![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/21/1662592f7940cf5f062795acdf1607a9.gif)
シソ科の多年草である
「シモバシラ」は、冬になって
地上部が枯れた後も
地中の根は毎日24時間
活動し続けていて
この活動自体は
他の多年草と同じですが
「シモバシラ」の場合は
地上部が枯れてからも
枯れる前と同じ様に
地中の水を吸い上げて
茎の上の方まで
送り続けているので
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像3枚)・・・
周辺に雪が積もってなく、強い風が吹いていない時等の条件が揃った時に
茎に吸い上げられた水分が、茎の小さな割れ目からはみ出し
外気に触れて「氷」になり、それが横方向に少しずつ「押し出されて」広がり
茎に「氷の花」が咲いている様に、見える事で知られていて
この事から「シモバシラ」の名前が付けられたとも云われていますが
9月頃から咲き始める「シモバシラ」の花は、関心が低くて余り知られていませんが
9月初めに訪れた河川環境楽園の園内で、この「シモバシラ」の白い花が
散策路脇の半日陰となる樹木の下で、ひっそりと咲き始めていました
日本固有種である「シモバシラ」は、関東地方以南の本州から九州地方に分布し
低山の森林内等に生えていて、9月頃になると葉腋から総状花序を出して
白色の小さな花をほぼ真横に向けて咲かせ、花冠は二唇形をした釣り鐘状で
上唇は2裂し下唇は3裂していて、長い雄しべは4本で花の外に突き出ています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます