白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける
百人一首・文屋朝康
「草の上に光っている露の玉に、風がしきりに吹き付ける秋の野原の様子は
その露が散り乱れて吹き飛んで、まるで紐に通していない
真珠が散らばっているようだなぁ」と云う意味だと云われています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/eb/09e18adff31e7041811120d4270cc6d3.gif?random=b87320512b04db126ce325d033d437c6)
爺やの住んでいる地方の
昨日の天候は、寒気の影響で
大気が不安定である為に
お昼前から空が急に暗くなり
雷が鳴り、急に激しい雨が降ったり
太陽が顔を出していても
雨が降ったりする事が有って
荒れた天候となりましたが
朝の内は、晴れていたので
早起きをして家の近くを
散歩していたら、穂が出始めた
稲に付いた朝露が朝日に照らされ
その稲が風に吹かれてユラユラと
揺れて、光り輝いている様子は
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像9枚)・・・
川の淵の草の間を飛び回っている「ほたる」の様に見えて
Webで検索してみると、この光景を既に「露ほたる」と呼んでいる人もいました
日中はまだ暑さの残る9月ですが、朝夕はめっきり涼しくなって
肌寒さを感じ始める時期でもあり、露は大気が冷やされて
大気中の水蒸気が地面や植物の表面に凝結して出来た水滴の事で
風が弱くて晴れた夜程大気の冷却が大きくて、露が出来易く成り
二十四節気のひとつであります「白露」も、既に5日程前に過ぎて
今の時期は草花に朝露が宿り易く、秋の気配をひとしお感じる頃と成っています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます