花は直ぐに終わり、やがて葉のみと成って枯れてしまい
翌年の春迄地上から姿を消して、球根の状態で休眠するので
「春の儚い植物」と云った意味を持ち、「春の妖精」と云われている
代表的な植物に、ユリ科カタクリ属の多年草である「カタクリ」が有って
爺やは3月中旬頃から、この「カタクリ」の花の咲き具合が気に成っていたら
爺やのカメラのお師匠さんから電話を頂いて、見頃に成っていると聞き
晴れの天候に恵まれた翌日に、「カタクリ」の自生地を訪れると
多くの観光客やカメラマンが訪れ賑わっていて、「カタクリ」の花も
綺麗な状態で沢山咲いていましたので、この花の蜜を求めてチョウ目
アゲハチョウ科の蝶の仲間で、春に姿を現す「ギフチョウ」の姿を
探しましたが、残念ながら訪れた時には見る事が出来ませんでした
「カタクリ」は8年間程土の中で生長を続け、その間は花を咲かせない
片葉の状態が続き、8年後の3月頃ににやっと2枚の葉を出して
4月頃に成ると茎の先に、1輪づつ下向きに淡い紅紫色の花を咲かせ
花被片は6枚から成り、花被片は後ろ側へ向かって強く反り返りますが
反り返るのは日中の陽射しが有る時だけで、陽が沈む夕方には傘の様に閉じてしまい
そして花被片のつけ根の内側部分には、W字形をした濃い紫色の斑が入っており
そして地中深くに出来る球根には、良質の「デンプン」が含まれていますので
昔は粉に精製して「片栗粉」が作られていましたが、現在では「ジャガイモ」や
「サツマイモ」から精製された「片栗粉」が多く成っていると云われています
「カタクリ」の自生地を訪れた時の様子を、デジブックに纏めました。
お目に留まり、ご高覧頂ければ嬉しいです。
ヽ(^o^)丿
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