「平和のシンボル」として、品種改良された桜が・・・

・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。（画像10枚）・・・


昨日の午後に用事を済ませて、車に乗って家へ帰る途中に
道路脇で、濃い紅紫色の花を咲かせている桜の様な木が
街路樹として植えられているのに気が付き、綺麗な花だったので
道路沿いに在った公園へ車を止めてから、その並木の所迄歩いて行くと
やはり桜の花で、「陽光桜（ヨウコウザクラ）」の名札が付けてありました

「陽光桜」はバラ科サクラ属の落葉小高木で、愛媛県の元教師だった方が
自分が送り出した教え子達が、戦場に散った事を悼む鎮魂の旅に出た
沖縄で「寒緋桜（カンヒザクラ）」と出会い、この桜が生まれる事に
つながったと云われ、「里桜」の「天城吉野（アマギヨシノ）」と
「寒緋桜」との交配を続けて、25年目にしてこの「陽光桜」が作り出され
開花の時期は「染井吉野」よりも少し早い、3月から4月であり
花は一重咲きで、「寒緋桜」の濃い紅紫色が残されており
花径は4～5cm程の大輪で、3、4輪の花が纏まって下向きに咲き
別名では「紅吉野（ベニヨシノ）」の名前が付けられていて
この桜を作り出した元教師の方は、「平和のシンボル」として
この桜を全国各地へと贈り続けられたと、名札に書かれていました