白色の3弁花を咲かせるオモダカはオモダカ科の水生植物で
平安時代に渡来したと云われている中国原産の多年草で
最近では水田の稲苗の間でも、その姿が見られ
農家の人々にとっては、厄介な雑草となっており
葉の間から花茎を真っ直ぐに伸ばし
上方に複総状円錐花序を作り、1日花を咲かせている
花は雌雄同株で、花の中心が丸い球になっているのが雌花で
花の中心に黄色い雄しべがあるのが雄花と云われており
特徴のある葉は、花と共に図案化されて
衣服の模様や家紋にも使われている
名前の由来は、矢じり型した葉の形が人の顔に似て
葉を高く伸ばしている様子から、「面高」になったとも云われている
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