花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

清楚で可憐な花が、今年は違う場所で・・・

2013年04月01日 | 山野草の仲間




「ナンバンギセル」は「ススキ」等の根に寄生し
自分単独では生きられない寄生植物なので
これだけを採取してきて鉢植えにしても
上手く育てる事が出来ないので
一昨年、「ナンバンキセル」を育てる為に
四国・香川県に住んでいる
爺やの友人から「ナンバンキセル」と
寄生主となる「八丈ススキ」を
一緒に送って貰い、「ナンバンキセル」の
種(微粉状)を「八丈ススキ」の根元に
散布して、初めて育てる事に挑戦したが
残念ながら、「ナンバンキセル」は
上手く育たず、姿を見る事は出来ず
その代わりに、珍しい「肥後スミレ」の花が
「八丈ススキ」の根元で数輪咲いた

昨年「ナンバンキセル」が育たなかったので
今年は、寄生主を替えて育てる事になり
昨年の秋に、「ナンバンキセル」の種と
新しい寄生主となる「カヤ」を送って貰い



寄生主の「カヤ」を大事に育てていたら
昨年は「八丈ススキ」の鉢で花が咲いた「肥後スミレ」の花が
今年は「八丈ススキ」の鉢では、全く咲かなかったが
今度は「カヤ」の鉢の方で、花が数輪咲き出してきたので
おそらく友人宅では、「八丈ススキ」や「カヤ」で「ナンバンキセル」を
育てている場所近くで「肥後スミレ」も育てられ、その種がこぼれて
「八丈ススキ」や「カヤ」と一緒に爺やんちへやって来て
発芽して育ち、今花が咲いているのではないかと思った






「肥後スミレ」は、日本では本州から
四国、九州地方の日当たりの良い
山地の草地や林内等に生えている
スミレ科の多年草で、高さは10cm位になり
4月から5月頃、芳香のある白い花を咲かせ
咽には紫色の筋が数本入っており
葉は5裂し、裂片には細かい切れ込みがあり
小葉はさらに細かく切れ込んでいて
野菜の人参に似た様な形をしている

普通のスミレとは、全く違う葉の形をした
珍しいスミレなので、今年は偶然にも
一人ばえで、花が咲いたものの
来年は咲かないかもしれないので
花が咲き終わった後に、種が出来たら
それを採取して、来年はもっと沢山
花を咲かせてみようと、只今計画中です




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