花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

お猿さんの顔の様な種が・・・

2012年11月10日 | 季節の便り

爺やんちの庭の隅に生えて

柿の木に絡み付いている

「フウセンカズラ」は

北アメリカ南部原産

ムクロジ科のつる性一年草で

茎は細くて、枝分れしていて

塀や他の樹木等に、巻きひげを

絡みつけてはい登り、高さ3m程になる




花は7月頃、葉腋から出た

細長い花柄に、枝分れして付け

この花は白色の径5mm前後で、目だたないが

果実は、急に大きく成って

径3cm程で、3稜のある

緑色の風船形となってぶら下がる





この緑色の風船形が10月の中旬を過ぎた頃から

まだ白い花が幾つも咲いているのに

茶色へと徐々に色付き始め

「立冬」を過ぎた頃からは

茶色の風船形が多く見られる様になり

昨日、来年用の種子を取ろうと思い

茶色くなった風船形の袋を破ってみたら

袋の中の、3つ分かれた部屋には


一個づつ種子が入っていて、その種子には着生していたハート形の跡が残っていて

熟した種子は全体が黒く成り、ハート型の白い模様がくっきりと見え

とても可愛らしくて、猿の顔の様にも見えるのだが

果たして猿の顔の様に見えるのは、爺やだけなのだろうか?




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