Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

陰・陽

2011-04-20 | 想い・雑感


丸い
ドーナツ状の座布団で
丸まって休む Tama

陰陽 を示しているようにも見える

さては
世の中の動きを見通し
悟ってしまったか?

信用したいのはやまやまですが・・・

2011-04-20 | 想い・雑感
信頼できない人や団体に
お金を託そうとは思わないのが普通

道端で募金を募る人や団体にしても
どうも胡散臭い場合も少なからずある
お金の行き先が示しているところときっと違うと思わせる

ところで税金である
公に集めていながら
何処にどういっているのか
よくわからないところは
実に胡散臭い

政府や霞ヶ関を信じたいと切に思うのだが
なかなか全幅の信頼を置く気にはならない

復興税なるものを検討しているようだが
それを消費税でなどというのは止めていただきたい
復興税なら他と分けた状態で管理し
完全に流れが透明でなければ
納める気になどなりゃしない

金が集まりゃ
よからぬ人間も集まる
そういう輩の食い物にならぬよう
何処にどう流れたのか
何に使われたのか
完璧にわかる仕組みでなければ
信用できない

友 急逝

2011-04-18 | 想い・雑感
「またな!」

一期一会という言葉は知ってはいるが

またその意味を思い知らされたことは何度もあるが

それでも当然再会できると思い
握手をして別れた君

例年君も笑顔でやってきていた集まりに
先週姿を見せなかった
メールしようかなと思った矢先
君の訃報を手にした

遺影を見つめ
線香をあげ
手を合わせ 
祈った

遺影の君はいつもの君だった
しかし棺の中の君の顔は
きれいに整えられてはいるが
頬が落ち 顎がとがっていた
きっと苦しみも強かったのだろう

おれの心は
まだ空をさまようばかり
君も名残多いだろう

でも今はただ
君に与えられたとわの休息が
安らかなれと祈るばかりだ

「またな!」

私には想定外

2011-04-17 | 想い・雑感


菜の花の季節になりました

天気に誘われ
近くの植物園に行きました
(「ちかくの」が「地殻の」に最初変換されたのが悲しい)

小高い丘沿いに整備された植物園には
種々の桜が
あるものは散り
あるものは今が盛りと咲いていました

普段の運動不足を
感じつつ

かなりの高低差を歩きました

眼下には
港を取り囲むように
住宅が見えます

それらがあっという間に消滅することを
どうしても想像してしまいました

本当に恐ろしいことです

10mだとあの辺りは駄目だ
20mだと全部流される
30m 想像もできない

専門家が想定外を繰り返すことを非難しつつも
私の乏しい想像力では想定 あるいは 想起することは難しい

春巻き No.2

2011-04-17 | 想い・雑感


ゆすらうめさんやビタースウィートさんのご指導をいただき
春巻きも随分上手に揚がるようになりました

左上は
冷凍たこ焼きを揚げたもの
これを出汁につけて食べるとうまいのです



牛蒡薄切りの素揚げ



レンコンの素揚げ

これらに
塩コショウすると
抜群のおつまみとなります

想定してよ

2011-04-16 | 想い・雑感
想定外
という言葉が繰り返されているので
今回の津波が異常な高さだったと
刷り込まれてしまっていたようだ

最近の調査で
今回の津波の高さが
38.9mに達していたとの記事を読むと
まず「明治三陸地震(1896年)の記録を初めて抜いた」

え?今更抜いたなどということが話題になるの?

引き続き
「明治三陸地震では、同県大船渡市の綾里(りょうり)地区の38・2メートルが最大記録。」

え?僅か0.7mの差?
過去の記録に比べ圧倒的に強烈な津波が押し寄せた
と思い込まされていた私の脳は一瞬唖然

ということは
明治三陸地震でも
強烈な津波が押し寄せていたことじゃないか

過去に学ぶなら
想定外という言い訳は想定外でしょう
想定しておけよ!



また新聞に
全国の原発の大まかな現状が出ていたが
全く思いもよらない想定外ではなく
諸般の事情で
意図的に想定しないという想定外
が多発しているようだ

原子の持つ
強烈なエネルギーを扱おうというのだから
少なくとも
過去に起こったこと以上を想定してもらいたいものだが
過去にすら学んでない(意図的に目をふさぐ)
という実情に
驚かされる

人に扱えるのは
せいぜい分子間 あるいは原子間の結合エネルギーの解放くらいで
核エネルギーを扱う資格などないのではなかろうか

喪失

2011-04-15 | 想い・雑感
 人は出会いを通じて、変わっていく。ある出会いが、自身の気が付いていなかったものを引き出すこともある。自分の中では出会いの前後で一貫して自分自身なのだが、かなり違う人間になっていることも少なくない。

 同様に別れも人を変える。自己の一部を形成していた人や物との別れは、一部とはいえ自分自身の喪失である。失うことにより打ちのめされ、悲しみ、胸が引き裂かれる状態になることもある。しかし別離の後は、それを失った自己と向き合い生きていくしかない。そして失うことにより新たに誕生したともいえる自己を、精一杯生きていくしかない。

 失ったものの大きさを改めて思い知らされながらも。

低侵襲

2011-04-15 | 想い・雑感
 開腹手術をすると、特に合併症がなくても術後数日間は白血球数が上昇する。そして順調であれば3日から5日くらいで正常値に戻る。発熱に関しても同様で、数日間は多少体温が上がっているのがふつうである。これは、手術という侵襲に対し、体(細胞)がだす種々の物質の影響であり、侵襲が大きいほどその反応も大きくなる傾向がある。

 これに対して、腹腔鏡下手術は低侵襲と言われているが、十数年前に腹腔鏡下手術を始めたころは、開腹手術と同様な術後の経過だったように思う。開腹手術と同じくらいのリンパ節郭性を目指しているのだから、思ったほど侵襲は減ってないのかもしれないと思っていた。

 ところが、腹腔鏡下手術が胃癌、結腸癌、直腸癌などに対する手術のかなりの割合を占めるようになるとともに、器具の進歩、術式の改善、手順の定型化などが進んできた。また、傷自体もかなり小さなものになってきた。手術終了時の出血は、計測できるほどにもならず、「少量」としか記載されないことも多い。

 こうなってくると、患者さんの体に対する侵襲は確実に減ってきたと考えられる。実際、術後の採血では、白血球数は正常のまま推移し、体温も平熱から微熱程度で終わることが多くなってきた。今や、確かに腹腔鏡下手術は低侵襲手術となってきた。

 また、以前腹腔鏡下手術は、患者さんには優しいが、術者には厳しい手術などと言われた。しかし、慣れもあるだろうが術者のストレスも随分減ってきて、外科医にとっても低侵襲となってきたように思う。

八重桜

2011-04-13 | 想い・雑感


先日すこし走っていたら
濃い桃色が目に入った
Uターンしてみると
小さな道の駅があり
敷地には満開の八重桜

写真機を手に
木々の間を歩く
人が多い

ソメイヨシノは散り始めており
少しの間は
八重桜が主役


と言いながら
私の写真は
バイクが主役…

ライトは浴びなくても

2011-04-11 | 想い・雑感


近所は桜が多く
例年この季節には夜桜見物の方が多く
提灯なども飾られ
ライトアップされた桜を愛でる

しかし今年は
自粛ムード
一切の提灯やライトアップは見られない

しかし
夕暮れ時になると
桜が
淡いピンクではなく
純白の花弁を付けているかのごとく見える

これは
ライトアップされた桜とは違う
美しさがある

診断

2011-04-09 | 想い・雑感
患者さんの症状などから
診断を探っていくときには
全体を見渡して
可能性の高い病態を最初に考慮し
必要な検査の有無を考えていく場合が多い
これを
【可能性重視手法】と呼ぶ

でも
ここで忘れてはならないのは
見逃すと
命に係わる疾患を除外しておくということだろう
これを時にわすれてしまう

たとえば
頭が痛いと訴えて来院した患者さんがいる場合
症状その他から
風邪症状の一部としての頭痛である
と考えた時でも
脳血管障害の可能性はまずない
と頭の片隅でも否定しておく必要がある

このもっとも重篤になる疾患をまず考えるやり方を
【予後重視手法】と呼ぶ

診断がなかなかつかないときは
【総花的手法】として
考えられる疾患を羅列して
一つ一つつぶしていくしかなくなるのだが
これは能率が悪いので最終手段

これらの手法の中で
原発事故の際に絶対に忘れてはならないのが
予後重視手法だろう
もっとも重大な事態をまず考えるということ
おそらく現場の方々は
そのように考えていると思うのだが
それが伝わってこないから
不安を感じる

散り始め

2011-04-09 | 想い・雑感
もう散り始めました
桜の花びら

寒い冬だったけど
やっと春だなぁ
と思ったらもうですか

人間界に何が起ころうと
時は流れ
季節は移ろう

あたりまえかもしれないけれど
やはりそこに
寂しさを感じます
ちょっぴり
焦りも感じます

のど元過ぎれば

2011-04-06 | 想い・雑感
「胃がない といことを 感じなくなった」
と言われると
よかったなぁと思う
手術を受けたことを忘れるくらい体調がよくなってくれるといいな
といつも思っている

でも
体に対する気遣いまで忘れてしまうのは
困ることがある

術後一生懸命体に注意を向けていた人でも
暴飲暴食になってしまったのでは
せっかく癌を克服したのに
自ら命を縮めるようなもの

胃癌に対する手術を行い
その数年後肝転移再発に対し肝切除を行い
無事5年が経過したMさん
数年ぶりに外来に紹介状を持ってこられた

体全体に脂肪がつき
皮膚は乾燥しやや荒れている
顔は赤ら顔で腫れぼったい
いかにも不健康な感じ

家庭医の先生も
このままではいかんということで
奥さんと相談し私の元へ

高血糖に高血圧
尿には糖もタンパクも出ている
早速糖尿病の専門医に相談し
入院手続きを取ることに

奥さん曰く
いくら言っても
一日中ビールを飲んでいる
何とかしてください

ご本人曰く
ちょっとしか飲んでいない

穏やかだったMさんが
少し言葉を荒げる

アルコール依存症に足を踏み入れかけている様子
連れてきていただいてよかった

それにしても
胃癌から肝転移を起こした場合
根治に至る例はとても少ないのだから
アルコールで命を落としたのでは
もったいない