回診のときに
同僚が
「漢方薬が保険収載からはずされるそうですね。」
と話しかけてきた
私はそのニュース知らなかったのだが
もし事業仕分けでそういう話が出たとしても
絶対そうはならないと思う と
応えた
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昭和になって
漢方薬を保険に収載するように方向付け
医療の分野で廃れかけていた
漢方薬の使用の礎を作ったのは
四半世紀にわたり
日本医師会に君臨した
武見太郎氏のはずである
学生時代に 武見太郎の伝記のような本を読み
感心した記憶がある
その漢方薬
いわゆる西洋医薬で対応しづらい
原因がはっきりしないが体調が悪い
という状況下に
体質に合わせて処方することにより
体調を整えるなんて言う技を得意分野としている
西洋薬をいくつも出す代わりに
漢方薬一種類で体調がよくなるなんて言うこともある
現代の医療は
西洋薬と漢方薬をうまく組み合わせていくという方向に進んでいると思う
だからもし漢方薬を保険からはずすなんてことを提案しても
決して最終的には通らないと思ったのだ・・・
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などとブログに書きかけたところでお仕事をして
再びコンピューターに戻ると
漢方薬保険収載削除はがせ
とのお話
当然と思うと同時に
以前も感じたメディアのコピペ体質に深い憂慮を感じた
--->http://blog.goo.ne.jp/hanamegane_2006/s/%A5%B3%A5%D4%A5%DA
ブログ「週刊金曜日な日々」
--->http://blog.goo.ne.jp/habichan/e/815d66d280cdf77d3a12cb723c42bc5a