「奥の細道」の結びの地としても知られ、桜が見頃を迎える頃には
平成15年から始まった、その昔には大垣城のお堀であった水門川を
川沿いに植えられた桜を眺めながら、和船に乗って川を下る
「水の都 ・おおがき舟下り」が開催され、その後葉桜と成る期間中には
天下分け目と云われています関ケ原合戦の際に、石田三成に仕えた
山田去歴の娘「おあむ」が、たらいに乗って落城する大垣城から
抜け出したと伝えられています、戦国秘話「おあむ物語」に基づいて
同じ平成15年から始められた、たらい舟に乗って水門川を下る
「水の都・おおがきたらい舟」が、今年は4月21日から5月6日迄の
土曜日と日曜日、そして祭日の運行日限定で、只今開催中であり
船頭さんが竿1本で巧みにたらい舟を操り、あたかも‘一寸法師’に成ったかの様な感じで
どんぶらこ~どんぶらこ~と、新緑色に染まった水門川を
水に強い岐阜県産の椹(さわら)材で造られた1.8m×1.5mの
楕円形のたらい舟に揺られながら、城の外堀であったと同時に
古くから桑名(三重県)へと向かう水運の要路で有り、その川湊が在った
船町川湊跡地迄の凡そ1.1kmを、約30分をかけてゆっくりと下るイベントで
今年は桜の開花が平年より10日程早かった為に、たらい舟下りの開催期間中は
桜の花が既に散り葉桜と成り、新緑の中をたらい舟がゆっくり下って行きました
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