「眠っているような顔でしょう?」
と奥様
「このまま教壇に立たれてもおかしくないような雰囲気ですね」
と私
広島で被爆したという高校の恩師
胃癌と肝臓癌を患われ
最近は肝臓癌の治療のため
繰り返し入院をされていた
気骨のある
凛とした方だったが
全く食事が入らないということで入院されてきたときには
鋭かった眼光が失せ
どこかぼんやりしてしまっていた
癌自体が全身状態を侵す様な状態ではないのだが
生命力が抜けていくような感じだった
癌治療の繰り返しに力尽きたという面はあるのだろうが
癌死 というよりは
天寿 という感じ
威厳のある
そして穏やかなお顔で
旅立たれた
多くの方は
苦しみの後も
その苦しみから解放された
穏やかな顔でお亡くなりになる
死ぬと穏やかな顔にたどり着けるというのは
心の慰めになるが
まだしばらくは
喜び 怒り 哀しみ 楽しみながら
いまある生を感じていたい
お迎えが来る日まで
と奥様
「このまま教壇に立たれてもおかしくないような雰囲気ですね」
と私
広島で被爆したという高校の恩師
胃癌と肝臓癌を患われ
最近は肝臓癌の治療のため
繰り返し入院をされていた
気骨のある
凛とした方だったが
全く食事が入らないということで入院されてきたときには
鋭かった眼光が失せ
どこかぼんやりしてしまっていた
癌自体が全身状態を侵す様な状態ではないのだが
生命力が抜けていくような感じだった
癌治療の繰り返しに力尽きたという面はあるのだろうが
癌死 というよりは
天寿 という感じ
威厳のある
そして穏やかなお顔で
旅立たれた
多くの方は
苦しみの後も
その苦しみから解放された
穏やかな顔でお亡くなりになる
死ぬと穏やかな顔にたどり着けるというのは
心の慰めになるが
まだしばらくは
喜び 怒り 哀しみ 楽しみながら
いまある生を感じていたい
お迎えが来る日まで
順番が近づいていることを
感じます
今度はW先生。
恩師の訃報が続きますね。
W先生の通夜葬儀には行けませんでしたが
K先生の通夜には行きました。
K先生も癌で亡くなられ、拝見したお棺の中のお顔は面代わりしていました。
K先生は、今年4月のS寺の落語会でお見かけしたのが最後でしたが、
痩せていたのが気になりました。
その際にお声をかけそこなったのが、今でも悔やまれます。
合掌。