果実が実ったら、咳止め用の蜂蜜漬けを作ろうと思っているものの
毎年花が咲いて果実は数個ながら付くのですが、収穫時期前には落ちてしまい
これ迄一度も「花梨の蜂蜜漬け」を、作る事が出来ない状態が続いていて
今年も4月上旬頃からチラホラと蕾の姿が見られ、数日後には紅桃色の花が咲き始めて
現在では小さな果実の姿が見られる様に成り、今年こそ果実が収獲出来る事を願っていますが
「花梨」は中国原産・バラ科カリン属の落葉樹で、日本へ伝わったのは1100年位前に
弘法大師が唐から苗を持ち帰ったのが最初だとも云われていて、名前の「かりん」が
「借りぬ」に通じる為に、借金をしないで済むという意味から日本の各地で庭木として
植えられる様になったとも云われ、4~5月頃に成ると新しく伸びた枝の先端に
直径3cm程の紅花色の花を咲かせ、その後秋の季節に成ると果実が実りますが
「花梨」の果実は硬くて渋いので、「リンゴ」や「ナシ」等の様に
生食する事は出来ませんが、「咳止め」に効く薬用効果が有ると云われ
食材として、「カリン酒」や「砂糖漬け」、「ジャム」等に利用され
また、熟した「花梨」からは、とても芳しい匂いが漂ってくるので
部屋や自動車等の中に置き、「アロマテラピー」として利用する事も
効果的だと云われていますので、今年沢山収穫出来れば試したいと思っています
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