果実が実ったら、咳止め用の蜂蜜漬け等を作ろうと思っているものの
毎年多くの花が咲いて果実は数個ながら付くのですが、収穫時期前には
全ての果実が落ちてしまい、これ迄一度も「花梨の蜂蜜漬け」を作る事が出来ず
今年は3下旬頃からチラホラと蕾の姿が見られ、昨日の午後に見ると
紅桃色の花が咲き始めていましたので、今年こそ果実を何とか
収獲出来る事を願っていますが、「花梨」は中国原産・バラ科カリン属の落葉樹で
日本へ伝わったのは1100年位前に、弘法大師が唐から苗を持ち帰ったのが
最初だとも云われていて、名前の「かりん」が「借りぬ」に通じる為に
借金をしないで済むという意味から日本の各地で庭木として植えられる様に
成ったとも云われ、4~5月頃に成ると新しく伸びた枝の先端に直径3cm程の
紅花色の花を咲かせて、秋の季節に成ると果実が実りますが
「花梨」の果実は硬くて渋いので、「リンゴ」や「ナシ」等の様に
生食する事は出来ませんが、「咳止め」に効く薬用効果が有ると云われて
食材として、「カリン酒」や「砂糖漬け」、「ジャム」等に利用され
また、熟した「花梨」からは、とても芳しい匂いが漂ってくるので
部屋や自動車等の中に置き、「アロマテラピー」として利用する事も
効果的だと云われていますので、今年もし収穫が出来れば試したいと思っていますので
何とか果実が例え1個でも収穫出来る迄、順調に育つ事を爺やは願っています
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