ヒガンバナ科の球根植物で、この仲間には凡そ30種類の品種が有ると云われ
単に「水仙」と言えば、古来より日本で野生化している「日本水仙」を
指す事が多かったのですが、現在では他の品種や園芸品種もひっくるめて
スイセン属の総称として使われていて、「水仙」の開花期は早い品種のものでは
1月の頃から花が咲き、遅いものでは桜の花が咲く頃に成ると云われていますが
品種に依っては開花時期に幅が有って、爺やんちの庭先に植栽して在ります
「日本水仙」は、例年であれば1月中旬頃から花が咲き始めていますが
地球温暖化の影響を受けた為なのか、昨年の12月中旬頃から花が咲き始めて
現在では既に花が散ってしまいましたが、「水仙」の花姿は千差万別で
非常にバラエティーに富み、「水仙」の基本の花びら数は6枚ですが
それとは別に、「副花冠」と呼ばれる花びらが中心に有って
この副花冠は大きくラッパ状に伸びたり、盃状に広がったりして
多くの品種が有り、そして花色には黄色や白色、オレンジ色等が多い中で
ちょっと変わったものには、ピンクや緑色が有ると云われているものの
爺やはこの様な変わった花色の水仙を、まだ見た事が有りませんので
機会が有れば一度見たいと思っていますが、そんな「水仙」の仲間で
南ヨーロッパ原産と云われ、「水仙」の仲間では珍しい「ネギ」の
「アサツキ」の様な細い葉を付けた「糸葉水仙」が最近に成り
黄色の小さな花を数輪ながら咲かせていて、花に顔を近づけると
芳香が漂って来ますので、別名では「香水仙(かおりすいせん)」とも呼ばれ
花の大きさは、2~3㎝位で、一茎一花の他の「水仙」に比べると
小さくて可愛い花で黄水仙の仲間とも云われ、江戸時代の末期に観賞用として
日本へ渡来し、葉の長さは30~45cm位に成り花期は「ニホンスイセン」よりも
やや遅い春(3~4月頃)の季節で、葉の間から高さ30cm位の花茎を出して
茎頂に花柄の有る花を数個横向きに咲かせて、よい香りが辺りに漂っています
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