Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

それって俺?

2007-04-29 | 医療・病気・いのち
認知症の事がメディアでよく取り上げられるようになった

患者数が少なくないことに加え
意識するしないにかかわらず
自分でなくなる恐怖というものを
多くの人が感じているからであろう

認識力が落ちたり
性格が変わってしまった
自分というのは
果たして自分なのだろうか

多くの人は
それぞれの個人の感覚では
子供のころの自分と今の自分はつながっており
同じ自分と思っているわけだが
考えてみると
随分と感じ方や思考方法など多くの事が変わっているはずである

変化という言う意味では
認知症になっていくのも
同じ時の流れであるとすれば
恐るるに足らずということであろうが

変わってしまった自分を
自分が認識できず
周りの人間だけが
変わった自分を見ているという状況は
何とも恐ろしいような気がする

認知症になってしまうと
その自分が引き起こす様々のことが
自分の問題でなく
他人の問題になってしまうところも
切ない

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