![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/04/2dc5e7d07619bd84a941a330fb1df079.jpg)
「ナンバンギセル」は「ススキ」等の根に寄生し
自分単独では生きられない寄生植物なので
これだけを採取してきて鉢植えにしても
上手く育てる事が出来ないので
一昨年、「ナンバンキセル」を育てる為に
四国・香川県に住んでいる
爺やの友人から「ナンバンキセル」と
寄生主となる「八丈ススキ」を
一緒に送って貰い、「ナンバンキセル」の
種(微粉状)を「八丈ススキ」の根元に
散布して、初めて育てる事に挑戦したが
残念ながら、「ナンバンキセル」は
上手く育たず、姿を見る事は出来ず
その代わりに、珍しい「肥後スミレ」の花が
「八丈ススキ」の根元で数輪咲いた
昨年「ナンバンキセル」が育たなかったので
今年は、寄生主を替えて育てる事になり
昨年の秋に、「ナンバンキセル」の種と
新しい寄生主となる「カヤ」を送って貰い
昨年は「八丈ススキ」の鉢で花が咲いた「肥後スミレ」の花が
今年は「八丈ススキ」の鉢では、全く咲かなかったが
今度は「カヤ」の鉢の方で、花が数輪咲き出してきたので
おそらく友人宅では、「八丈ススキ」や「カヤ」で「ナンバンキセル」を
育てている場所近くで「肥後スミレ」も育てられ、その種がこぼれて
「八丈ススキ」や「カヤ」と一緒に爺やんちへやって来て
発芽して育ち、今花が咲いているのではないかと思った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/7d/635acc46cd9b3a4b2acfffbad0134018.jpg)
「肥後スミレ」は、日本では本州から
四国、九州地方の日当たりの良い
山地の草地や林内等に生えている
スミレ科の多年草で、高さは10cm位になり
4月から5月頃、芳香のある白い花を咲かせ
咽には紫色の筋が数本入っており
葉は5裂し、裂片には細かい切れ込みがあり
小葉はさらに細かく切れ込んでいて
野菜の人参に似た様な形をしている
普通のスミレとは、全く違う葉の形をした
珍しいスミレなので、今年は偶然にも
一人ばえで、花が咲いたものの
来年は咲かないかもしれないので
花が咲き終わった後に、種が出来たら
それを採取して、来年はもっと沢山
花を咲かせてみようと、只今計画中です
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