時季外れの花が・・・

時季外れの「ベニバナトキワマンサク」の花・・・その1

昨日、久しぶりに国営木曽三川公園の一つである「河川環境楽園」を訪れ
花が咲くのが少ない今の時期、なにか花が咲いていないかと思い園内を散策していたら
園内の木々には一部紅葉が始まり、冬支度をしている様であったが
「フジバカマ」と「ホトトギス」の花が、まだ群生して咲いていた
しかし既に花期の終わりを迎えていた様で、綺麗な花の様子では無かった

さらに花を求めて園内を散策していたら、池沿いの散策路脇で
ピンク色の花が十数輪咲いているのに気が付き、近づいて観てみたら
「ベニバナトキワマンサク」の木に花が咲いているのであった

園内には、この「ベニバナトキワマンサク」の木が数株植えられており
花が咲いていたのは、その中の1株だけであり
この種の花が咲くのは、春の季節なのに
どうして今の時期に、花が咲いているのか不思議に思えた

時季外れの「ベニバナトキワマンサク」の花・・・その2

「ベニバナトキワマンサク」は中国原産の常緑小高木で
「トキワマンサク」の変種にあたり、葉が赤紫になる「銅葉」と
緑色の「緑葉」があって、また美しい花色なので鑑賞価値も高い事から
庭木として植栽されたり、葉が密に茂り樹高も低く抑える事が出来るので
生垣としてもも利用されており、３月の中頃から５月にかけて花が咲き
花弁はリボン状の4枚で雄しべも4本あり、花弁はマンサク属の特徴をよく示している