桜並木

家の周囲は桜が多い
もともと花見で有名な場所で
各家も庭に１本の桜を植えるお約束となっている

今日は晴天である上に
桜も満開
少しの風では花びらもまだ散らない

桜並木をゆっくり歩くと
精気をいただけるのか
気分がゆったりとし　満たされてくる

普段は急ぎ足で通り過ぎる道沿いを
花を愛でながらゆっくりと歩く
ちっとも遠いと感じない

一歩一歩　
周囲の景色を
味わいながら
楽しみながら
今を　生きる

お線香の煙

今日は亡き母の誕生日
私は命日よりも誕生日に線香をあげるほうがすきだ
母の元気な姿をイメージすることができ
私自身も元気をもらい　勇気づけられる

線香の煙
　すうっと立ち上り
　　途中で乱れ
　　　次第に薄く消えていく
そして香りだけが残る

立ち上り消えていった命も
その思い出という香りを
私のなかに残していてくれる

母は５０歳くらいになった頃から
誕生日を迎えると

「ああ　また一年命があったとおもい　うれしくなる」

とつぶやいていた

自分の母親が若くして亡くなっており
自身がそれほど長生きできるとは思っておらず
生きているありがたさを感じていたのだろうか

そんなものかな
と思っていた私も
その気持ちがわかる年齢になってきた

今　庭の桜は満開

毎年桜を見ると

散る桜
残る桜も散る桜

という言葉を口にしたくなるが

年々その言葉の身に沁みる度合いが
増してくるのを感じる

看板娘

人を見かけで判断するな
という精神は大切ですが
人は態度や行動　顔つきといった
みかけで判断できる部分もかなりあります

私自身　見かけでだまされやすいタイプかもしれませんが
しばらく交流があれば
その人となりはかなりわかってくると思います

昔から看板娘といわれるようなお嬢さんは
見かけで勝負するならば美人であることが第一条件でしょうが
実際は必ずしも美人とは限りません
顔つき　表情　身のこなし　態度などが
客にとってすがすがしいということが
看板娘に求められる条件のような気がします

看板の場合は
眼を引き　伝えたいことがきちっと伝わる
ということが要件でしょう
看板に偽りが有るか無いかは
お店との取引の中でしだいと明かされることとなります

さて４月１日付けで始まった
後期高齢者医療制度
その内容は一切変わらず
看板だけが
後期高齢者医療制度　から　長寿医療制度　へとすげ替えられるらしいですね

名前が変わっても
長寿の方はなかなか自由に医療を受けるのが難しくなりますよ
これまでより医療負担が重くなる場合が多いですよ
年金から問答無用で保険料を天引きしますよ
長寿はめでたいだけではないですよ
高齢者の中でも後期なんですからあまり医療費を増やさないでくださいよ

などという法の根本精神は
なんら変わっていない

ならば長寿医療制度という名前は
なんだか長寿を目指した医療制度を思わせる点
偽り有る看板ということになりませんかね

休息

昨日は５２０Ｋｍ車を運転しました
休みをとりつつ運転しましたが
全行程の半分くらいで眠気が強くなりました

はやる心を抑えて
サービスエリアで２０分間の仮眠をとりました

その後は一気に眠気が取れ
短時間の休息を入れつつ
走りぬくことができました

仕事や人生においても
何かにせかされるような気持ちとなり
我慢を重ねてしまうことがありますが
思い切って休息をとることの重要性を
感じる出来事でした

また
目標までの距離の遠さばかりを考えるのではなく
車を走らせている今
生きている今
に集中することによって
目標へ確実に近づくことができるということも
感じる長距離運転でした

いまさら・・・という感想ではありますけどね

船旅

久しぶりにフェリーに乗船
船の中では
皆 ある程度自由に動くが
船外にまでは行くことはできない

時代という枠を越えて
行動することが
困難であるように

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