花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

あまりにも、可哀相な名前の・・・

2010年08月27日 | 季節の花
かはらふぢに 延ひおほとれる 屎葛 
        絶ゆることなく 宮仕へせむ

                            万葉集・高宮王
   ( 河原藤に絡み、まとい付いている屁糞葛の様に
                 私は何時までも、お仕えしましょう )



8月から9月にかけて道端、やぶ、草地等、日本の何処にでも
赤紫色の花を見る事が出来るへクソカズラは
アカネ科のつる性・多年草で、葉は狭卵形をしており
夏になると葉腋に筒状で外面は白く、内面は赤紫色の花を咲かせる


この屁糞葛が、散歩途中の道路脇の木に絡みつき
赤紫色した筒状の花を沢山付けていたが
爺やの鼻の調子が悪い所為なのか
独特の臭いは、幸いにも感じる事がなかった


名前の由来は、全体に悪臭があって、枝や葉を揉むと
一層悪臭が強くなる事から付けられたと云われ
別名は、花の色がお灸をすえた跡の様に見える事から
「ヤイトバナ(灸花)」と云われ、また悪臭が有って馬も食べないので
「馬食わず」とも云われている
そして、「サオトメバナ」と言う可愛い別名も付けられている




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( トランジションのタグは Photogoo を使って作成しました )
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