マイカーに乗って走っていると、大きな体の赤鬼が交差点の角等に立てられて
その体には、「ゆっくり走ろう」と書かれた大きなタスキを肩から掛け
時々目を光らせて、道を行く車や人等に交通安全を呼びかけている姿に気が付きましたが
この赤鬼は毎年2月3日の節分の日に、赤鬼に扮した厄男を乗せた神輿と
お福さんに扮した厄女を乗せた御所車が街中を練り歩いた後にお寺へと戻り
節分祭りがクライマックスに成ると、赤鬼が境内を埋め尽くした担ぎ手の中へと飛び込み
もみくちゃにされながら本堂につり込まれ、お祓いをして厄除けと開運を祈る
行事の「つり込み祭り」が、駅裏に在りますお寺にて毎年開催されていますので
その「つり込み祭り」を知らせる赤鬼で、お寺近くの街角等の3か所には
大きな赤鬼が各々1体づつ設置されて、この行事は戦後街が焼け野原と成っていた時に
当時のこのお寺のご住職が、地域住民の心を和ませたいとの思いから
開始されたものと云われ、この日に行われる福豆まきと併せて境内に入りきれない程の
多くの人達が押し寄せる行事迄に、現在では成っていると云われています
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