花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

ソバ発祥の地と云われる伊吹山麓へ

2010年10月01日 | 日々の出来事
今から約1,000年程前の頃、伊吹山麓に在った太平寺の修行僧が
唐の国からソバを持ち帰り、伊吹山の3~8合目付近でソバ畑を耕作し
最初の頃は、脱穀したソバの実をそのまま雑穀類に混ぜて煮たり
そば粉を練った「そばがき」の形態で食べていたが
その内に、石臼を使って粉にしてから練り上げ
細かく切って「麺(ソバ切り)」の状態にして
食べる様に成ったと云い伝えられている


江戸時代には、井伊家の大名も伊吹で穫れたソバを
「ソバ切り」にして召し上がり
大変美味であると、いたく気に入られて
伊吹のソバが江戸幕府への献上品として使用されたとの
記録も残っていると云われている


日本に於けるソバ発祥の地は、信州だと思っていたが
実は、滋賀県・伊吹山麓付近だという説もあって
ソバの栽培は、この地から木曽や甲斐、そして信濃地方に迄伝わり
気候風土の関係から、その後、東北、北海道地方迄伝えられ
現在では、日本のソバの主な産地となっている


この発祥の地のソバの花が、彼岸花と一緒に咲いている姿が見たくて
天候に恵まれた27日に訪れたが、昨年栽培されていた場所には無く
近くで畑仕事をされていたご婦人に聞いてみると
ソバは、休耕田を利用して栽培されているので
栽培場所が毎年変わるとのお話で、今年の栽培場所を教えて頂き
ようやく、念願のソバの白い花と彼岸花の赤い花を写す事が出来た

  


このソバ畑の様子を期間限定のデジブックで作成しましたので
お時間がございましたら、画面を大きくしてご覧下さい
        (10月28日削除予定)




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