍政権は不都合なことは隠すものだから
議論を進めるにも
肝心な土台となる情報がばらばら
そのような状態で正確な政策決定などできるわけがない
危機管理では決定的な問題である
今からでも正確な情報を正確に隠さず伝え
国政中枢の責務を果たしてもらい
ただ旅行する妻や
家でリラックスする動画
どう見ても感染対策になりそうにない小さな布マスク姿
などを見ていると
力が 抜ける