花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

ようやく念願の白い花に・・・

2012年09月06日 | 季節の花

ようやく見つけた「ガガブタ」の白い花 1


数年前の8月頃に訪れた公園内の池の中で、白くてちょっぴりユニークな形をした花が
池を覆いつくす程、沢山咲いているのを偶然見つけ
翌年も花の咲く頃に見に行ったが、昨年は手術入院中の為行く事が出来ず
体力が回復してきた今年は、再びその水生植物の花を見たいと思い
7月下旬に様子を見に訪れたが、池の中には水生植物らしきものが全く無く
少し汚れた水が池にあるのみで、目的の水生植物はどうなってしまったのかと思い
公園内で草取りをしている人に聞いてみたが、分からないとの事だった

訪れた時は少し時期が早かったのかと思い、8月の中旬にも訪れてみたが
7月に訪れた時と同じ様に、目的の水生植物の姿は全く見られず
池の水は真夏の太陽に照らされ、よどんだ様で薄っすらと茶色くなっていた

それでも諦め切れずに、昨日の午後に再び訪れてみたら
やはり先月と同様に、池の中には水生植物の姿が全く見られず
今年はダメなのかと思い、もう1度池の中をよく探してみたら
少し離れた池の隅で、小さな白い花が数輪咲いているのを見つけ
もしやと思い近づいて良く見たら、爺やが見たかった「ガガブタ」の花で
3回目の訪問で今年はなんとか、数株の「ガガブタ」から咲く
数輪の花を見る事が出来たが、「ガガブタ」の株数が数年前に比べると
殆んどの「ガガブタ」が姿を消して、ほんの数株しか残っていないので
この減少の原因が水質汚濁であれば、来年も花を見る事が出来るのか心配だが
公園管理者に早急に水質改善して貰って、この花を来年も是非見たいと思っている

ようやく見つけた「ガガブタ」の白い花 2


日本の本州から四国、九州地方の低地の池沼や溜池等に自生している「ガガブタ」は
ミツガシワ科の多年生水草で、葉は水面に浮かび形は円心形または卵状円形で
基部は深く2裂し、表面は光沢があり葉柄は茎と同じ形で繋がり
根はひげ状で茎は細長く、初夏の頃から花序が葉柄の付け根に束になって付き
径2cm位の白い花を水面上に咲かせ、その花弁の周辺は深く5裂していて
裂片の内面は、細い毛が沢山生えている様に見え
この花は一日花なので、朝開いて午後には萎んでしまうので午前中が見頃で
和名の「ガガブタ」の語源は、漢字では「鏡蓋」と書いて「ガガブタ」と読み
葉の形が鏡の蓋に似ている所から、「カガミノフタ」が
年数が過ぎる中で、「ガガブタ」へと変わって行ったと云われている

ようやく見つけた「ガガブタ」の白い花 3



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