花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

今年も、「オウレン」を観に・・・

2014年03月07日 | 山野草の仲間

山野の針葉樹林下等に固まって自生する事が多い「オウレン」は
日本原産・キンポウゲ科の多年草で、日本では北海道から
本州、四国地方に分布していると云われ、根茎は古くから
胃腸薬等に利用されて、薬用植物としてよく知られています

この「オウレン」の自生地が、爺やの住んでいる近くに在る事が数年前に解り
その後は毎年の様に出かけていますが、今年も2月下旬に友人と一緒に
自生地を訪れましたが、訪れた時期が少し早かった様で
「オウレン」は土の中から茎を伸ばして、花を咲かせ始めている状態で
花の咲いている数は少なかったのですが、咲き始めの為
淡いピンク色をした綺麗な状態で見る事が出来ました

「オウレン」の花が咲くのは早春で、新しい葉を出す前に
地際から花茎を伸ばして、その先端に1~3輪の白い小花を咲かせますが
白い花弁の様に見えるのは萼で、本当の花は細い紐状のものだと云われ
花には雄しべと雌しべがある両性花と雄しべのみでタネを付ける能力の無い
雄花の2種類が有り、またこの時期に成りますと岐薬大の薬草園では
春の一般公開が開催されていて、「セリバオウレン」と「バイカオウレン」の2種類の
「オウレン」の花を同時に、薬草園内で気軽に見る事が出来ます

また「オウレン」は早春に花を咲かせて、夏の季節迄に葉を付けると
その後は枯れて地上から姿を消して、後は翌年の早春迄
地下で過ごす植物なので、「春の儚いもの」とか「春の短い命」と
云う意味で「セツブンソウ」や「ユキワリイチゲ」、「カタクリ」等と共に
「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」とも呼ばれています


・・・「オウレン」の記述に付きましては、一部「ヤサシイエンゲイ」様のHPから引用させて頂きました。・・・



              自生地や薬草園の一般公開を観に行った時の「オウレン」の画像を纏めて
            デジブックを作成しました。お目に留まり、ご高覧頂ければ嬉しいです。

                          ヽ(^o^)丿





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